外遊び屋です。
焚き火台を40台以上所有する焚き火台コレクターです。
そのすべての焚き火台がこの一年くらいで使っているので、どれも優秀な焚き火台だなって思います。
この焚き火台!意外と使うとその違いがよく分かるんです。
例えば大人気のピコグリル!
そしてTokyoCampの焚き火台!
この2つはよく似ているようですが使うと使い勝手が違います。
詳しくは「「TokyoCamp焚き火台」5つの良さと注意点!焚火台コレクターが語る」をご覧ください。
似ていても違う焚火台の使用感!
今回は冬にぴったりな焚火台の選び方とおススメを5つ紹介します!
使用している物が多いのでレビューの詳しい記事も一緒に紹介します。
1 冬にピッタリな焚き火台ってどんなもの?
焚き火台はそれぞれ優秀でどれもオールシーズン使っても問題ありません。
でも冬は寒く焚き火台を変えるだけで温かくなります。
その焚き火台を選ぶ時のポイントを2つ紹介します。
熱に方向性をつけるリフレクター付きの焚き火台!
焚き火は全方向に熱を発しています。
この熱に方向をつけることができれば前面が暖炉の様に温かくなります。
たったそれだけ?って思われるかもしれませんがこれだけで温かさが全く違います。
また反射で来る熱は少し柔らかくじっくりと温めてくれます。
温か料理を作る安定した五徳!
寒い時の温かい料理は最高です。
おでんなどもじっくりと煮込みたいところです。
そんな時に五徳がしっかりしていて、高さ調整できる物は調理しやすく保温も効きます。
サッと作って保温にかけておけばいつまでも温かく食べれて温かくなります。
なんでもないような2点ですが、この2点を考えておくと冬の焚き火台の選び方のポイントになります。
2 冬場に温かいおススメ焚き火台5選!
前述の2つのポイントを満たすのがカマド型の焚き火台です。
その中でもおすすめな焚き火台を5つ紹介します。
まるで暖炉!テンマクデザイン「とん火」
沖縄のシーカヤックガイドさんが考えて自作していたものをテンマクデザインが製品化しました。
アウトドアの達人の「これが欲しい!」が詰まった焚き火台です。
火力が強くびっくりするぐらい強く燃焼効率がいいのですが、焚火と五徳の間に隙間が広いので遠火の保温も簡単にできます。
また五徳自体が広いので場所によって温度調節も可能!
そして上半分は開いて使えるので前面だけでなく周りを囲んで焚火もできる優れものです。
実際かなり使いやすいのですが、前面が温かいので夏場は使わない外遊び屋おススメの焚き火台です。
「焚火料理が楽しくなる!テンマクデザイン「とん火」レビュー!」
■使用サイズ(約):41.8×41.8×22.6cm
■重量(約):4.18kg
可変でオールシーズン使用可能!MAAGZ「ラプカ」!
オプションパーツで周りを囲んでカマド型の焚き火台として使えます。
夏場はパーツを外して通常の焚き火台として使えるオールシーズンそして好みに合わせて使える焚き火台です。
五徳の位置も3段階に調整できるので火力調整も簡単です。
またロストルはフラットなので薪に自由な組み方を楽しめます。
キャンプ芸人のじゅんいちダビッドソンさんも愛用中の焚き火台です。
どの季節にも使えて薪の組み方を楽しみたい方におススメの焚き火台です。
「焚火の理想を叶える!MAAGZの焚火台「ラプカ」使用レビュー!」
■重量:本体 1,800g、風防 778g
■サイズ:組立時 - 345〜350mm x 380〜390mm x 345mm、収納時 - 353mm x 345mm x 13mm(ハンドメイドのため、寸法には個体差があります
安価だけど立派なカマド型!ヨーラー「A4型コンロ」!
