外遊び屋です。
ついに気温が40℃近くまで上がって来ました。
外遊び屋の住む瀬戸内でもかなりの温度が上がってきています。
また自分自身も含めて軽く熱中症の症状を出す人も増えてきました。
温度が「暑い」という不快だけじゃなく、「危険」という範囲にも及んでるのを感じます。
今回はこれまで紹介してきた外遊び屋が実践している暑さ対策を事前準備編、当日編、即応編の3つに分類しながらこの危険な暑さをなるべく安全に過ごす方法を紹介したいと思います。
まだまだ改善の余地もあると思うので、考えるきっかけになれば幸いです。

1.暑さ対策準備編!

準備編ではキャンプに行くときに事前に持っていってると便利な物を紹介していきます。
急にとなると手配に時間がかかったり、金額的にも負担になることもあるのでできる限りあれば助かる、もしくは代用が効けばそれでよいと思います。
①空気循環用のサーキュレーターもしくはハンディファン
クリップ型のファン
まずは出先で便利なハンディファンです。
これは直接自分に当てる為だけでなく、テント内やタープ下の空気を循環させる熱を籠らせない効果を狙います。
テント内、タープの中でも空気が留まると熱気を帯びて熱く感じるようになります。
これを動かしてやることで、かなりの体感温度が違ってきます。
購入の際には大きさと稼働時間をチェックしておいてください。
外遊び屋が実際使用している物は中で8時間近く回ってくれます。クリップなのでポールなどにも設置できテーブルなどに置いていても安定するのでお気に入りです。
ただこれでは小さく循環させるのに力不足な事があるので大きめのコールマンのサーキュレーターも場合によっては使います。
購入当時は4,000円位でした。
しかし現在では半額程度でBUNDOKからも発売されています。
これらは大きくかさ張るのも事実。テントでは転がることもあるので留意してください。

②ポータブルクーラーで体を冷やす。
もう一つ先ほどのファンでも良いのですが外遊び屋が助かるな~って感じた物が
ここひえ
ポータブル冷風機の「ここひえ」です。水冷式で空気を冷やす冷風機です。
外遊び屋は水に氷を入れることでさらに冷たい空気にしています。
設営の後や、動いた後の体温はかなり暑くなります。外が35度以上なので冷めようがないんですね。
そんな時に先日これでかなり助かりました。
残念ながら空間が冷やせるほどの効果はありません。テント内でも1度か2度下げれれば御の字的な物です。
冷風機ですから。また使うにはモバイルバッテリーか電源サイトが必要になります。
ただ設営後の滝汗時の効果は絶大でした。ネックは値段と電源ですね(^^;ただ格安の類似商品もあるのでそちらを口コミなどを頼りに購入するのも手です。

使用していないので分かりませんが値段だけなら2,000円以下もあります。
ちなみに外遊び屋が使っているモバイルバッテリーは
ソーラーで充電もできる26800mAhのバッテリーです。
ソーラー充電は補助的な機能ですが、安心につながります。
このバッテリーならここひえの風の強さが「中」で一晩回っています
バッテリーの大きさの参考までに。
ここひえのレビューについては「効果は?ポータブルクーラー「ここひえ」をキャンプで実践!」で詳しく書いています。

③格安レジャーシート
今更レジャーシートと考えられるかもしれませんが、日よけとして、また荷物を一時逃がす場所として使います。
キャンプでこだわりの設営をされると思いますし、ワンタッチタープを使用している方も多いかと思います。
しかし太陽の角度は一定ではなく日陰の位置も自ずと変わってきます。この時にタープを張り直すわけにはいかないので
日陰を作るために格安レジャーシートを使用する便利です。クリップなどで止まりますよ。
外遊び屋は時にはグランドシート、設営時の荷物置き、そして日よけとして

ちょっと大きめのレジャーシートを持っています。全体的にサイトの色がグリーンなのでこの色です。
タイムセールで1,000円以下だった思います。高い物は必要無いのでちょっとぶら下げる物があれば日陰を効率的に作れます。

④ボディシート
これも先日非常に助かりました!拭くだけで体がスッとして体感温度がかなり下がります。
汗だくでは体表面の温度が下がりにくいので、スッキリと体を拭いてください。
先日の設営の後のダウンはこれで体を拭いて、ここひえを使ったことで回復できました。
この商品でなくてもいいので、肌のアレルギーなどを気を付けながら試してみてください。

⑤とにかく移動を減らすアウトドアワゴン
アウトドアワゴンのサイズ感
オートサイトや車が横付けできる場所なら必要ないのですが、歩いて数分やフリーサイトの良いところとなると
移動が発生することもあります。これをワゴンを使う事で移動の回数を減らすことが出来ます。
先日のお話。車に忘れ物をして、1往復多く歩いたんですが、この1往復が炎天下ではしんどい。
全てが一回の搬入で終われば、設営も早く、そして楽になります。
キャンプ場では一輪車などを貸してくれますが、それを返しにいくのにも体力を使います。
無論明日には帰るからそれまで借りておこうっていうのは基本アウトですよ。
閑散期で管理の方が「いいですよ~」って言ってくれない限りは使ったら、すぐに返却してください。
トラブルのもとにもなることがあるので。
そんな気を使わなくてよいのが自前のワゴンです。
ただ車載に場所を取るのと値段はそれなりにしますので初期投資として迷うのも当然です。一応参考までに。

⑥寝れない夜に涼感ジェルマット
続いて夜の寝る際とお昼でも使える涼感マット!

