外遊び屋です。
キャンプブームで爆発的に売れた物の1つに焚火台のピコグリル398があります。
ピコグリル 398 Picogrill398 PG398 正規販売店商品
キャンプ芸人のヒロシさんが火付け役になった焚火台ですね。
これポッとでの焚火台ではなく1980年代から発売されている焚火台としては古参の部類です
その手軽さからコピー版、オマージュ版をいろいろ生んだ「名機」というにふさわしい逸品です。
外遊び屋も2010年ごろカヤックの大先輩がキャンプで使っているのを見て「こんなに軽いんだ!」と感動した物です。
外遊び屋的使用感の素直なレポートは「ピコグリル398の耐久性などレビュー!100回使っても飽きない焚火台!」をご覧ください。
ただここに書き足していない不満が今あるんです。
デメリットかな。
これからピコグリル398を買おうかな?という方には伝えたいなと思いますので今回記事にしました!
詳しくレポートします!

1 ピコグリル398のおすすめポイント!

デメリットを感じているのですが、それを凌駕するおすすめポイントもすごいんです。
デメリットを上げる前に「ここがいいよ!」というポイントを簡単に紹介!

薪を選ばないオープン構造!

Seriaのスピットで肉を焼く
流木で焚き火をする事が多い外遊び屋!
キャンプ場のようにそろった薪があることは少ないです。
また画像のような木が多いのでバトニングで割るのも一苦労!
できればそのまま燃やしたいのが願いです。
それを叶えてくれるのがピコグリル398!
オープン構造なので太い薪長い薪もそのまま入れられます。
キャンプ場によっては薪の細い太いもありますが、ピコグリルなら問題なく使えます。

想像以上の燃焼効率!

ピコグリルを使う
オープン構造ですが想像以上の燃焼効率を誇ります。
ややV字になっているので炭や灰が中央に集まり火力を維持し続けます。
灰になるまで燃やしきることができる優れものです。
また薪を隙間を開いて強火、狭めることで弱火と並列に並べやすい薪は火力調整も楽です。
ご飯を炊く
お米も綺麗に炊けますよ。

軽量コンパクト!

A4サイズに収納でき厚さはほぼありません。そして448gという軽量!
カヤックで旅する外遊び屋は重量を考えずに積載できるところが便利です。
ザックの隙間にも入るので持ち運び携行性が抜群です。
カヤックのパッキングでピコグリル

薪を選ばず持ち運びやすく燃焼効率がいい!
焚火台の理想の言葉が並びます!

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2 ピコグリルに感じるデメリット!

そんな優秀な焚き火台のピコグリルですが、強い不満があります。

ロストルが壊れやすい!

これは外遊び屋の焚火頻度が高いことと海の流木を使うので塩分が理由だと思います。
でも1年半ほど使ったらもう破れかけてくるとちょっと辛い!
ロストルだけでも売っていますが6,000円前後するんですよね。

4,000円位にならんものか??

いや原材料も上がってますし丁寧な仕事なので仕方ないとは思っています。
ただ毎回そこそこいい焚火台を買える値段をかけるのか?
そこが気になるんですよね。
ピコグリル398は壊れても安心?!新しい火床のフィット感を検証!
確かに新しいものもしっかりフィットするのでいいのですが、ちょっと値段がな~って思っています。

3 どうする?火床の弱点?

常に6000円出すというのも選択肢なのですが、買替なども含めて検討します。

格安ロストルを買う!

なんとコピー商品だけでなくロストルだけもコピー商品があります。

これなら1,280円!
ただせっかく本物持っているのにロストルだけコピーにするのもちょっと悔しい気がしませんか??(;^_^A

類似商品を試してみる!

火床がしっかりしたものに変えるという手があります。

外遊び屋も愛用させてもらっているTokyocampの焚火台!
使用感がピコグリルに近いけども使うと確かに差を感じる「これじゃなきゃできない」という事も結構あります。
「TokyoCamp焚き火台」5つの良さと注意点!焚火台コレクターが語る
焚き火が綺麗
ただ脚が曲がっていてフラットにならない分ピコグリルより携行力が落ちます。
カヤックキャンプではここが痛いんですよね。

さらにフラットになり格安な物も見つけています。

組立簡単!さらにフラット!そして安価!
ちょっと使ってみたい焚火台です。
ただこちらは重さが1.26kgとあります。
ちょっと重い!
カヤックに乗せる時のバランスを考えなければいけないかもしれない重さです。
ちょっと難しかな。無理ではないんですけどね。

3 総括!

不満はあるけどもやはり使い勝手はいいですね。
購入前の方はロストルが頻度によっては長持ちしないかもという事は知っておいて欲しいですね。
もう少し耐久力があったらな~!
でも耐久力を出すと重くなるからまた使用感が変わるかもですね。

難しい!けどピコグリルはやっぱりいい焚火台だと再認識しました。
最後の焚火台は買うかもしれませんけどね(笑)

 

今回のライター

【外遊び屋】
自然体験施設やキャンプ場勤務を経たシーカヤックガイド。
小豆島を一泊二日で漕破するカヤッカー!
雑誌「カヌーワールド」取材協力及び同行料理長(17号当時)
キャンプブログは2017年8月より毎日更新。
500記事を超えるキャンプギア使用レビュー作成と使用経験を持つライター。

 

 

 



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