20を超える焚火台を愛でるキャンパー外遊び屋です。
焚火台コレクターなんです(^^;
焚火台ってメーカーさんの叡智の結晶でそれを分けて頂いている感覚で楽しませてもらっています。
どの焚火台もよく考えてあり、惚れ惚れしながら「今日はどの焚火台にしようかな」とニヤニヤ選ぶ時間も好きです。
今回使ったのはTOKYOCRAFTSの焚火台「マクライト」です。
少し前に発表されて気にはなりながらも、少し大きいかなと思って見ていた焚火台です。
そんな時にお話を頂きこの焚火台を使わせていただけることになりました!
TOKYOCRAFTSの「マクライト」!コンセプトも面白い!実際キャンプで使用した感想を書いていきたいと思います!
ファミリーで使えるサイズで軽量!高燃焼率な焚火台です!

1.「マクライト」はファミリーキャンプ用として異例の超軽量焚火台!

まずはTOKYOCRAFTS「マクライト」の全景からです。
マクライト
折り畳み式の焚火台といった感じですね。
組み立てたサイズは36×40×32cmです。五徳を置く高さがあるので実際の火床の高さはかなり低く感じます。
第一印象はピコグリルに近い感じですかね。
ピコグリル398のトラブル!火床が壊れてしまった!今後の対応策の検討!
しかしこのサイズ!ピコグリルよりも少し大きく一般的にファミリー用と言われる焚火台のサイズと同じくらいです。
焚火台の双璧と言えるユニフレームのファイアグリルやスノーピークの焚火台Mのサイズが大体35×35cmくらいです。
ほぼ同じくらいのサイズですが重量がファイアグリル2.7kg、焚火台M3.4kgといった中でマクライトは本体0.749kg、五徳0.135kgと合わせても1kgに満たない軽量焚火台です。
また収納サイズが21×40×2.5cmと超薄いんです。家での収納や車での積載、持ち運びが便利な焚火台ですね。
自重がある事は焚火台自体の安定性につながるので決して悪い事ではなく使用する際には大きな安心になります。
この安定性はマクライトは背を低くすることで担保している感じですね!
コンセプトとして「グループでもソロでも使える」があるそうですが、この軽量、コンパクトで持ち運びやすいところはコンセプトを十分体現していますね(^^
グループで焚火台を大きくすると携行性が悪く、ソロ用が別で欲しくなったりしますが、これなら兼用できそうです。

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2.TOKYOCRAFTS「マクライト」を組み立ててみる!

早速
マクライト
組み立ててみたいと思います!
マクライト
入っている部品はこちら!
マクライト

部品は薄いですが、華奢な感じはありません。
組み立て方は
マクライト
詳しい取説が入っているので目を通してから取り組めば迷う事はありませんでした。
マクライト
完成!組み立てると分かりますが、構造が面白いです。ピコグリルを使っているとフレーム部分が足になるのかと錯覚しましたが
マクライト
薄いながらこのサイドが足となり、カーブを描くことで安定感が増している感じがしました。
耐荷重がゴトク(スタンド設置):7kg、ゴトク(側面パネル設置):7kg、火床:15kgというのも納得です。
マクライト
外遊び屋のソロスタイルとしては少し大きいかなと思いますが、決して大きすぎて困るという事は無いサイズだと思います。
五徳が高いので火から遠くなりますが、この辺りは後述しますが意味のある高さになっていますよ(^^

3.高燃焼と自由度の高いマクライト!

マクライト
早速やってきましたキャンプ!
構造上地面へのダメージを鑑みてあった方が無難かなと焚火シートの上に設置です。
マクライト
今回は着火剤での火起こしです。
マクライト
この初めての火起こしで緊張しましたが難なく着火!かなりの燃焼効率が良いようです。
特に工夫しなくてもいい!この感じなら火打石などで種火を起こして火を点けるのも楽そうです。(^^
さらに五徳のフレームも高く薪の置き方の自由度が高いです。
マクライト
横にも縦にも薪が組めるので、やりたい組み方、また空気の流れを計算して薪を置くことが出来ます。
調理的には強火弱火、そして熾火などなど欲しい時に欲しい形に組み替えれます。焚火を楽しむときに薪の組み方が自由なのは嬉しいですね(^^
サイドの足になっているパーツがサイドウォールの役割も果たしてくれるので火が安定的に上がる感じもしました。
綺麗な炎を作れる焚火台です(^^
焚火楽しいな~(^^

4.マクライトで美味しいキャンプ飯!

