外遊び屋です。
スノーピークが株式上場をやめてから、ギアの傾向が変わったように思います。
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もちろん商品化にはもっと前から着手していたと思いますが、ここ数年興味が起きなかったスノーピークの新商品を楽しみにするようになりました。
そしてこの記事では新しいテント「ウィンゼル2」をじっくり分析します
デュオキャンプにピッタリなテントです!
どんなテントでしょうかね。
このテントを分析する外遊び屋のキャンプスタイルは下の画像です。
バンドックのソロドームの設営炎幕DXEVO
お気に入りのスタイルですが、今回のウィンゼル2は色々便利な点がありますよ。

1 スノーピーク「ウィンゼル2」を詳しく見てみよう!

ウィンゼル2には「いいな」と思うポイントがあります。

画像を見ると既に分かる方も多いかと思いますが、3つのメリットを紹介していきます。

タープ要らずの広い前室!

 


フルクローズするとどこか戦国時代の兜のような雰囲気です。

キャノピーを跳ね上げるとかなり広めの前室ができます
2ルーム型も人気ですが、サイドが開く分風通しがよく涼しく過ごせそうです。

インナーテントもフルクローズになるので、プライベート空間が確保でき、夜もそのままにして寝ることができます。
まさにタープ要らずのテント!
サイドのウィングも広がっているので日差しに応じて高さを変えれば、日陰を確実に作れます。
過ごしやすそうなテントなんです。

抜群の通気性!

 


インナーテントも前後が開くので通気性を確保できます
パップテントを夏使わないのがテント内の空気が熱くなりすぎるところ。
ウィンゼル2ならば夏場でも風通し良くできそうです。

ただ暑いという事実は絶対にあると思います。

広々使えるテント内

 


テント内は広く入り口に頭を向けて2人寝転ぶことができます。
夜中にお手洗いに行くときに、前で寝ている人を跨がなくてもテントから出られます。
パートナーとのキャンプにも良さそうですね。
テント内も125cmと高さもあるので、雨や寒さでおこもりになった時にも余裕があるサイズ感です。
1人なら広々、2人でもゆったり使えるサイズですね。

もっと拾上げればいいポイントがあるテントですが、外遊び屋が気に入った点をピックアップしました。
とはいえちょっと感じる不安感もあります。

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2 ウィンゼル2に感じる2つの不安点!

興味はありいいテントそうなのですが、不安な点が2つあります。
キャンプスタイルによりますが、この不安点も紹介しておきます。

意外と大きい設営サイズ!

 

設営サイズが470×380は必要になります。
昨今のキャンプ場は広くなったものの場所によっては手狭に感じる可能性があります
また「野営に」「バックパックで」と考える方にはちょっと合わないかなと思います。

スカートがついてない!

テントがフルクローズするので問題ないと思いますが、ウィンゼル2はスカートがついていません

冬は風が通るのでちょっと肌寒く感じるかな。
それほど大きな気になる点ではないですが、気にするキャンパーもいるかなと思いました。

どちらも大きなデメリットではないです。自分のスタイルと合わせるとちょっと不安といったところですね。
購入前に知っておくといいかなと思い紹介です。

2 ウィンゼル2を他のテントと比較してみよう!

ウィンゼル2のスペックを他のテントと比較しながら見ていきます。

3つのテントと比較してみよう!

今回はソロ用の定番バンドックのソロドーム!
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そして先日発売されたVASTLANDのドームテントデュオ!
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この3つでスペックを見ていきます。

【ウィンゼル2】

スノーピーク(snow peak) ウィンゼル 2 SD-828

●サイズ:470×380×150(h)cm
●収納サイズ:60×30×25(h)cm
●重量:5.1㎏
●対応人数:2名
●価格:69,300円

【ソロドーム】
BUNDOK(バンドック) ソロドーム BDK-08B 【1人用】 テント 収納コンパクト フルクローズ ベージュ
●サイズ:200×150×110cm
●収納時サイズ:38×15×15cm
●重量(約): 1.88kg
●対応人数:1人
●価格:12,800円

【ドームテントデュオ】
ヴァストランド VASTLAND テント 2人用 ドームテント デュオ ペグ ポール付き オールシーズン 簡単設営 オリーブ

●サイズ:210×300×110cm
●収納サイズ:45×20cm×20cm
●対応人数:2人
●重量 約 4.7kg
●価格:14,980円

収納サイズも設営サイズも大きめであることが分かります。
ただ重量としてはこんなものかな。
高さがあるので広々使え中での着替えなども楽そうということが見えてきますね。
価格は群を抜いて高いです。

そういうとこだぞ!スノーピーク!

ただ品質及び永久保証なのでこれを「高すぎる」とするのは早計かなとも思います。
カラーリングが従来のスノーピークカラーなのでファンには嬉しいですが、ファン以外にはちょっと選択肢星かな。

アメニティドームと比較してみよう!

スノーピークのテントと言えば「アメニティドーム」!
そう思うキャンパーもいるはず。SMLと3サイズあり今も高い人気です。
サイズ感的には被るのでアメニティドームのSと今回のウィンゼル2のサイズ感も比較したいと思います。

【ウィンゼル2】

スノーピーク(snow peak) ウィンゼル 2 SD-828

●サイズ:470×380×150(h)cm
●収納サイズ:60×30×25(h)cm
●重量:5.1㎏
●対応人数:2名
●価格:69,300円

【アメニティドームS】
スノーピーク(snow peak) テント アメニティドームS [3人用]
●サイズ:355×230×120(h)cm
●収納サイズ:58×18×23(h)cm
●重量:5㎏
●対応人数:3名
●価格:41,800円

対応人数がウィンゼル2の方が少ないですがサイズ的には大きくなっています
ゆったり過ごせるという点ではウィンゼル2ですかね。
しかしアメニティドームは2ルームで完全に閉鎖できます。
価格もアメドの方が安いので、ちゃんとすみ分けできていますね。

4 スノーピーク「ウィンゼル2」総括!

外遊び屋が感じるコンセプトは「ゆったり大人な環境」といった感じですね。
実際広々使えて、解放感もあるのでファミリーというよりは、落ち着いた雰囲気で楽しむデュオキャンプの奮起を感じました。
開発コンセプトがしっかり伝わってくるイメージですね。
こんな方におススメ!を言うならば・・・
●オートキャンプでソロやパートナーとの時間を楽しみたい方
●これからキャンプを始めるご夫婦など
●ソロで広々ゆったり圧迫感がない時間を過ごしたい方

逆に野営や無骨を目指すなら購入時にしっかり考えた方がいいかなと思います。
高い部類に入るテントですからね。

 

 



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