今年はあまり見ない気がしますがこのジェルが入っているマットを外遊び屋は普段から使用しています。
常温で置いておくだけで冷えてきて、上に寝転ぶとヒンヤリします。
そしてしばらくの間体の熱を取ってくれるので非常に気持ちいいです。
常温で涼感がとれる貴重なアイテム。でも外遊び屋はこの上で寝ていると2時間後くらいにジェルの方が熱くなっています。
相方が使うとそんなことはないのですが、普段日にあたっているからかな(^^;
外しておくとまた冷えてくれるので繰り返し使えることも魅力の一つです。
アウトドア用でないので雑に扱うと破れますから十分に注意してください。

⑦空気の層で放熱させるコット
これも外遊び屋のカヤックキャンプではよく使う手段です。
テントの中のコット
テント内でのコット。
寝ているとマットに自分の体温が溜まって熱くなり目が覚めることがあります。
寝苦しいんですよね。そんな時にコットだと下に空間が開いているので、体温が逃げて涼しく感じます。
日中は日陰で出して寝転んいても気持ちいいですからね。
ただ人数分揃えると金額的にバカにならないのと、車載スペースも侮れない難点もあります。難しいところですね。
外遊び屋は

7,000円くらいの比較的安価な物を使用しています。

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2.暑さ対策当日対策編

キャンプに限りませんが、準備が大事です。当日やその場でってなるとかなり対策が限られます。
その中での当日できる対策を2つ紹介。主にテントの対策です。
⑧テントに直射日光をなるべく当てない
ちょっと難しいことですが、テントに直射日光を当てない事で温室効果を高めない事で暑さを和らげます。
テントに太陽があたり締め切っているとテント内の温度は軽く60℃を超えます。
なるべくテントに直射日光を当てない事を意識してください。ちなみにその中に荷物を置くと
荷物自体も熱を帯びるので、日が陰った後もそれらの放熱でテント内が保温されてしまいます。
とはいえ日陰にテント設営なんていい条件はそうそうあるものではありません。苦肉の策としては
モンベルミニタープ設営済み
少しタープでテントを隠してやることも一つの手段です。
とはいえファミリーの大きなテントを覆うのは難しいのですけどね(^^;

⑨テントを締め切らない
先ほどの続きです。テント内を締め切らずになるべく開放して中の温度を上げない。
これが最も現実的でしょう。メッシュのところは開放して置く。そして、ベンチレーターは開けておく。
この2つはやっておいた方がいいです。メッシュがないところを開けると虫が入りますし、
メッシュでも煙が入って臭いが付くのが嫌だということも十分あるので、気にならなければという対策でが、
中の空気を抜いてやるだけでもテント内の温度は格段に変わるので、夜の暑さを緩和してくれますよ。

3.今すぐ逃れたい暑さ対策即応編

今暑い、倒れそうだ!何とかしたい!そんなときの暑さ対策即応編です。
ただ効果が高い物ではありませんが熱中症の時にも有効です。
⑩体を拭いて乾いた衣服に着替える
もし汗だくで服まで濡れている場合は、しっかり汗を拭いて乾いた衣服に着替えてください。
簡単ですが、即効性のある確実な方法です。
濡れたままだと汗などが気化しにくく体温が下がりにくいことがあります。
着替える時に濡れタオルをしっかり絞って体を拭くと、汗を取ると共に水分が表皮で蒸発するので少し涼しく感じます。
また乾いた服を着ることで同じく水分による保温から解放されるので風などが涼しく感じるようになります。
準備編で上げたボディシートなどはアルコールが入っているので気化が早くホントにさっぱりした気持ちになります。
所持していればお試しください。

⑪流水などで手のひらを冷やす
手は体の放熱板ともいうそうです。暑い時にここを冷やすことで体の冷却を促すことが出来ます。
もちろん流水で手を流していることが簡単ですが、テントではそうもいきませんので
ペットボトルなどに入れて握っておいてもよいでしょう。
水道からでる水の温度はこの時期27度くらいだそうです(東京都水道局HPより)。気温や体温よりは低い程度ですが、
それでも無いよりはマシかな(^^;
氷などがあると良いですが、この時期のクーラーボックスにどれだけ残っているか。
でも翌日帰宅など保冷の時間を計算して使用するという手もありますね。

⑫足首を冷やす
これは足湯と同じですね。足は体のポンプ!足の温度を冷やせば冷えた血液が体に回るので
体全体が冷えやすくなるそうです。冬の寒さの足元を冷やさないのもこのせいでしょうかね。
こちらは水などに浸けなくても、風に当てておくだけでも体感温度が違ってきます。
夜寝苦しい時にはファンを足の方に当ててみるのも一つの手です。

4.最後に 

夏の暑さ対策を12個まとめて見ました。
外遊び屋が実践している物ばかりです。この時期暑いのは当然なのですが、現在危険レベルに達することもあるので
十分に注意してください。ソロキャンパーさんのハンモックなどは気持ちよさそうだなと思います。涼しそう(^^
でも木があまりなくて日向に張っている方も見ますので、ホント熱中症十分にお気を付けください。
楽しいキャンプの思い出の為に。まだまだ外遊び屋も暑いのは避けたいので対策は考えているのでブラッシュアップしていきます。

 

 

 

 

 



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