外遊び屋です。
2019年から2021年にかけて品薄になったトランギアのメスティン！
その人気さ故にたくさんのメーカーからメスティンが発売されています。何より格安です（＾＾
人気の理由の一つは調理が手軽なところだと思います。炊飯も「自動炊飯」と言われるくらい簡単ですし（＾＾
また蒸し料理や煮込み料理など、メスティンの料理は多岐にわたります。
その中で外遊び屋が好むメスティンの使い方はパスタづくりです。
水加減を調整すれば、具材と水とパスタを入れて火にかけるだけで美味しいパスタが出来ます。
しかし、失敗すると水分が飛ばず味の薄いパスタが出来てしまいます（＾＾；
今回はこれまでの失敗を基にメスティンで水を捨てないパスタを作る時の水分量や注意点、美味しいパスタ3つのバリエーションを紹介します。
1 基本となるメスティンパスタでの水の分量！
水を捨てないパスタ料理なので水の量が結構重要です。
多ければ水分が飛ばずに、味の薄いスープパスタとなりますし、水が少ないと芯の残るパスタになります（＾＾；
とはいえ〇〇CCといわれてキャンプ中にその量を量ることはないです（＾＾；
そこで目安になるのが、メスティンのハンドルが付いているリベットです。
外遊び屋が所持するトランギアの物だと
こちらです。
このリベットを目安として水分量を決めていきます。
これまで失敗した感じですと、基本となる水の量はこのリベットのちょうど真下くらいです。
その位の量だとちょうど良い茹で加減で水が無くなるといったイメージです。
ただ、一緒に入れる具材から水分が出る事が予想される場合やその逆なんかでは少し調整する必要があります。
また具材を入れた後で水分調整をすると、往々にして水が足りない事があるので、先に水を測ってから具材を入れるのが外遊び屋のやり方です（＾＾
2 基本的なメスティンでのパスタの作り方！
では最初は最も簡単で、結構美味しいメスティンパスタです。
かつてカヤックのガイドをやっていた頃に、無人島で作る不健康だけど美味しいパスタとして振舞っていたパスタの応用です。
この紹介をしながら、メスティンでパスタを作る時の気を付ける点を紹介します。
と言っても
具材を入れて火にかけたら、
パスタ同士がくっつかないように、バラしながら湯がいていくだけです。
湯がくときには基本的な味付けの塩や、オリーブオイルを一緒に入れておきます。
今回はちょっと濃厚にしたかったのでマーガリンを使用。もちろんバターであればそれに越したことはないです。
水から湯がき始めるので、パスタが水分を吸う時にパスタ同士がくっついて、一本の塊と化すことがあります。
なのでパスタが柔らかくなるくらいまでは小まめにつついてパスタをほぐしておいた方が、綺麗にできます。
またメスティンはその形状から、茹でムラ、炊きムラができやすいので、混ぜることでそれを緩和させることが出来ますよ。
あとは水分がなくなるまで混ぜてやります。
今回の味付けは
タラコのふりかけです。タラコに限りませんが、湯がいたパスタにたっぷりのバターとふりかけをかけると美味しいんです。
かなりメジャーな方法ですが、色々なふりかけで味も楽しめますし、外遊び屋はお茶漬けノリをかける事もあります。
やったことない方は是非一度！栄養バランスは悪いですが、クセになる美味しさがありますよ（＾＾
完成！もちろん美味しい（＾＾
これでメスティン熱に火が着いてしまいました（＾＾
3 メスティンを使って簡単ジブリ飯！肉団子のパスタ！
気分も良くなり、美味しいので、もうちょっと見栄えのするメスティンパスタに挑戦です。
パスタと言えばルパン三世のカリオストロの城に出てくるルパンと次元が競って食べるパスタ「肉団子パスタ」
あれがいつも美味しそうなんですよね。見るたびに。
これに挑戦です。具材も簡単です。
ミートボール2袋とケチャップとマーガリンそして塩こしょうです。
水の量はいつも通り。ミートボールのたれも絞って入れています。
これで火にかけて、パスタを軽く箸で回しながら水分がなくなるまでかき混ぜると
完成です。ちょっと水分が残った感じですが、トマトソース仕立てにしたかったのもあるのでここまでです。
実はミックスベジタブルも入れる予定でしたが、すっかり忘れていて、肉団子だけのパスタです。
見栄えのするパスタのはずが・・・（＾＾；
味はもちろん美味しい！ホントトマトソースです（＾＾
ルパンや次元のように競って食べたくなります。
