外遊び屋です。
キャンプクッカーと検索すればたくさんのギアが出てきます。
どれも魅力的だし、ついつい目移りしがちです。
キャンプクッカーに魅せられて、10種類以上持つ猛者もいますし、それぞれの違うクッカーを組み合わせて、オリジナルのクッカーセットをスタキングして使ってる方もおられます。
「ソロキャンプ用クッカーをオリジナルスタッキング!アルミクッカーを組み合わせろ!」
今回は初めてのキャンプクッカーを購入の際に知っておきたい知識とおススメクッカーを10個選んでみました。
ソロ用とファミリー用で分けていますよ!
1 知っておきたいキャンプクッカーの知識!
選ぶ前に知っておくと自分のニーズに合わせられる豆知識を2つほど紹介します。
知っておこう!調理に必要なクッカーの容量!
調理するときの目安の量を知っておくと、自分が食べる量にあわせて選ぶことが出来ます。
お米1合炊き:700ml前後
お米2合炊き:1000ml前後
お米3合炊き:1800ml前後
カレー8皿分:4000ml前後
インスタントラーメン:1000ml前後
くらいです。インスタントラーメンについては湯の容量はそれほど要らないのですが、麺を入れるには1000ml前後あった方が便利です。
カレーも8皿分作ることが無ければもう少し小さい物で対応できるので、おおよその容量を持っておくと選ぶ時に失敗が少ないです。
知っておきたいクッカーの素材のお話!
キャンプクッカーの素材として使われることの多い素材は「アルミ」「ステンレス」「チタン」の3つです。
アルミクッカーの特徴
軽量で熱伝導率が高い事が特徴のアルミクッカー。
素材も安価で手に入りやすい価格ですが、柔らかいので凹みや歪みが発生しやすくなります。
ステンレスクッカー
やや重く熱伝導率が低いので、湯を沸かす時に時間がかかり、お米を炊くときには炊きムラが出やすい素材です。
反面頑丈で変形することが少なく、それほど高くない値段で購入できます。
チタンクッカー
軽量ですが熱伝導率が高く、湯を沸かすのに時間がかかりお米を炊くときには炊きムラが出やすい素材です。
値段が高額になるものもありますが、非常に軽く、また火を入れると熱変色を起こしてオリジナリティのあるクッカーになります。
3つ見てきましたが、実際使用した感じでは、熱伝導や炊きムラはそれほど強く出る個性ではないと思っています。
一般的にはこう言われていますよという程度の話で慣れれば問題ないので「この素材だから」という先入観は無くてよいですよ。
2 キャンプに便利!おススメキャンプクッカー10選!
それでは早速魅力あるキャンプクッカーを10個紹介したいと思います。
おススメソロキャンプ用クッカー4選
ソロキャンプのクッカーには700mlから1000ml前後でスタッキングできるキャンプクッカーが調理の幅も広くコンパクトに収まるのでおススメです。
PEAKS&TREES クッカーセット6pct
●容量:L1070ml S730ml
●収納サイズ:Φ145×100mmくらい?
●重量:475g
●素材:ステンレス
●価格:3,630円(Amazon)
新潟県は燕三条製のキャンプクッカーです。
LとSにそれぞれ蓋が着いているのでお米を炊いて蒸らしている時に蓋が足りないという事がありません。
収納サイズが書いていなかったので、フライパンとLクッカーを合わせたこの位かなという数字にしています。
値段もお手頃な上に、サブのお皿も付くのでソロでもグルソロでも役立つキャンプクッカーです。
スノーピーク チタンパーソナルクッカー
●容量:L1000ml S780ml
●収納サイズ:φ155×100mm
●重量:330g
●素材:チタン
●価格:8,338円(Amazon)
リニューアルされたアルミパーソナルクッカーは大きくなりましたが、こちらはそのままの大きさです。
コンパクトでまとまりやすく、スタンダードなクッカーです。
同じサイズのアルミパーソナルクッカーの使用レビューは「スノーピーク「アルミパーソナルクッカー」100回以上使用レビュー!」をご覧ください。
VASTLAND クッカー 4点セット
●容量:L1000ml S700ml
●収納サイズ:φ160×105mm
●重量:450g
●素材:アルミ
●価格:2,980円(Amazon)
スノーピークのアルミパーソナルクッカーがリニューアルされて少し大きくなったため、旧サイズを求める方にピッタリのサイズ。
構造はほとんど変わらず、値段は少しお求めやすくなっています。
とりあえず試してみたいって方にはぴったりのアルミクッカーです。
ユニフレーム 山クッカー
●容量:L1000ml S600ml
●収納サイズ:140×147×88mm
●重量:449g
●素材:アルミ
●価格:7900円(Amazon)
ユニフレームの角型クッカーです。
角型にすることで収納のデッドスペースを少なくし、インスタントラーメンも割らずに調理できるこだわりクッカーです。
フライパンも付いているので、汎用性が高く山クッカーの名の通り、登山の方にも使用されるクッカーです。
ソロキャンプで調理もできるケトル3選!
