外遊び屋です。
キャンプアイテムのロマン枠の1つ!アウトドアナイフです。
かっこよくて実用性の高いアイテムですが、一言で「ナイフ」と言っても色々種類があり、また使い方もたくさんあります。
今回はナイフの事は詳しくない外遊び屋が所持しているナイフや触ったことのあるナイフで、最初の一本として便利だなと思う物を8本紹介します。
ナイフも料理に使いたいか、薪を割りたいのか、またちょっとした工作に便利なのかなどで用途が変わってくるのでその用途別に紹介していきます。

1 知って起きたいキャンプナイフの事情

ナイフのアイテムを書いていく前に、ちょっとこれは知っておいた方が無難だなという知識を2つ紹介。
キャンプをしている人からすれば常識的な事ですが、全く知らないという方の為に3つほど紹介します。

キャンプでもナイフで無理な薪割りはしない事

キャンプ動画でもナイフで薪を割って火にくべるシーンはよく出ますし、ちょっと憧れます。
外遊び屋もそれに憧れてナイフに手を出した経歴もあります。
しかし!
案外薪ってナイフで割れてくれません。動画で出てくるものもその多くは小割を作っているくらいなんです。
小さな薪をさらに小さくして、焚き付けの薪を作るぐらいのイメージです。
なので「バトニングできる」とナイフに書いてあっても、なかなかナイフが薪に入らない場合は無理せず諦めてください。
ネット上でもバトニングしたらナイフが折れたという記事をよく見ますが、危険ですし、悲しすぎます。
ナイフは薪割りではない。ちょっと無理を感じたら割らない。押さえておきたいところです。

ナイフにはバトニングできるものと出来ない物がある

正しくは出来る出来ないではないのですが、バトニングすると折れてしまうナイフがあります。
ナイフは詳しくないのですが、ナイフの種類は大きく3種類に分けられます。
刃からハンドルまでが1枚のブレードの物。ハンドルに刃が差し込んである様な物。折り畳み式のナイフ。
もっと色々あるのでしょうが、この3種類までにさせてください(^^;
ハンドルと刃が別の構造の物はバトニングをするとその境目が折れてしまうので、バトニングは出来ない物と判断してください。
いや出来なくは無いですが、ナイフは傷むことが想像されます。
1枚のブレードの物はフルタング構造というそうで、一応バトニングはこの構造の物なら出来ると言われます。
ただバトニングするための構造ではないので、無理すると折れてしまいます。
稀にバトニングを金づちでやってしまう方を見ます。
刃に負担がかかりすぎるので、優しく薪位のショックを吸収してくれるもので行ってください。
とにかくバトニング中にナイフが折れることが珍しくない頻度で起きている事は知っておいてくださいね。

銃刀法に注意

ナイフは銃刀法に抵触する可能性があります。
キャンプの日以外に持っていると、逮捕される可能性もあるので管理は十二分に行ってください。
キャンプの日でも凶器になる物なので出来るだけ荷物の取り出しにくい所に置いてくださいね。
鍵付きの物に入れておけば大丈夫という話も聞きますが、基本的には明確に使う事実を確認できる状況でなければならないので、持ち歩かない、使ったら確実に家で保管しておくといった気配りは必要になります。
凶器であり、法律違反になる可能性もあるというところはしっかりと知った上でナイフを選んでください。

色々書くと敷居が高く感じますが、外遊び屋も完全に理解しているわけではありません。
とにかく無理せず使い、きっちり管理することはアウトドアに限らずナイフを所持する責任かなと思います。

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2 やっぱりかっこいい!魅力的なナイフ8選!

ちょっと面倒な話でしたが、やっぱり魅力的なキャンプナイフ!
外遊び屋が使っている物や、触ったものを中心に興味あるものを8本選んでみました!

誰もが知っているド定番アウトドアナイフ!

まずは誰もが知っているか見たことのあるアウトドアナイフです。
ここから始まった方も多いはずです。

モーラナイフ Companion MG (ステンレス)

 

キャンプのナイフで誰もが知っているんじゃないかと思うモーラのナイフ!
同じモーラでも数種類ありますが、最初の1本にはステンレス製がおススメ。
他の素材の物はすぐに錆が来ます。
錆びないように黒錆加工を施したり、ちゃんとメンテナンスするのも楽しみですがそれでもステンレスは便利です。
握りやすいグリップで軽いバトニングも平気でこなし、価格もそれほど高くないので人気のある理由に納得の1本です。
●サイズ:刃10.4cm 全長:約21.9cm 重さ約84g(ナイフのみの重量)

