外遊び屋です。
夏は暑い物の気候が安定し冬のように風が常時強くない事からBBQや炭火にいい時期です。
食材も色々選べますし、お昼のランチにまた夜のディナーにいつでも美味しいBBQ!
グランピングの定番でもありますね。
しかし!
このBBQ!意外と難しいのが魚を焼くこと!
網に皮がくっつきひっくり返す時にそのまま身が剥がれて身崩れする事が少なくありません。
鮎などの川魚、また最近ではサンマなど季節で食べたいけども単価が上がっている物も少なくありません。

無駄にはしない!

今回は綺麗に焼くのにコツがいるBBQでの焼き魚!
これを身崩れせずに焼く!

だけでなく!

大きな魚を「綺麗に」焼くことを実践してみたいと思います。
約40cm!実験開始です!

1 焼魚を綺麗に焼くときに実践したいテクニック!

これまで数々の失敗を繰り返してきた外遊び屋!
その経験をもとに「これは失敗につながるよ!」というポイントを3つ紹介します。

強火に注意!

BBQコンロでも炭が多い所と少ない所で火加減の調整をするというテクニックがあります。
強火ばかりでは焦げてしまうので、保温できるところやじっくり焼く場所を作る。
そこがポイントです。
魚の場合は強火に注意!
魚のお腹アタリは脂が多くまた身が薄い物が多いです。
強火にいきなり置くと、このお腹の部分が焼け落ちで他は綺麗でもこの部分だけ欠損しているなんてこともあります。
また一部が無くなると全体の身崩れにもつながります。
いきなり強火は避けて、中火位でじっくり焼いていってください。

網が十分に熱してから魚を置く!

強火はダメですが、網が熱くなっていないのもNG!
身と網がくっつく原因になります。
これはお肉などでも同じことが言えるので、網はしっかり熱くなってから食材を置きましょう。

無理にひっくり返そうとしない!

ついつい焦って身が網に付いているのに無理してひっくり返そうとする。
これ絶対にNG!
もう身を崩しに行くようなものです。
皮などが剥がれずひっくり返せない時は少し待ってください。
少しずつ焼きながらつつくとそのうち「ぺり」っと剥がれます。
根気が要りますが、これは待つ一択なので焦らずに!

この3つを心掛けるだけで焼き魚の身崩れリスクは下げられます。
ただ道具を使うともっと簡単に焼くことができます。

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2 BBQにぴったり!CS「炭焼き一番」!

もう10年近く愛用しています。

キャプテンスタッグの炭焼き一番!これがホント魚を焼くのに便利です。
その推しの大きな理由を3つ紹介!

一度にたくさん焼ける大きさ!

うなぎを焼く炭焼き一番
ソロキャンプなら必要ありませんがBBQなら一度にたくさんの食材を焼く必要があります。
そんな時にも便利なのが炭焼き一番!
そのサイズ全長350×幅300×高さ30mm!
大概の魚が2匹以上入ります。
これならば人数が沢山いても数を捌くことができます。
小さい物を数でこなすこともできますが、意外と手間がかかります。
一気に料理できる容量!推す理由の1つ目です。

簡単に買いやすい低価格!

なんと800円前後で買える低価格!
専門店でなくホームセンターでも良く売っているので手配しやすい!
いつでも買える。そしてお手頃価格!推す理由の2つ目です。

身崩れ防止率100%?

これを使うと魚の皮が網にくっついて剥がれない、そのまま身崩れするという事がありません。
最後まで魚を挟んで焼くので身が剥がれることがないんです。
火加減に失敗してお腹が欠損したとしてもそれなりに綺麗に焼くことができます。
失敗の可能性が低い!推す理由の3つ目です。

長く使っているけど壊れませんし、鮎や秋刀魚だけでなくイカやウナギなど季節ものも手軽に楽しめます。
「炭火やBBQで魚がうまく焼けない!」という方は試す価値がありますよ!

4 40㎝越え?鯛を焼いてみよう!

とはいえどれだけ大きな魚が行けるのか?
鯛を焼く
こちらの鯛を焼いていきます。
流石に網からはみ出ています。
七輪
今回大きめの魚なので二口七輪を用意しましたがそれよりも大きい!
スノーピークの焚火台Lのおおきさが40×40くらい!その1辺に相当する大きさです。
大きな魚を焼くときに失敗する要因は3つ!
①網の温度がまちまちで皮が引っ付きやすい
②重いので箸やトングだと持った時に負担がかかり身が切れる
③焼きムラができて火がすべてに通らない

③は頭と尻尾が焼けないという事をよく聞きます。
②は経験ある方も多いかと思います。
せっかく張り切って買った魚が失敗すると悔しいですからね。
今回は炭焼き1番を使うので大丈夫!
鯛を焼く
真中が熱く端が火が少ないのでやはり顔のあたりは焼けていません。
しかし小まめに動かして位置調整できるのが便利なところ!
鯛を焼く
角度をつけて焼きたいところを強火の場所で焼いていきます。
顔のあたりに鱗があったのでちょっと強火で行ったら焦げちゃいました!
大きな魚は火が通ったか不安なので、ちょっと強めに焼いています。
焼魚完成!
完成!
いや十分でしょう!
皮は焦げていますが実はふわふわです。
顔から尾までしっかり焼け、もちろん身崩れは無し!
炭焼き一番!スゴイ!

炭焼き一番を使わない場合!

今回炭焼き一番を使いましたが、既にフィールドだ!という方もいますよね。
そんな方はまず既に書いた3つのポイントともう1つ試していていただきたい事があります。

ひっくり返す時にフライ返しを使ってみてください。

すでにこれも書きましたがトングや箸は魚の身の一か所に負担がかかります。
これを解消するだけでも身崩れしにくくなります。
特に大きな魚は想い!局所的に持つとそのまま身が剥がれる事があります。
フライ返しで支えながら面で裏返すことを心掛けてみてください。

4 総括!

外遊び屋の家は魚も好きなので今までいくつもの失敗を繰り返してきました。

うなぎ張り切って買ったよ~!せっかくだから炭火で炙ろう!

と意気揚々とやいたウナギがボロボロになった時の悲しみと寂しさ。
いまでも記憶に残っています。

失敗できない事があるんだ・・・

BBQでの焼き魚!綺麗に焼き上げてください!(笑)
焼いている動画です!

今回のライター

【外遊び屋】
自然体験施設やキャンプ場勤務を経たシーカヤックガイド。
小豆島を一泊二日で漕破するカヤッカー!
雑誌「カヌーワールド」取材協力及び同行料理長(17号当時)
キャンプブログは2017年8月より毎日更新。
500記事を超えるキャンプギア使用レビュー作成と使用経験を持つライター。

 

 



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