外遊び屋です。
ソロキャンプの定番テントの中にソロドームがあります。
BUNDOK(バンドック)ソロドームをキャンプ場で使う
ここまで有名にしたのはキャンプユーチューバーのヒロシさんであることは間違いないと思います。
一方でソロキャンプでコンパクトで設営しやすく設営地を選ばないドーム型テントはニーズが高いのも事実です。
今回購入して1年が経過し20回以上使った素直な感想と感じているメリットデメリット、そしてさらに簡単になる設営方法やパッキングの仕方を紹介したいと思います。
キャンプギアの「使える」「使えない」は使う人のキャンプスタイルによるものだと思います。
外遊び屋は地べたスタイルでカヤックに乗って無人島に行くスタイルでこのテントを使います。
無人島でキャンプするときのソロドームの風景
こんな雰囲気ですね。このスタイルのキャンパーからの発信です。
最初のイメージは「BUNDOK(バンドック)ソロドーム!ファーストインプレッション!と実際使用した感覚!」ですが使い込むことで色々イメージが変わってきました。

1 BUNDOK(バンドック)ソロドームのスペック!

まずはBUNDOKのソロドームの基本スペックから確認してきたいと思います。
ソロドームは人気でAmazonでも1800を超える口コミが登録されています。
評価も4.5とかなり高評価で満足のいくテントであることが分かります。
そのスペックは以下の通りです
■設営サイズ(約):フライ/W200xD150xH110cm、インナー/W200xD90xH100cm
■収納サイズ:W38xD15xH15cm
■重量(約): 1.88kg
■耐水圧:約3000mm
■材質:シート:ポリエステル・インナー:ポリエステルメッシュ・フレーム:アルミ合金
■組立式・収納ケース付、シーム加工・ベンチレーション・ギアハンモック・小物入れポケット付
数値だけでは分かりづらい所を次項で詳しく説明したいと思います。

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2 BUNDOKのソロドームを使用感レポート!

色々あるので個別で説明していきたいと思います。

まったり過ごすには手狭感ありの内部の様子

設営サイズ自体がコンパクトなのでテントの中は広くありません。
BUNDOK(バンドック)ソロドームの内部の広さ
人が寝転べるスペースが確保されている程度です。
BUNDOK(バンドック)ソロドームの内部の広さ
大きめのマットがピッタリ入るサイズです。
この時使用しているマットは広めのマットです。

バンドックのソロドームの内部でサーマレストのマットを敷いてみる
サーマレストのZライトなら少しサイドにスペースが出来ますが、ザックなどの荷物をテント内に全部入れることは難しいサイズだと思います。
BUNDOK(バンドック)ソロドームの中でおこもりキャンプ
おこもりキャンプを試したこともありますが、向きを変えると頭がテントにこすることと姿勢が崩せないこともあり、かなり手狭感はありました。
それでも中で着替えたりもでるなので、不快を感じるほどの狭さではないですね。
荷物が多くて夜はテント内に絶対荷物は締まっておきたいって方は工夫が必要な広さです。

携行性抜群の収納サイズとパッキングのコツ!

設営サイズが大きくない分収納サイズはかなりコンパクトです。
カヤックにバンドックのソロドームを積載する
カヤックの後部ハッチにすっぽりと収まり、重さも1.88kgなので艇のバランスは崩れないので携行性が良いです。
バンドック ソロドームのパッキングはポールとテントを分けた方が効果的
ザックなどにパッキングするときにはフレームとテントシートを別にすればさらに収まりやすくなります。
徒歩やバイクなど移動手段により積載が限られる場合には便利な大きさです。
家での収納場所も取らないので、荷物をコンパクトにしたいって方にはピッタリですね。
カヤックキャンプでは重宝しています。さらにコンパクトにしたい方はテントシートを圧縮袋に入れると小さくなります。
COMPACKで寝袋をコンパクトにする
これは寝袋で圧縮していますが、空気を抜くことでさらにコンパクトにできるアイテムです。
これを使うとさらにコンパクトになりますが、しわも付くのでご注意ください。

夏は快適!冬は対策が必要のテント構造!