ユニフレーム ブッシュクラフトナイフ

外遊び屋も愛用しているユニフレームのブッシュクラフトナイフ。
グリップが握りやすく滑りにくいながら、ショックを吸収してくれるシリコンなのでバトニングの時にも手に負担がかかりにくいナイフです。
ステンレスなので錆びないのもずぼらな性格にぴったりでした。
ユニフレームファンとして発売日に買ったナイフですが、今で頼れる相棒です。
サイズ:刃約11cm 全長:約23cm 重さ約150g(ナイフのみの重量)

料理に使いやすい便利ナイフ

料理とバトニングとどう違う?と言われると刃の厚さと答えています。
これは全くの独断と偏見ですが、料理は刃の厚い物より刃の薄い物の方が調理しやすいです。
あまりこだわらない時にはどんなナイフでも問題ないですが、お造りを作ろうとしたり、薄く切りたいときには刃が薄い方が便利です。
不器用な物で(^^

オピネル ステンレス#10


人気の高いオピネルナイフ!キャンプと言えばこれという方も多いです。
この#10前後が包丁の代わりとして使うには良い大きさです。
グリップが握りやすいサイズなので、しっかり握って調理出来ます。
素材もステンレスとカーボンスチールがありますが、めんどくさがり屋の方にはステンレスがおススメです。
ただ黒錆加工をするとかっこいいので、手をかけたい方にも人気の高いナイフです。
サイズ:刃約10cm(使用時) 幅3×厚み2×長さ23cm  (収納時) 長さ13cm 重量71g

ユニフレーム ギザ刃 キャンプナイフ


ユニフレームのギザ刃のナイフです。ほとんど包丁ですね(^^
刃物の名産地岐阜県関市で製造の国産ナイフです。先のギザ刃より下は通常のキッチンナイフとして使えます。
見た目が平和的で実用度が高く値段もお手頃のナイフです。
サイズ:刃9.5cm全長:約220mm収納サイズ約120mm  重さ 約38g

 

アウトドアでも使える職人ナイフ

アウトドア用ではないですが、細かい細工をする時に便利な職人さんご用達のナイフです。
いかにもキャンプといった物ではないですが、長く使われているナイフです。

肥後守


懐かしい!と感じる方も多いかと思います。肥後守!
瀬戸内海の刃物の聖地兵庫県は三木市でも作られる和式折り畳みナイフです。
工作やかつては鉛筆を削るのにも使われていたナイフです。
何とも渋めなこの風格!色々な種類があるのですが、今回は黒色にしてみました。
中々渋みがある上に1,000円程度で買えるお手軽さも魅力的です。キャンプ職人って感じかな(^^
サイズ:刃6.5cm 全長縦7×横23×奥105mm 重さ40g

電工ナイフ

ほんとに職人さんのナイフです。先があまり尖っていないのが「仕事用」といった感じです。
足場が悪い所でも間違って刺して怪我をしないような構造になっているんでしょうかね。
価格も安く、使っている方も多いナイフ!キャンプとして使う方は少ないのかもしれませんが、外遊び屋的には使いやすくて好きなナイフの1本です。1500円位で買えます。素材はカーボンスチールの物が多いので黒錆加工をする事もできます。
電工ナイフ
こんな感じで使っています。この時ハンドルをとらずにやったのでちょっと後悔(^^;
サイズ:刃7cm 全長20.5cm 重さ120g

やっぱり使いたい日本伝統工芸のナイフ

ちょっと価格は高くなりますが、日本伝統工芸のナイフもあります。
その中で気になっているのが土佐打ちという四国で作られたナイフです。2本紹介します。
まずは

この持ち手がパラコードの物!形も良いし、刃の付き方がかっこいいですね。
今までのナイフとは一味違う雰囲気を出しています。
ちょっと惚れているアウトドアナイフです。四国は近いので行ってみようかなと思います。
サイズ:刃10cm 全長22cm 重さ120g

そしてもう一つ!

鉈といった感じです。アウトドアというか、山の職人さんが持っていそうなナイフです。
ちょっと大きいですが、バトニングなども安心して使えそうです。ただちょっと大きいかな(^^;
サイズ:刃17.8cm 全長32cm 重さ400g

どちらも刃が綺麗なんですよね。やっぱり一度実物が見てみたい!

3 最後に

ナイフに詳しくない外遊び屋が使っている物を中心に書いてきました。
どれも使い方を間違えなければ安全にそして便利に使えるものです。
特に土佐打ちは一度見に行きたいな~。そういえば瀬戸内には備前長船の刀の産地もあるので一度行ってみたいですね。
アウトドアナイフを買う前に使い方や法律のことなど、一度詳しく調べてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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