外遊び屋です。
ピザ窯のピザと言えばカリッとフワッと、そして香ばしく!
特別感のあるピザになります。
キャンプでこれを再現しようとするとダッチオーブンですが、ちょっと手間暇かかりますよね。
今回はアウトドアスキルも使いながらピザ窯で焼いたようなピザにならないか実験です。
夏休みのアクティビティに!おうちでも簡単なやり方です。

今回のライター

【外遊び屋】
自然体験施設やキャンプ場勤務を経たシーカヤックガイド。
小豆島を一泊二日で漕破するカヤッカー!
雑誌「カヌーワールド」取材協力及び同行料理長(17号当時)
キャンプブログは2017年8月より毎日更新。
500記事を超えるキャンプギア使用レビュー作成と使用経験を持つライター。

 

1 ピザ窯で焼いたピザが美味しい理由!

ピザ窯で焼いたピザが美味しい理由を調べてみました。
福岡小倉北区のイタリアン「pizzeria OTTO」さんのHPが簡潔にまとめられていました。
以下引用です。
美味しいピザを焼くためには400℃以上の温度が必要と言われています。
また、ピザ窯では中のコンクリートやレンガ全体の温度が上がるため、窯の中の温度差が少なく、包み込むように焼き上げることが可能です。
ピザ窯で高温、短時間でムラなく焼き上げることにより旨味を閉じ込めた本格的なピザが出来上がるのです。(引用:福岡小倉北区のイタリアン「pizzeria OTTO」さんのHPより)

庫内の温度が一定で下がらずに短時間で焼き上げる。
ここばポイントですね。ちなみに短時間はどのくらいでしょうかね。これも調べると約90秒という事です。

これはちょっと難しい(;^_^A

ダッチオーブンでもここまで上げるのは時間がかかりますからね(;^_^A
流石に完璧に再現は無理!
しかし温度差が少なく包み込むように焼く!
これならできそうです。
目指すはなるべく短時間!そして高温というところですね。
これを目指して焼いていきたいと思います。

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2 マルチグリドルの保温を利用して焼いてみよう!

今回使うギアはこちら!
・カセットコンロ
・マルチグリドル33cm
・グリドル(蓋)
・バーナー
マルチグリドルは蓄熱性と大きさを考慮して選びました。
そしてグリドルは蓋して空間が狭い中で保温できると考えています。
早速実験!

マルチグリドルでピザを焼いてみる

 

マルチグリドルを温める
早速マルチグリドルを温めます。
スキレットでもいいのですが、ピザが焼けるサイズのスキレットが無いので大きさがフリーで使えるグリドルを選んでいます。
しかしマルチグリドルはアルミ製が多く熱しすぎると穴が開きます
それが300℃を過ぎたくらいです。
空焚きしないようにあくまで徐々に温度を上げていきます。
水を少し散らした時にビー玉のように転がり始めが100℃前後。
一瞬で蒸発しだしたらそれ以上ですね。この位から警戒した方がいいです。
ピザを投入
余り熱くなりすぎても生地が焦げるので、外遊び屋は水が転がってからすぐに蒸発する程度でピザを投入!
そしてすぐに蓋をします。

フライパンと蓋でもいいのですが、これだと空間が狭くて温度が上がりやすいと考えました。
この状態で待つこと3分程!
生地が焼けてきた香りがします。
生地をトーチで炙る
チーズも溶けたので、トーチで表面を炙って香ばしくします。
ピザの完成
好みの加減で炙ったら完成です。

実食してみる!

グリドルを熱した分生地がサクッとしました。
しかし時間が短いせいか生地のしっとり感は抜けていません
また最後にトーチで炙ったことにより香ばしく食欲が出る香りがします
チーズに焦げ色を付けるために熱したのですが、表面の具材も良く焼けて美味しくなりました。
イメージ的には生地をグリドルで焼き上げて仕上げに表面の具材をバーナーで仕上げるといった感じが良さそうです。
ピザ窯にはかなわないまでもかなりうまいです(笑)
この日はトースターで焼いたものと食べ比べましたが、グリドルで焼いた方がカリッと感、そして香ばしさは段違いでした。
ひと手間かかりますが、その価値はありますね(笑)

3 総括!使用したギアと簡単に作るコツ!

実際試していただきたいくらいに良かったです。
今回使ったギアを紹介します。
●セパレート式シングルバーナー
カセットコンロでもできますが、マルチグリドルなど大きなものは輻射熱でガス缶を熱くし暴発の恐れがあります。
できればガスが離せるセパレート式がおススメです。
ただ3~5分で生地は温まるので長時間しないように、そして温度管理をすれば「自己責任で」可能です。
●マルチグリドル

外遊び屋が使っているのはこちらです。
ケース、ハンドルが2バージョンついています。
しかしあまり使わないなという方は格安の物もあるのでそちらでもいいですね。

素材が鋳鉄なのでお気を付けください。
ちないにフライパンでも大丈夫です。
●グリルプレート

フライパンとして使え、マルチグリドルの鍋のような形が要らないなという時に便利なグリルプレート!
今回ふたとして使いましたが、30cm前後のグリドルにピッタリハマるので色々重宝します。
厚さもあるので熱を逃がしませんしね。
ただアルミホイルでも蓋としては代用可能です。
●ガスバーナー

仕上げ用なのでずっと持っている物を使いました。
ガスバーナーはたまに回収対象になることがあるので、メーカー物を買った方が安全かなと思っています。

以上今回使った物です。
またピザは市販の焼くだけの物でいいですよ
そこにチーズやウィンナーを追いトッピングするとまた美味しくなります
ピーマンは是非増量していただきたいですね
夏休みは暑いので本格的なアウトドアはきついな~って方もこの程度ならやってもいいかな?
そんなピザ焼き!いかがでしょうか?
動画は↓

 

 



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