外遊び屋です。
冬の寒さ対策で「寒い」という体験は多々ありますが、寒い事で害を受けるのは体だけではありません。
かつてキャンプ場の水道が凍ってしまい水が出なくなったこともありました。以来一応手元に必要な水は確保する様になりました。
またもう一つはガス缶などが着火しづらくなること!着いても火力が上がらないという事が多々あります。
最悪チャッカマンも付かない事がありました。これは低温でガスが気化しづらいために起こる現象です。
かつて「厳寒期!ガス缶の低温度対策と対応温度!」という記事に書いた通り寒いと気化せず調理もままなりません。
今回ウィンドスクリーンを使った結果思いのほか良い結果が出たのでちょっと報告レポートです!

1.外気温-1度!OD缶にて調理!

久しぶりにガス缶を使って調理したいと思い準備しました!
プリムスのバーナー
久しぶりに登場!プリムスのバーナーです(^^
ホントカヤックのガイド時代からお世話になっていましたが、最近の焚火に偏重しており出番が少なくなっていました。
そしてこの日は画像にも白い物が見えるとおり、雪模様の天気です。
瀬戸内海沿岸としては珍しいマイナス気温です。この状態で着火を試みましたが、残念ながら火力は弱いままでした。
OD缶もプリムスの物ですが最も安価な物なのでこの気温では無理か~ってあきらめかけました。
ただ風があるのでこの風だけでも遮れば少しは調理できるかなと思い
ウィンドスクリーン
ウィンドスクリーンを設置!滅多に使わないレアアイテムです(^^;
これで
ユニフレームのマルチロースター
ユニフレームのマルチロースターを使用してみることにしました!

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2.ウィンドスクリーンの思わぬ効果で高火力を実現!

ユニフレームのマルチロースターは最近あまり見なくなりましたが便利なアイテムです。
ちょっと炙ったり、パンを焼いたりするには便利なアイテムでコンパクトになりますからね。
一方で熱源より離れてバーナーの熱をメッシュで遮断してその余熱で焼いていくので火力自体が強くないと焼きづらいという点がありました。
なので今回ウィンドスクリーンをを設置することで熱が上がって少しでも効果が高くなるかなという希望もありました。
ただこの気温では火力は期待できず、使用すると下がるガス缶の温度で勝負にならないかなとも思っていました。
しかし!実際使っていると全く落ちない火力!徐々に安定しているようにも思えます。
マルチロースター
ベーコンも難なく焼けていきます。なんで?何が起こってる??
これは正面にいて分かりました!ウィンドスクリーンを設置することで熱が籠り、ガス缶を温めています。
つまり、使用することで下がるガス缶をの温度を輻射熱が温めて安定的にガスを気化してくれているんだと感じました。
実際正面にいると熱を感じて温かいんです。これは全く想定していませんでした。
またこの画像ではウィンドスクリーンの高くするために下にブロックを噛ませています。
これはマルチロースターのメッシュと網の間が風を通さないようにして熱を無駄にしないようにした結果ですがこれもかなりうまく行ったと思います。
これは冬場のガス缶使用に新たな可能性を感じましたよ(^^
というか今更気が付きました!リフレクターってすげぇ(^^

3.最後に

ちょっと気軽に行った調理ですが、今更大きな発見をしたと思っています。
調理をした輻射熱をスクリーンで閉じ込めてそれでガスの気化を促す。いやはや納得!
ただ輻射熱が熱すぎると、ガス缶の暴発などの危険もあるので、大きな鍋などを使用する際には十分にご注意ください。
今回は

最も安いガス缶を使用しました。
またウィンドスクリーンは

EPIのウインドスクリーンでした。カヤックガイドの時だからこだわっていたんですね(^^;
ちなみに格安のウィンドスクリーンを買うと、接合部が外れやすかったりするのでご注意ください。
バーナーはプリムスの物ですが、既に廃版になったようでした。
なかなか良い結果だったので次回は

イワタニのジュニアバーナーでも試してみたいと思います!

大丈夫だとは思いますが、くれぐれもガスの暴発には注意してくださいね。
長時間使ったり、火力を上げる時にはガス缶の温度が上がりすぎないように注意してください。

 

 



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