外遊び屋です。
「おすすめ」という言葉は非常に難しい言葉です。
実際に自分的にはおすすめでも、他人にとってはスタイルに合わないという事が多々あります。
その難しいおすすめに今回挑んでみたいと思います。その主役が「焚火台」です。
2020年代のキャンプブームで注目される要素の一つが「焚火」だと思います。
現在キャンプ場で直火で焚火できる場所は限られており、焚火台は必須アイテムになりつつあります。
ただ焚火台も星の数ほどあり、最初の一つに絞り込むのは難しいです。
その初めての焚火台におすすめしたくなる焚火台を紹介!
今回はファミリーとソロの二つのスタイルに分けて、さらに細分化したジャンルで紹介していきたいと思います!
あくまで外遊び屋が個人的感想と使用感、また調べた上でのおすすめですので、絶対的な物ではないです(^^;

1.ファミリーキャンプのおすすめ焚火台!王道編!

キャンプの最初のは王道編から!
キャンプに行くとやっぱりバーベキューしたい!その後でまったりと焚火に移行して夜を楽しみたい!という方に!
バーベキューからの焚火は非常にスムーズに行きますが、注意点が1つ。
火床から網がそれほど離れていない事です。あまり距離があると熱が伝わりにくく焼くのに時間がかかります。
なので、火床から焼網まで距離がある深い焚火台はバーベキューには向かないかなと思います。
またファミリーで3~4人いる場合焚火台のサイズも30cm以上あった方が、同時に2つのクッカーを料理したり、
バーベキューの肉をたくさん焼いたりするのに便利です。
これから勘案して王道と考えているのが

スノーピークの焚火台Lです。
使用サイズは45.5×45.5×31.5cmと結構大きめです。

炭床を使う事でバーベキューにも使いやすい焚火台になります。
ただ炭床は買わなくても
スノーピーク焚火台ロストル
通常の網でも代用できます。100均の物は破損して抜けることがあるのでホームセンターでしっかりした物の方がよいでしょう。
スノーピーク焚火台
バーベキューが終わったら炭床を外せばそのまま焚火へとスムーズに移行できます。
ただスノーピークの焚火台は「重い」と不評の事があり、確かにLで約5.5kgと超ヘビー級です。
しかしその自重のお陰で、安定しており
スノピの焚火台の大きさ
大きな薪を入れてもグラつかない強さになっています。
好みによりますが、重い=悪いというわけではないですよ(^^
またスノーピークの焚火台には他にもSサイズやMサイズがあります。

大きさも35 x 35 x 24.8 cmとそれなりの大きさがあります。
外遊び屋的にはLが使いやすいですが、重さや積載の問題もあるのでそこを勘案して選ぶのも楽しいですよ。

また同じく王道で行くならユニフレームのファイアグリルです。

お値段も7,500円と比較的お求めやすいところです。またサイズも43 x 43 x 33 cmと大きめです。
外遊び屋はファイアグリルのソロキャンプ用の物を使用していますが
ファイアグリルsol
熱源と網が近いのでバーベキューには持って来いの焚火台です。
また思い入れのあるコアファンが多いのも、このファイアグリル!10年以上使っている方も相当数いらっしゃいます。
しかも全員が「それでも熱変形無し」と口をそろえる逸品!
スノーピークの焚火台と焚火台の王道の双璧と言っても良いかと思います。
ただバーベキューから焚火に移行した後、調理で使用とする、薪の太さで網が置けない事があります。
ファイグリルsoloの詳しいレビューは「2020年6月発売!ユニフレームのファイアグリルsoloを購入徹底レビュー!」をご覧ください。
網を付けると薪が入れづらい
焚火と網で調理しようとすると焚火台と網の間に入る薪を作らなければいけないのでちょっと手間がかかることがあります。
なので焚火料理にはトライポットなどがあると便利ですね。

外遊び屋もポロポロと使っています。雰囲気も好きなので(^^
トライポット

ここまで王道2つですがお値段が17,000円と7,500円と比較的お高め。
もう少し金額を下げ5,000円程度を探すなら

キャプテンスタッグのファイアグリルです。これは知人が使っているのを見ただけですが
大きさも41 x 47.5 x 30 cmとファミリーには十分な大きさです。
加えてヘキサ型なので、どの方向からもアプローチしやすく使いやすそうだなと思いました。
お値段はAmazon価格で4,900円ほど。熱変形の可能性はありますが、変形しても使えるタフさもあります。
バーベキューからの焚火もスムーズに移行できるのも良いところですね。

以上まだまだはありますが、とりあえずファミリーキャンプの焚火台としては王道で、使いやすいなと思った物です。
余談ですが、焚火で肉を焼くと煤がついて真っ黒になりますので、焚火の場合は鉄板を使うか熾火になるまで待つ必要があります。
ご注意ください。

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2.ファミリーキャンプのおすすめ焚火台!個性派編!