荷物も増やしたくないのでケトル一つで十分!という方に調理もできるケトルを紹介です。
スノーピーク ケトルNO1
●容量:0.9ml
●重量:255g
●素材:ステンレス
●価格:2,750円(スノーピーク公式)
現在価格が1万円を超えることがあるので、少し待てば適正価格で買えます(2022年9月現在)
お米も炊けて、ラーメン鍋としても使用できるケトルです。ツルが付いているので焚火にかけることもできる多機能なケトルです。
トランギア ステンレスノブケトル 0.9L
●容量:900ml
●重量: 176g
●素材:アルミ
●価格:3,259円(楽天)
トランギアのアルミケトルです。
形状が如何にもキャンプケトルっぽいですが、蓋が大きいのでこれでお米を炊くのを見たことがあります。
南部鉄器の鉄瓶などでも炊くことが出来るので、なるほどな~って見ました。
ケトルでお米を炊くときには注ぎ口から湯吹き出る事もあるのでお気を付けください。
ソロストーブ ポット1800
●容量:1800ml
●重量: 354g
●素材:ステンレス
●価格:5,980円(楽天)
ウッドストーブでお馴染みのソロストーブのケトルです。ポットというんですね。
注ぎ口もありますが、鍋としても使えそうです。天空の城ラピュタでパズーが持って肉団子を買いに行きそうなポットです。
このシルエットも魅力的なのですが、ソロストーブタイタンを収納できるクッカーです。
ファミリーで使えるクッカー3選!
最後にファミリーでも使えるキャンプクッカーです。
DUG 焚火缶SML
●容量:L2960ml M1880ml S1160ml
●収納サイズ:Φ122×180mmくらい?
●重量:722g
●素材:アルミ
●価格:3,327円(Amazon)
焚火好きならば一度は購入を検討したことのあるDUGの焚火缶のSMLのセットです。
「DUG「焚火缶」購入レビュー!焚火好きが一度は購入検討?2年使って追記!」
Mでお米3合、Lでカレーが4皿分優に作れます。
蓋はフライパンやお皿としても使えるので、ファミリーのクッカーとしてピッタリです。
ハンガーで焚火に吊るすこともできるのでワイルドなキャンプ風景が作れます。
●容量:L3100ml M2100ml
●収納サイズ:Φ200×180mm
●重量:1400g
●素材:ステンレス
●価格:4,980円(Amazon)
フライパンと大小の鍋が付いたセットです。キャプテンスタッグから発売されていますが、アウトドアの聖地燕三条で作られた日本製のクッカーです。
お米と副菜、また目玉焼きやチャーハンなどとりあえずこれ一つあれば色々調理できるセットになっています。
Amazon限定なのがちょっと惜しいですね。
KingCamp キャンプ クッカー セット
●容量:L2500ml M1500ml
●収納サイズ:Φ235×145mm
●重量:1,270g
●素材:アルミ
●価格:7,880円(Amazon)
ハンドルが竹素材で出来ているちょっとおしゃれな雰囲気のキャンプクッカーです。
サイズは少し小さめなので、量が必要な方にはちょっと少ないかも。
焚火調理ももちろんできますが、ツーバーナーで調理するようなクッカーですかね。
あまり煤で色を付けたくない気がします。
3 最後に
キャンプクッカーを色々見てきました。
サイズを間違わなければ、購入の際にも間違いないと思います。
外遊び屋が使っているのは
リニューアル前のアルミパーソナルクッカーですね。
他にも大小10種類近くを持っています。クッカーって沼なのでお気を付けください。