インナーテントはメッシュです。
BUNDOK(バンドック)ソロドームのんなーテント
フライシートも
BUNDOK(バンドック)ソロドームのフライの様子
スカート付きではないので、3シーズンテントと言ってもいいかなと思います。
冬場も寝袋などの対策をすれば問題なく過ごせますが工夫することが必須になります。
BUNDOK(ソロドーム)の島のテント設営
温かい時には中の空気が籠りにくいので蒸し風呂状態になることは少ないです。
カヤックキャンプには相性がいいです。

付属するペグの強度は低い

バンドックソロドームに付属しているペグ
付属しているペグはこれです。
強度は低いので
BUNDOK ソロドームに付属しているペグが曲がる
叩いているうちに先が曲がってしまいました。
使えない事は無いですが、違う物を使った方が安全ですね。
でも予備として、ダブルにするときなどに使うために一応持って行っています。
砂浜に設営するときにはこのペグは効かないので別途30cmくらいの長さの物を準備しています。

全体的に使い勝手良く持ち運びにも便利なテントです。
強度もしっかりしていますしカヤックにパッキングするときには負担がかかることもありますが、問題なく耐えてくれています。
コンパクトなテントが欲しい!という方にはピッタリです。

3 BUNDOKソロドームの簡単な設営の仕方!

ソロドームはドーム型で自立するので設営は非常に楽なテントです。
しかし一般的なドーム型に慣れていた外遊び屋はちょっとびっくりしたのでそこも含めて簡単な設営方法を紹介します。
設営方法は
バンドックソロドームの設営風景
広げてフレームを所定の場所に差し込み
バンドックソロドームの設営の仕方
インナーテントを吊るす。
そして
バンドックソロドームの設営手順
フライシートをかけて完成という単純な構造です。
しかし2点知っておくと更に設営が便利になります。
再び見ていただきたいこちらの画像
バンドックソロドームの設営風景
フレームはテントの対角線上にクロスさせていません。
同じ辺に差し込むようにできています。
他のドーム型は十字にフレームを組む物があります。
バンドックソロドームを間違って設営するときのミス例
外遊び屋はこちらに慣れていたので、初見で説明書を見ずに設営しようとしたときにかなり迷いました。
一度設営すれば迷うことは無いのですが、購入前に知っておくと最初の設営で迷う事はないです。

もう1つ苦労する場面があるとすれば、フレームをテントに着けて成形するときです。
バンドックソロドームのフレームを差し込む穴
穴とフィットするのですが、フレームを片方ずつさす時どうしても動くのでその衝撃で反対側が外れるという事もあります。
なので
バンドックのソロドームの設営時はあらかじめペグを打っておく
あらかじめ四隅をペグダウンしておくとテントが動いてフレームが外れるという事が極端に減ります。
この状態から組み上げることで設営時間が短くなりました。
風がある時にもテントが飛ばされることが無いので、他のテントでも試してみてください。
意外と便利な設営方法です。
バンドックソロドームの設営完了
キャノピーも巻き上げて止めることができます。お好みに合わせた設営ができます。

4 BUNDOK(バンドック) ソロドームのデメリット!

良いテントのBUNDOK(バンドック)のソロドームですがデメリットとメリットはあります。
既に出ていますが、まとめておきたいと思います。

デメリット①居住空間は狭い

コンパクトなテントなのでその分居住空間は狭いです。
中で着替えたりすることもできますが、余裕を持って動けるというスペースではありません。
またおこもりキャンプで使うにはかなりの工夫が必要でした。
できない事はないですしコンパクト感が好きという方もおられると思います。
寝ている時の圧迫感を感じるほどの狭さではありません。ただゆっくりテント内で過ごすといには手狭感は出ます。

デメリット②冬キャンプの保温は期待しない方が良い

テントはメッシュ生地でスカートはありません。
なので夏場は風通しがよく熱がこもりませんが、冬場の保温は期待できません。
冬場使う場合には寝袋などのテント内での防寒対策は必要になります。
しかし
バンドックソロドームのスカートの代わりにグランドシートを巻き込む
グランドシートを長めにとって巻き込むことで風を少し遮断することができるので、冬場使えないという事はありません。

デメリット③収納袋が破けた!

デメリットというか使用頻度と海水の影響だと思いますが、収納袋が破れました。
画像は撮っていませんが
バンドックソロドームの収納袋
この締め込みベルトに沿って破れてしまいました( ;∀;)
海沿いで使う事が多いので潮風で劣化していたのでしょうかね。購入1年ちょっとで破れたのでかなりショックです。
まだ使えるので構いませんが、いずれ買替などが必要になりそうです。

以上使っていて感じたデメリットですが、克服することは出来ます。
また大きなメリットもあります。

5 BUNDOK(バンドック) ソロドームのメリット!

こちらではBUNDOK(バンドック)ソロドームの買ってよかったメリットを紹介です。

設営が簡単!自立式の有難さ!