4 あえて水分を飛ばし切らないメスティンスープパスタ！
水を捨てなくてよいメスティンパスタですが、あえて水分を残しスープパスタ仕立てに。
メスティンを湯がく際におそらくパスタの周りの粉の影響だと思うのですが、最後の方には水分に粘りが出ます。
これを利用してクリームスープのようなパスタを作ります。
この材料はシーフードミックスと塩こしょう、そしてマーガリンです。
具材が多いので水分が多く見えていますが、水分量はいつも通り。
水と牛乳半分ずつでで総計がリベットの下です。
シーフードミックスからかなりの量の水分が出るのでその水分でスープになることを期待しています。
作り方は一緒で、軽くかき混ぜていきますが、今回は水分が飛びすぎると良くないので慎重に行きました。
完成です。思った以上にシーフードミックスから水分が出たので、少しスープ量が多いですが程よいとろみで良くパスタと絡みました。シチューくらいのとろみです（＾＾
実際これはかなりお気に入りのパスタです。ただ、この時もミックスベジタブルを入れ忘れました（＾＾；
何とも学習能力のない（＾＾；
5 メスティンでパスタを作る際の失敗克服方法！
便利で手軽な水を捨てないメスティンでのパスタの作り方ですが、失敗することもあります。
水の量が足りない時と、多すぎる時の2パターンが多いです。
外遊び屋も数々の失敗を繰り返してきました（＾＾；
その対処法です。
①水が足りない時
これはもう考える間もなく、水を足すしかありません（＾＾；
しかし足し方も一気に水を足す方法はおススメ出来ません。
少しずつ、パスタの温度を下げ過ぎない程度で足していきます。
一気に足すとうどんを冷水で〆ているのと同じイメージでパスタが硬くなるので
少しずつ、足していく方が食べる時の食感が担保できると感じています。
またギリギリまで粘らずに足らないと思った時から早めに少しずつ水を足す方が良いようです。
②水が余りそうな時
水が捨てれる環境で、味付食材を入れていなければ素直に、水分を捨てることが良いでしょう。
しかしメスティンパスタは食材を入れて一気に出来上がるのが魅力！
味付食材が入っている場合は水を切ると味も薄くなるし、何より持ったいない！
なのでまずは火力を強めて水分を飛ばしにかかります。
火力を上げると、パスタが焦げ付きやすくなるので注意してください。
ひたすらかき混ぜると、少し水分が飛ぶので少量ならこれで解決できます。
それで飛ぶ気配がない時はパスタを片方に寄せて水分をだけのスペースを作り、そこを熱して強制的に水分を飛ばします。
ちょっと分かりづらいかな（＾＾；
ただ多すぎる場合はやはり水を切るしかないでしょうね。
6 色々特色のあるメスティンたち
外遊び屋が使うメスティンはトランギアのメスティンです。
価格が高騰する前に買ったので2,000円以下だったと記憶しています。
現在高騰中なので、無理に高い物を買う必要はないですね。
※2023年に価格は落ち着きました！安心して買えますよ！
1人用ではメスティン、2人用ではラージメスティンを使っています。
キャプテンスタッグからも出ています。ハンドルが折り畳み式なのと内部にメモリが付いています。
メーカー小売価格は2,500円ですが、時折プレミア価格になることがあるので注意です（＾＾；
現在適正価格に近いところで安定供給してくれているのはMilicampですかね。
またAmazonでは
無理にプレミア価格を払って買わずに、とりあえずこちらで遊んでいて、値段が下がった時にそちらを買うのもアリだと思います。
なんと2つ手に入るのに、そっちの方が安く上がるシステムですから（＾＾
7 最後に
メスティンの水を捨てないパスタづくりの3つのバリエーションを紹介してきました。
最近メスティンにハマって楽しかったのでその記録ですけどね（＾＾；
実際メスティンは他にも色々出来ますよ。
「小規模キャンプお手軽アイテム！メスティンを使いこなそう！」過去の記事です。
最近はメスティンにはまる蒸し網も出ているので一緒に持っているとバリエーションが広がります。
「水分調整もリベットで簡単！失敗無いメスティンでパスタ料理！」
最近使っていなかったのですが、今メスティン熱再燃中なので遊んでいきたいと思います！
「メスティン何合炊ける？データから見る適量考えてみる」お米の炊き方も書いております。
「簡単５分の爆笑キャンプ飯！メスティン編」ビーフンも作れますよ（＾＾
