何分焼けば大丈夫？キャンプ・炭火で使える焼牡蠣テクニック！

2024年1月7日

冬の牡蠣を楽しみにしている方も多いです。
キャンプシーンでは焚火や炭火で焼くことも多々あります。
殻があって直接身が炎に当たらない牡蠣は焚火で調理するにもぴったりな食材です。
しかし牡蠣を食べる時には食中毒など不安です。
今回は瀬戸内のキャンパーの外遊び屋が冬の牡蠣を食べる時に簡単で使える焼牡蠣テクニックを紹介します。
ホント簡単です。

Table of Contents

1 牡蠣ってなんで当たるの？

「牡蠣に当たるとひどい」とよく聞きます。
色々当たる要素はあるようですが、もっとも有名なのが「ノロウイルス」です。
これは牡蠣が持っている物ではなく、付着している物だそうです。
ノロウイルスは消毒が効きにくく、加熱が有効です。
しっかり火を通して食べることが安全への第一歩です。
また生食用は新鮮かどうかではなく水質に細菌が基準値以下かどうかで判断されています。
「海で揚げたばかりだから大丈夫！」というわけではないのでご注意ください。
焼牡蠣を作る時にもしっかり火を通すことがポイントになります。

2 何分？どちらから？3つの焼牡蠣テクニック

焼牡蠣を作る際知っていると便利な3つのテクニックを紹介します。

スープを逃がすな！焼くときには平たい方から！

牡蠣は適当に置いて焼いてもいいのですが、牡蠣からでる旨味スープを逃がしたくない！って方は平たい方から焼いてください。
平たい方で火を通したら裏返してじっくり焼いていきます。
ひっくり返す回数が少ないほど牡蠣の美味しいスープを逃しません。
なるべく1回で済ませられるようにしっかり焼いてください。
※火力が強すぎるとこのスープが蒸発してしまいます。

牡蠣を焼くには平3分！残り7分！

よく平たい方3分、ひっくり返して7分といった感じに言われますがあくまで目安です。
もちろん火力によって違ってきます。
平たい方は3分を目安にしながら、上になっている方の貝が完全に乾くくらいを見計らってください。
ここでしっかり焼いておくと貝柱も外れて後で身崩れせずに取り出しやすくなります。
またひっくり返したあとは7分をめどにしっかり観察してください。

中が沸騰して時間が経っていると頃合いです。

いい焼き加減です。

保温と飛散防止にアルミホイル！

焼き始めたらアルミホイルなどで蓋をしておくことをおススメします。
牡蠣は焼いていると爆ぜることがあるのでその飛散防止になります。
また蓋をする事で熱も通りやすくなるので早めに食材に火が通ります。
ただ焚火台などで火力が強すぎるとアルミホイルが穴が開くので注意してください。
熾火や炭火の場合でも上昇気流で外れることがあるので、蛎殻などを上に置いて飛ばないようにしてください。

以上3つ！
この食べ方だと「絶対安全」！という訳ではありません。
購入店の注意書きや食べる時にしっかり観察して自分なりにブラッシュアップしてください。

3 牡蠣を美味しく食べるコツ！

牡蠣はそのままでも美味しいのですが、さらに美味しく食べる2つのポイントを紹介！

味変が重要！

牡蠣は海の香りが強いので途中から味が飽きてくることがあります。
これを少しずつ味変していくと飽きずに美味しく食べることができます。
プレーン→醤油→ぽん酢→チーズ→チーズぽん酢→レモン→プレーン
でスープさせるのが外遊び屋の好みです。面倒ですが大根おろしと七味も好きなんですよね。
バターもいいんですよね！
ただ外遊び屋の場合味変無しでプレーンで食べる時間が一番長いです。
カヤッカーでもあり海が大好きでこの磯の香りが溜まらないんですよね。
牡蠣小屋でも味変の調味料持ち込み自由っていう事もあります。