これは兄にあげてしまって後悔している焚き火台です。
格安の焚き火台より大きいA4サイズのカマド型焚き火台です。
カマド型の割に広いロストルなので焼き面も広くとれます。
また薪が落ちないように薪台も付いているので大きな薪にも対応可能!
もちろんロストルの位置を調整できるので遠火近火も設定できます。
しかしこの焚き火台のおすすめポイントは値段です。
3300円ほどで買えるカマド型焚き火台!
セールになると2,700円位になるので非常に手を出しやすい冬の焚き火台です。
再購入を真剣に感がています。
何がいいかというとロストルの下に熱がこもるのでオーブンとして使えるんです。
これでパンを焼いたりスペアリブを焼いたりできるので楽しみ方が広がります。
そこまで考えずに手放したのがなんとも惜しい!おそらく近々再購入します。
料理の自由さを求める方におススメの焚き火台です。
「期待以上の火力!ヨーラー「スマートフォールディングコンロ A4型」!」
■サイズ:29L x 21W x 30H cm
■重量: 1.9 キログラム
王道!ユニフレームの薪グリル!
カマド型の元祖といえる存在の薪グリル!
流石ユニフレームといった風格と品質です。
外遊び屋はこれを買うかテンマクデザインのとん火を買うかでひどく迷いました!
当時はカマド型この2つしかなかったので選択肢が無かったせいもありますが、この横幅の広さは魅力的でした。
買わなかった理由は知人が持っていた事、そしてとん火の開発者と同じカヤックガイドであるという単純な理由です。
今でもお店に行くとつい手に取ってしまう焚き火台です。
とりあえずカマド型焚き火台の間違いない物を探している方にはおススメです。
■サイズ:約410×300×350(高さ)mm
■重量:約3.6kg
焚き火の匂いを嫌がる方へ!CHANGE MOORE薪ストーブ!
焚き火台ではなく薪ストーブです。
冬は寒いのでアウターを着込んでいる方も多いです。
このアウターはキャンプ専用ではなく日常使いもするんだ!って方もいますよね。
そんな方は焚火の臭いがついたり薪が爆ぜて穴が開いたりすると困ります。
これを解消してくれるのが薪ストーブ!炉内で燃焼なので臭いも爆ぜる心配もありません。
またサイドにガラスで窓がある物は焚火を眺めるような感覚で炎を眺められます。
しかもストーブなので暖かい!焚火とは違いますが柔らかい温かみがあります。
薪ストーブは高価な物も多かったのですが最近は焚き火台と変わらない値段で購入できます。
先日はセールで8,500円位で買えました!
この写真の物はCHANGE MOOREの二次燃焼の薪ストーブです。
焚き火台と同じくらいの大きさになるので収納も比較的楽です。
炎は楽しみたいけども焚火のデメリットが気になる方におススメの薪ストーブです。
「15,000円で購入!CHANGE MOORE 二次燃焼薪ストーブをレビュー!」
以上5つ!最後はかなり変化球で薪ストーブを入れました。
値段が下がっているので焚き火台の代わりとしても十分役立ちます。
テント内に入れることを考える方は、専門的に勉強してください。
3 オプションパーツで熱に方向性を付けよう!
冬にピッタリな焚き火台を紹介してきましたが、手持ちの焚き火台でも方向性をつけることはできます。
それがリフラクターです。
現在色々な物が出ていて布製やアルミ製など大きさも色々です。
外遊び屋が使うのはTovelentの陣幕!またアルミ製では尾上製作所のファイアウッドストッカーを使用しています。
これは薪を乾かすと同時にリフレクタ―にできるのでブッシュクラフトのような雰囲気を作れます。
この後ろがファイアウッドストッカーです。
お気に入りの焚き火台だからいつも使いたいって方にはリフレクターをおススメします。
これがあるだけでも違いますからね。
5 最後に
冬にピッタリな焚き火台を紹介しました。
熱に方向性がつけばかなり温かさが変わってくるので参考にしてみてください。
どの焚き火台も良い焚き火台ばかりですよ!