王道ではないけども非常に魅了的な焚火台です。
バーベキューはやりづらいけど、家族分のキャンプ飯を作るのに十分なスペースを有し、調理しやすい。
またそれ以外にも魅力が多い焚火台です。
外遊び屋的に面白くておすすめしたくなるのは

テンマクデザインのとん火です。こちらは人気のカマド型!炭火でバーベキューというのは難しい構造ですが、
なぜかトルネードの空気流を作り、燃焼効率が非常にいいんです!
大きさも42×40.5×54cmと大きく安定しているので調理がしやすい!
とん火で料理
クッカー2つが楽に並ぶので複数の調理が一気に作れるのも魅力ですし、火力も高いので火元から離れていても調理できます。
また五徳がしっかりしているので、ガシガシ鍋の中をかきまわしてもびくともしません(^^
とん火
上の風防が外側に倒れるので、四方を囲んでみんなで焚火に当たることもできますし、
冬場は正面に輻射熱が集まり暖炉の様に温かくなります。かなり温かいので秋キャンプまで考えている方にも良いかと思います。
ちょっとロストルが熱変形しますけどね(^^;
すでに商品ページに注意書きとして書かれています(^^;
他にも調理しやすいカマド型の焚火台と言えば

ユニフレームの薪グリルです。大きさが41 x 30 x 35 cmでこちらもクッカー2つが十分並びます。
完全なカマド型で調理に特化しながら、冬場は正面に熱を放つ暖炉としても存在感を発揮してくれます。
外遊び屋もとん火かこの薪グリルで悩みましたが、とん火は沖縄の有名なシーカヤッカーが自作していたという歴史もあり
とん火を選びました。でも未だにちょっと気になる焚火台です(^^

また機能美ではなく純粋に焚火を鑑賞用としても楽しみたいという方には

コールマンのファイアディスク!五徳が無いのでトライポットなどがあった方が便利そうですが、
シンプルな分だけ組立が非常に単純な上に、燃焼効率も悪くないです。
大きさも直径45cm×23cmとしっかりした大きさがあります。お皿の様ですが燃焼効率がよく壊れにくそうな焚火台です。
何より直火に近いビジュアルが楽しめる焚火台!箱に収まらない剥き出しの火はかなり美しいですよ(^^

もう一つ外遊び屋が心底欲しいなぁと思っている焚火台が

ユニフレームの焚火ベースです。

なんとトライポット要らずで上からクッカーが吊るせます。しかも

バーベキューも簡単にできる構造!使用サイズが50×81×79cmとちょっと大きいです。
これはホントに魅力的なのですが、お値段が20,000円程度と手が出にくい価格。
2021年にはこのソロ用のサイズが出るそうなので、それはぜひ欲しいところです。15,000円ほどですけどね(^^;

以上ファミリー用焚火台おススメ7選でした。続いてはソロ用焚火台です。

3.ソロキャンプのおすすめ焚火台!薪が入りやすい編!

最初のソロキャンプのおすすめ焚火台は薪の選定が楽な物からです。
コンパクトを求めるソロキャンプで焚火台もコンパクトが魅力的!ただサイズが小さくなるとそれに合う薪を選ぶのも大変!
ということで、薪をほとんど選ばなくてもよい焚火台から紹介です。
一人でキャンプに行くというと2010年代にはちょっと周りから心配される事がありました。
それから「ソロキャンプ」というジャンルが確立されて、市民権を得たのはありがたい話です。
その功績にはキャンプ芸人のヒロシさんの力は大きかったと思います。
そのヒロシさんも使っている焚火台がピコグリル398です。

外遊び屋も愛用しております。
ピコグリル
A4サイズで薄っぺらくなるので携行に便利!さらに解放された焚火台なので薪選びも楽でキャンプ場の物がそのまま使えます。
燃焼効率もかなりいいのでオールラウンドに使える焚火台として非常に魅力です。
サイズも38.5×26×24.5cmとファミリーでも使える大きさの焚火台です。
竹の炊飯
竹でご飯を炊くのも火力、燃焼スペースともに問題なく
海鮮定食
満足のいく炊き具合となりました。ピコグリルの購入で迷っている方には自信をもっておすすめできるアイテムです。
ピコグリルを使いたい!薪の使い方で五徳要らず!実践編!

