外遊び屋です。
梅雨が長かった分昨年よりは暑さが少しマシな気がします。
とはいえ連日35℃前後の気候で間違っても「涼しい」とは言えない環境です。
その中でのキャンプはどうやっても暑さ対策が重要になります。
これまでに日中の対策として「夏キャンプの暑さ対策!経験と実績の方法!
また夜の対策として「熱帯夜攻略法!実績ある方法で夏キャンプの暑さを乗り切る!」を取り上げてきました。
しかし準備していなかった。もしくは思ったより暑かったなど事前の準備がなくその場で対応しなければならない事があります。
正直な話、当日できる事は気休め程度だと思いますが、熱中症を防ぐという点でも重要かと思います。
なので今回はその場で出来る暑さ対策、体温を下げる方法を経験と共に紹介したいと思います。

1.濡れタオルで体表面を拭く

一番簡単ですが、効果はかなり感じます。
キャンプは設営時などに汗をかきます。その汗をそのまま置いも乾くとは思いますが、何となくさっぱりしません。
これはカヤックで海水に浸かった時にも感じましたが
体の表面がべた付くとうまく気化熱が作用しづらくなるんじゃないかと思います。
これを濡れタオルで拭きとることで、さっぱりとします。
おそらくですが濡れタオルで拭くことによって薄い淡水の幕が表面にでき、これが蒸発することで体がさっぱり体温が下がると
考えていますが、体表面の温度が下げれるのでお試しください。拭き取った後は乾いた服に着替えることをおススメします。
濡れた服などは水が体温を保温する上に気化しづらいので逆に暑く感じることがあります。
冬場のウェットスーツも同じ原理で冷たい海水から身を守ってくれますが、夏の場合は暑さに感じるので気を付けてください。
ちなみに先日効果を感じたのは

アルコール系でしょうかね。ホントに拭くとスッと体表面から熱が奪われてしばらく持続します。
アルコールアレルギーの方などは難しいかもしれませんが、所持していればボディシートはかなり有効です。

スポンサーリンク

2.ペットボトルで手のひらを冷やす

これはウォーキングなどでペットボトルを持って体温が上がりすぎないようにしている方もいる方法です。
手のひらは体の放熱板の役割をするそうですが、ここを冷やすことで体温の上昇を抑える事が出来ます。
これまたカヤックのガイドの時の経験ですが、暑い~って方に休憩中はよく手を海水につけてみてくださいと案内していました。
海上は比較的風が冷たく暑くて仕方がないという事は少ないのですが、それでも手を付けるとかなりクールダウンします。
お客さんも気持ちよくていい反応してくれるのが楽しかったんですね。
余談ですがシットインのカヤックであれば手を伸ばせばすぐに海水に手が入ります。海面との距離がとってもいいんです(^^
とはいえ陸ではすぐに水の中に手を付ける事が難しいのでピットボトル等に入れて握るだけでも違いますよ。
ちなみに外遊び屋の住む地方の地面下の1mくらいの温度が16℃くらいと聞いたことがあります。
水道水も地下を通っているので、水道水でも気温よりは冷たい温度になっているはずですよ(^^

3.足首を冷やす

これもカヤックガイド時代の経験です。
シットオントップタイプのカヤックなどはカヤックで横座りをする事もできるほど安定している物もあるので
暑くてダルそうな方には足を水に浸けることをおススメしていました。足湯の逆??今思えば。
シットインタイプでもバランスを取れば足が漬けれるのでこれで海を漂っている事もあります(^^
ホント気持ちいいんです。足は体のポンプとも言いますからここを冷やせば全身が冷やっこくなるのかなくらいで理解しています。
そういや漫画「究極超人あ~る」でも夏の暑い時に鳥坂先輩がバケツに足を入れて涼をとっていたような・・・。
昔からある方法なんですね。キャンプでバケツがあればそれに足を入れてもいいし、
使い終わったペットボトルに水を入れて足の下に入れてても効果があります。
ただ、キャンプ中は足首は虫に刺されやすいところなので虫除けもしくは虫対策はしっかりとしてくださいね。

4.最後に 

その場で出来る暑さ対策を紹介しましたが、どれも即効性はありますが、これですべて解決できるほどの効果はありません。
やはり事前の準備がかなり重要かと思います。
ちなみに扇風機などを持って行っていればそれを足に当てても少し涼しく感じます。
とりあえず焼け石に水的ですが試してみてください。一番効果があるのは濡れタオルで拭いて着替える事ですかね。

 

 



スポンサーリンク