設営が簡単というのは大きなメリットですが、さらに自立式というのは野営向きです。
キャンプ場などはペグが効かないという事は少ないですが、それでも砂地サイトではペグが効きにくいという事があります。
パップテントなどはテンションが大事なのでペグが効かないとテント自体が立たないという事もあります。
ドーム型は自立するので、ある程度ペグが効いていれば安心くらいなのでどこでも立てられるありがたさはあります。
バンドック ソロドーム
砂浜でも全く問題ないです。

メリット②キャノピー付きでタープ要らず

小さいながらもキャノピー付きです。
バンドックソロドームの下で薪ストーブ
キャノピーの下で熱を受ければテント内への熱誘導が出来るので空間が温かくなります。
またフライがサイドウォールの代わりをしてくれるので、冬場の横風は防いでくれるます。
バンドックソロドームカヤックキャンプの設営
夏場は日差しを防いでくれるので別途でタープを立てることもありません。
少々の雨ならこの下でも耐えられるので荷物が減るのも大きなメリットですが、この下に入れておくと夜露にも濡れないので夜に荷物をこの下に入れておくだけで済みます。

メリット③意外と多い収納スペース

コンパクトなテントなので居住空間は狭いですが
バンドックソロドームのテント内の収納スペース
壁際に収納ポケットがあったり
バンドックソロドームの内側の収納
上にも棚が作れるのでサングラスやスマホなどをスッキリと収納できます。
あれどこ行った???ということも防げますし、上の棚はメッシュなのでiPadいれて下から動画鑑賞しています。
狭いけど広く使える。そんなテントですね。

コンパクトですが、その大きさでも便利なように工夫がされています。
デメリットも克服できない物でないので使う人間のスキル次第で色々な可能性のあるテントです。

6 BUNDOK(バンドック)ソロドームにピッタリなキャンプギア!

BUNDOKのソロドームを使うのにちょうど良いキャンプギアを紹介します。

コンパクトに持ち運べるグランドシートに!

グランドシートもあった方が、テントにダメージも少なく汚れにくくなります。
またソロドームを冬に使うならある程度の風除けとしても使えるので便利です。
今回導入した

こちらのグランドシートMサイズは生地もしっかりしているので、下に石や木の根などがあってもテントの破損を防いでくれるタフさがあります。
バンドックソロドームのグランドシート
140センチ幅なのでテントの下にすっぽりと収まります。
バンドックソロドームの前室に収まるグランドシート
幅も悪くないですし、キャノピーが出る分くらいのスペースが出来るので居住空間ができます。
コンパクトになるので、ソロドームとの相性も良いです。頑張ればテントの収納袋に入ります。

大きいけどすっぽり収まるキャンプマット!

既に出ていますが
BUNDOK(バンドック)ソロドームの内部の広さ
このマット!サイズがピッタリハマるんですよ。
バンドックソロドームの中のキャンプマット
カーキのテントなら色も邪魔しないので雰囲気が好きですね。
8cmの厚さがあるので快適に寝られます。
収納サイズが大きいのでカヤックに積載できませんが、オートキャンプならこのセットですね。
中反発なので、ホント布団の様に寝られます。

 

キャノピーポールにピッタリの1500円のポール!

キャノピーを使いたいときにはポールが必須になります。
バンドックソロドームカヤックキャンプの設営
流木や
BUNDOK(ソロドーム)の島のテント設営
パドルで代用もできますが、携行できるなら持って行く方が確実です。
そこで値段も安く、太くないDODのポールがぴったりでした。
バンドックソロドームの下で薪ストーブ

ただ先日二股化の途中で先端がもげてしまったので新たなポールを買おうか迷っています。

VASTLANDの物は色がカーキ、サンド、ブラックとあるので雰囲気に合わせて使えそうなんです。
テントがカーキなのでカーキを買うとテントに馴染んで良さげです。

小型ランタンLEDとキャンドルランタン!

小さなテントなので雰囲気の合う小型ランタンもあります。
外遊び屋が気に入っているのは
UCOのキャンドルランタン
UCOのキャンドルランタン!
キャンドルなので持ち運びが便利な事とオイル化もできるので多様な使い方が出来ます。
またフックが付いているので、キャノピーにも吊るせるところも便利ですね。

またテント内では
ザックにもぶら下げて便利なLEDランタン
ザックにもぶら下げられて
野営向きな便利なLEDランタン
色々機能が付いている野営向きのLEDランタンもテント内でスペースをとらないので吊り下げていても頭をぶつける心配が少ないです。

 

まだまだ色々ありますが、最近便利だなと思ったり気に入ったりしている物を紹介しました。

7 最後に

BUNDOK(バンドック)のソロドームを一年間20回以上使用した使用感や感じているメリットデメリットなどをまとめてきました。
色々なカラーも出ているので自分のスタイルに合わせて選べるの魅力です。

ソロキャンプでコンパクトを求める方や、野営でタフなシチュエーションでのせつえいが必要な方にも良い選択肢です。
事実カヤックキャンプは設営が楽になりました。

 

 

 



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