またピコグリルと購入を迷っていたのが

DODの秘密のグリルちゃんです。

このポケットに入る大きさが魅力ですし、またメッシュの焚火台なので燃焼効率、火力も期待できます。
使用サイズも34 x 30 x 18 cmとそこそこ大きめです。サイズの割には薪が自由に置けるので使いやすそうです。
これはホント迷っていたな~。
ちなみに後日友人が購入して使っています。実際に使いやすそうでちょっと羨ましいです(^^

4.ソロキャンプのおすすめ焚火台!コンパクト編!

ソロキャンプでは荷物を小さくしたい!という方も多いです。
そんな時に便利なのが手のひらに乗るサイズの焚火台!収納もコンパクトで軽量な物が多いです。
このサイズの焚火台は燃焼の為の薪が入りづらく、
小さい薪を探したり、作ったりしなければいけない事は念頭に置いておいてください。
その中で調理しやすいなと思っているのが

笑’sのB-6君です。
笑’sB-6君
外遊び屋は燗グリルと共に購入して野燗炉としても使用しています。

収納はB-6君という名前の通りB-6サイズ12.8×18.2×1.8cmと非常にコンパクト!
焼く面積も12.8×18.2cmなので大きさの割に広めに使用できます。
丸干しとおでん
おでんを温めながら、半分で炭火焼きをするなど遊び心も満載です。
焚火台として使うにも
B-6君
サイドが開くので薪の補給が結構楽で、意外と使える薪の幅も広いです。
この形にするともうカマド型に近いですね(^^
ハード使いしても、びくともしないタフさもあるので、ツーリングで調理もしっかりしたいときには一押しです。

またコンパクトになるという点で、外遊び屋に大きな影響を与えたのが

ユニフレームのネイチャーストーブです。2台目に買った焚火台。
非常に思い入れも強く、一時期のメインの焚火台でした。この焚火台があまりに優秀なので

ユニフレームのネイチャーストーブラージの実力を詳しく解説!!
ラージの方も買ってしまいました(^^
ネイチャーストーブはコンパクトで収納はCDサイズになります。
使用するのも
コーヒータイム
テーブルの上に乗るなど、使いやすいです。最近ではカヤックツーリングで活躍してくれています。
また最大の特徴は下面がメッシュになっており、四角い箱型構造で煙突効果を持ち燃焼効率が非常に高いです。
薪を入れるのは結構忙しいですが
焚き火
火力が強いのでハンガーに吊り下げてクッカーを使えば薪の融通が利くようになるも魅力的です。
かなり使い込んでいますが、まだまだ使えるタフさを持っています。さすがユニフレームといった印象です。

そして最後は「おすすめ」と言えるほど使い込んでいないのですが、ちょっと気に入っている焚火台。

コニファーコーンのパイロマスター2!
まだ買ったばかりで数回しか使っていないので、紹介したいだけです。
ただそれには理由があります。
パイロマスター2
二次燃焼を起こしながら
コニファーコーンのパイロマスター2
コンパクトになる焚火台!
コニファーコーンのパイロマスター2
五徳を調整することで
コニファーコーンのパイロマスター2
ちいさいクッカーも乗せやすいのはかなり魅力的じゃないですか?(^^
今年のお気に入りの一つです。燃焼効率も決して悪くない上に、薪も選びにくいので重宝しそうです。
ただ値段が1万円程度なので購入には勇気が必要でした(^^;

以上ソロ用焚火台5台を紹介してきました。

5.最後に 

2021年おススメ焚火台をファミリーで7台、ソロ用焚火台5台を紹介しました。
実際に使っている物をメインで、後は欲しい物です。
ただどれも優秀な焚火台ですし、今回挙げなかった物にも逸品と言われる焚火台が多々あります。
あくまで外遊び屋が触った、詳しく見た範囲でのおすすめなので、選ぶ際の入り口くらいで読んでいただければ幸いです。
外遊び屋が使う物にもまだまだ優秀な物がいっぱいありますので。
他の焚火台等については以下の記事をご覧ください。

ちなみにですが、「そんなに焚火台持ってどうするの?w」と言っていた友人も数人いますが、
現在全員複数台所持しています(^^
その日の気分によって靴を選ぶ感覚と、その日使う焚火台を選ぶ感覚は外遊び屋的に同じイメージですね(^^
楽しみ方が違う物だと認識しています。

 

 

 

 

 



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