かなり炎をつつくことで満足していますが、薪を組み上げて自由な焚火を楽しむだけではありません。
薪の組み方は火力調整が可能!となると調理もし易いという事になります。
食道楽な外遊び屋ですから、結構重要なポイント!
マクライトは大きさもファミリー用の物と同じくらいなのでたくさんのクッカーを同時に調理出来ます。
マクライト
3つのクッカーが乗せれました!
これは便利ですね!
さらに五徳が
マクライト
火に近い所と、
マクライト
火から遠い場所でも設置できます。
これは便利!同じ火で遠火と近火が使い分けれます!
この日は
マクライト
直火にバウルーを放り込み
マクライト
手羽先を焼きました!
また鍋は遠火で煮込んで
マクライト
夜の豚軟骨と牛筋の煮込みを作りました!
クッカーがたくさん置けるだけじゃなく火加減もできる構造!
これはホント嬉しいなぁと思います。
どちらも美味しかったですよ(^^
焚火料理にはぴったりのクッカーたちです。

ちなみに手羽先は塩こしょうと七味をかけています。お酒にぴったり!
また囲炉裏鍋は約6時間くらい火にかけていましたが、遠火の弱火が使えたので、水分が蒸発しきって焦げることはありませんでした。
味付は麺つゆと塩、そしてニンニクで煮込むと軟骨までほろほろになりました。
このマクライト!長期キャンプなどで手の込んだ料理も十分対応してくれそうです。おでん・・・やってみたい!

 

5.使うほどに楽しいマクライト!

キャンプで10時間使っていましたが、使うほどに魅了されました。
マクライト
やっぱり薪が自由に組めることは焚火好きにはたまりませんね。
囲炉裏スタイル
ファイヤーセーフと近い楽しみを感じます(^^
直火感覚を味わう!ウルフアンドグリズリーのファイヤーセーフ!

また
マクライト
熾火も綺麗にできました。
底がV字になっているので自然と灰と炭が集まり、保温してくれるのでじっくりと燃えていきます。
マクライト
時折小割を入れて燃料補給!いやこの画像をみるとまたキャンプ行きたくなりますね!
ちなみに使用時間はかなり長かったですが焚火台の変形はありませんでした。なかなかやるな~!

6.TOKYOCRAFTS「マクライト」基本スペック!

基本スペックを確認していきたいと思います!
●材質:(本体、ゴトク)ステンレス(SUS304)、(収納ケース)ポリエステル
●設営サイズ:W36×D40×H32cm
●収納サイズ:W21×D40×H2.5cm
やっぱりコンパクトですね。ファミリー対応している物にしては小さくなります。
●重量:本体:794g / ゴトク:135g
かなり軽いですね。この辺りがソロにも対応できるところですかね。
持ち運びやすいのは1つメリットですね。
●セット内容:本体、ゴトク、収納ケース
マクライト
収納ケースは余裕があるサイズなのでしまう時にも便利でした。
さらに詳しい情報はTOKYOCRAFTS「マクライト」の公式HPをご覧ください。

7.TOKYOCRAFTS「マクライト」を使った感想!

まだ使い込めていないのですが、ファーストインプレッションでは良い焚火台だなと思いました。
当初のイメージでは「ソロには大きすぎる!」という懸念がありました。正直ファミリー用とソロ用って兼用は難しいんじゃないのかなって思っていました。
実際使ってみると軽量でソロ用焚火台と同じくらいに小さくなることはメリットが大きいなぁと思います。
特に外遊び屋は地べたスタイルなので、火床の高さが丁度よく一人で炎に向き合うのに良い感じです。
「ソロ用=小さい物」という事が絶対という事はありませんからね。
でも外遊び屋がいつも使う焚火台のサイズよりも大きいので、1.5倍くらいの薪を使用しました。
いやだって薪を組むのが楽しいんだもの(^^;
また炭や灰が中央に集まる構造なので、ちょっと油断しても火が消えてしまったり、煙ばっかりになるようなことも少ないのが楽ですね(^^
感覚的にはソロでも気軽に使えるファミリー用焚火台とか、ソロで炎の前に陣取って大きくなる炎を楽しみたいというときにはぴったりの焚火台ではないかなと思います。
一番気に入ったのは調理がしやすい点ですかね。五徳の位置が調整しやすいのでじっくり煮込む料理をもっとやっていきたいなと思います。

8.最後に

TOKYOCRAFTS「マクライト」を使わせていただいたファーストインプレッションです。
新たな発見があればもっと書き足していきたいと思います。
いろいろ遊べる焚火台ですが、嬉しい事になんとマクライトは9,878円なんです。
この値段!TOKYOCRAFTSさんの心意気ですよね。お求めやすい!
TOKYOCRAFTSさんの公式オンラインショップから購入できますよ→TOKYOCRAFTSオンラインショップ

いや焚火台ってホント楽しい!(^^

 



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