外遊び屋です。
「暑い!」
今一番多くしゃべっている単語ではないでしょうか。
「暑い!」
これは事実であり、その事実の伝達である。
とはいえ暑いし何もしない!っていうのは勿体ない。
キャンプ行きたいじゃないですか!
ただ焚火は暑すぎてできないよって言われる方もおられます。
半分同意!
これまでに幾度か今年の夏場の焚火レポートを上げています。
「キャンパーが陥る心の矛盾!【いつでもアウトドアライフ復活編】」
実際に「暑い!」
暑さを避けて早朝に出ましたが、気温の上昇と共に撤退!
ここでふと思いました。
夕方から何時からなら焚火に耐えうるのか??
体験談を踏まえてレポートです。
それでは本編!
「夏は塩分が不足しがち!熱中症予防にも塩分水分はしっかり取りましょう!」
テレビをつければ流れてくる文言。
確かにエン分が足りてない。そう感じる最近の日常。
やはり行くしかないか・・・
デイキャンプとはいえ焚火を楽しむ時間は心に「炎分」を与えてくれる。
日常という猛烈な環境の中で補給しなければならないキャンパーの栄養素の1つ。
しかし炎分補給にはリスクも発生する。
熱さ!
そう。炎である以上熱い!その熱はまわりの気温も上げる副作用がある。
炎分補給にはリスクを伴う。これを避けるために・・・・夕方日暮れ前を狙って出撃!
暑ければ撤退も考慮する!
そんな決死の出陣となった!そして現着!
あっ!意外と涼しい!
早くから山影になった砂浜は焼けておらず下からの熱はない。
更に日陰で冷たい海風が気持ちよく吹き抜けている。
これはいい!
時間は4時!たっぷりと楽しめる時間である。
設営をする前にお米を炊く準備をする。
米を炊くには吸水時間を20分以上取ることが必要!
準備ができてから吸水させるよりも準備前に水を入れておけば時短ができる。そう!
キャンパーの知恵!
そして吸水させている間に火起こし!
今回の目的は炎分補給!
盛大な炎でなければ意味がない!
その為に持ってきたのが直火感覚で炎が丸出しのファイアーセーフである。
ただ平たいだけに見えるこの焚火台は意外と燃焼効率も良く炎が綺麗に上がるお気に入りの焚き火台だ。
癒し
そんな時間だ。
到着早々ではあるが炎が熾ると心が上がる。
チャージ中!
これが分かるのだ!
焚火が安定してくればお米を炊く。
この焚き火に放り込むシステムが好き。
ワイルドな雰囲気!そして既に200回近くは使ったんじゃないかという相棒のアルミパーソナルクッカー!
こいつがぐつぐつと湧いてくると、暑さで落ちているはずの食欲がグッとわいてくる!
いい香りだ!
薪の上で炊くときは倒れないようにと緊張感がある。
でもその分強火で炊けるのでお米が美味しい!気がする。
なぜなら!
海鳥が匂いに惑わされて近づいてくるほど魅惑的な香りを放っている!間違いないだろう(推測)!
そして炊き上がり!
強火で炊いてお米が十分に循環したからこそできるカニ穴も発見!
アルミパーソナルクッカー!良い仕事をしてくれる!
この時で5時を回り五時半が近いくらいの時間帯!
焚火と少し距離多く事が出来る設営にはしているが、暑くて焚火に近付けないという事もない温度。
過ごしやすい!
リスクは回避している。
そしてこの日のおかずは!
肉!
五徳を使わないのが今回のワイルドスタイル!
もちろん五徳を使う事もある。
しかし今日はちょっとワイルドに行きたいのだ!
炎分補給だから!
焚火ごはん!
不味いはずもない!
お米はやはりほんのり焚火の香りがする。
そこに香ばし肉とタレ!
タレをお米にまぶしながら食べる!
これがやめられない!
う!うまい!!
ノンアルビールで更に気分を上げていく。
幸せ時間!
日が傾き海の輝きは徐々に落ち着いてきている。
そして空腹だった外遊び屋の気持ちも収まっていく。
海に焚火にキャンプ飯!
これがいい!
あっという間にご飯と肉を平らげる。
お酒を飲まないとこんなに早くご飯が終わるものかとちょっと驚く!
そして食後のお茶を沸かす。今日は徹底的に五徳は使わない。
忘れたわけじゃないよ???
いやホントだって!!ちゃんとあるから!!車に!!(;^_^A
夕日は見えないが景色から火が落ちていくのが分かる。
運が良ければスナメリクジラに出会えるが残念ながら今回は合えない。
それでもいい!
幸せだから!
カメラではまだ明るいが実際は暗くなってきた。
八時前くらい。
そろそろデイキャンプは終了!
火を火消しツボにいれ消火!後片付けに入る。
名残惜しい!
一晩過ごしたいところだけどもスケジュールがそれを許さない。
そして暑くても4時半すぎれば焚火が楽しめることも分かった。
それでいいじゃない!
編集後記
五徳は忘れたわけではありません。おいていきました!
ほんとだって(;^_^A
ワイルドな感じをやりたかったんですよね。
最近暑さでなかなか動けない事もあるので、限られた時間でいつものスタイルにどれだけ近づけるか?
そんな気持ちでした。
先に書いたように4時過ぎた日陰、そして海風のお陰もあってかなり過ごしやすい焚火でした。
秋になれば焚火が待ち遠しいくらいの温度になるかな~って思っています。
でも水分は多めに持って行きましたし、塩分もお肉からしっかり取りました。
夏のアウトドアは健康管理も必要ですね。
あまり疲れていると熱に負けてしまうので、撤退することもちゃんと考えて動いております。
余談ですが、薪の運搬には収穫用の麻袋「ドンゴロス」を使用しています。
安価で重いものも運べて雰囲気も悪くないですよ!
【外遊び屋】
自然体験施設やキャンプ場勤務を経たシーカヤックガイド。
小豆島を一泊二日で漕破するカヤッカー!
雑誌「カヌーワールド」取材協力及び同行料理長(17号当時)
キャンプブログは2017年8月より毎日更新。
500記事を超えるキャンプギア使用レビュー作成と使用経験を持つライター。