外遊び屋です。
ヒロシちゃんねるファンの方も含めて最近気になるご飯の炊き方に「竹での炊飯」を考える方も多いのでは?
外遊び屋もはるか昔清水国明さんがアウトドア体験で竹でご飯を炊いているのを見て
へ~って興味を持っていました。それに加えて、先日のヒロシちゃんねるでやっていました。
あれをみて・・・「こりゃやっぱりやって見たい!!!」という欲求に駆られるのもファンなら仕方ないもの。
という事で実際に炊いてみました!これが結構楽しい上に奥が深い!
ということで・・・今回は外遊び屋が感じた竹でご飯を炊くときの気を付けた方が良い点を挙げていたいと思います。
結構・・・ドキドキです(^^

1.竹の器の作り方と注意点

用意したのは
準備した竹
こちらの太い方の竹です。
ちなみに真竹。タケノコも一緒に頂きました(^^
これを細工するのはもちろん!
サムライノコギリ!
抜群の切れ味を誇るノコギリサムライ!
これのお陰でDIYも含めてこういった作業が楽しくなりました。
切れ味の実証に関しては

こちらの記事をご覧ください。
これによって・・・
一節に切り分ける竹
一節に切り分けます。
これにお米を入れる為の穴を開けていきます。
その為にはまず・・
竹に切り込みを入れる
この位の切れ込みを入れます。
そして・・・
ナイフで竹を割っていく
縦にナイフを軽く打ち込んめば割れます。
下の切れ目までつながれば・・・
竹を割ったところ
簡単に割れます。一応角はナイフで削ってささくれを取っておきます。
ちなみにここで気を付けたのが切れ目の深さです。
ヒロシさんの動画から学んであまり切込みを入れませんでした。
というのも深くして取りやすくすると、水が入る量が減り結果水の量が少なくなる!
これを学んでいました。なので竹の3分の1を心掛けました・・・これでも深い気がしました。
後述しますが、竹は太い方が良いと思います。
とりあえず器はこれで完成です。

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2.竹でご飯を炊くための準備!

お米を炊く基本はキャンプで慣れております。
竹でお米を炊く準備
お米を洗って水を入れて30分程度放置。
水加減はお米から水面が一刺し指の第一関節まで。
そこに日本酒を軽く入れておけば失敗無しです!
今回はせっかくタケノコも頂いたので
真竹のタケノコ
これを調理していきます。
まずは・・・皮をむきます。
皮をむくタケノコ
こんな感じになりました!
タケノコの調理前
なんか・・・美味しそう・・・これを・・・
タケノコのアクを取る
先ほどの研ぎ汁で10分程煮てアクを取ります。
すんだら・・・
たけのこご飯の準備
先ほどのご飯の中に入れて醤油を少々!
これで・・・タケノコご飯を炊いていきます。

3.竹で炭火にかけて炊飯!

では実際に炊いていきたいと思います。
竹を火にかける
なんかかなりドキドキです。
火にかけてすぐに・・・
竹から水分が出だす
竹から水分が出だします。燃え尽きぬか心配・・・
時機に・・・
竹が焦げだす
ちょっとずつ竹が焦げてきます。
同時にちょっと不安も・・・
さらに待つと・・・
竹の隙間から水分が出る
竹の隙間から水分が出だします。
これが止まれば・・・いい感じで炊けるはず!だって・・・クッカーでもそうだもん。
しかし募る不安!その理由が・・・
焦げた竹
ドンドン焦げる竹・・・これ・・・穴が開いたらどうしよう・・・。
そんな不安がいっぱいでした・・・
しかし水分が出るのが止まり・・・しっかり蒸らしたところ・・・。
タケノコご飯完成!
完成!なかなかの炊き加減ではないでしょうか??(^^

5.竹で炊いたタケノコご飯実食!

では早速・・・
たけのこご飯とビール
食べていきたいと思います!
タケノコご飯
お米のツヤ!香り!なかなかの物です。
炊き上がりはちょっと硬い物の十分に合格点!
タケノコの風味もしっかりと香ります。

うまい!

しかし敢えて言いましょうか?
「羽釜の方が美味しいんじゃね??」
そりゃそうですよね。ぎゅうぎゅうに入った竹ではお米がそれほど動きません。
なのでふっくら炊けていてもお米が立っている状態ではないんです。
加えて圧力もかかっているのではないのでお米に対して良い部分というのは「器」としてはないわけです。
ただ・・・お米は艶々でした。竹からも油分が出る事もあるのでそのあたりが好作用したのかなと思います。
また期待したほどんの竹の香りがついたわけではありません。今回は醤油を入れてのもその原因かもしれませんが
次回は白米でどれほど香りがつくのかも試してみたいと思います。
でもね・・・切りたての竹で、取り立てのタケノコご飯を炊くっていう事がね。魅力だったんで後悔はないし、
十二分に楽しめました。加えて・・・こんな味なんだ~って知ることもできたのが大きなメリットでした。

6.やって分かった竹でご飯を炊くときの3つの注意点

やって見て分かった竹でご飯を炊くときの注意点をまとめて見ます。
①切込みは深くない方がよい
蓋を作るときの竹への切込み
竹に切り込みを入れる
この位にしてみましたが、これよりも浅くて位と思いました。
いや・・・水の量が確保できない!なるべく小さい方が水が入る余地があるのでいいのかなと思いました。
解放部が少ない方がお米も美味しく炊けそうな気がしますし。
なので・・・切りすぎには十分注意してください。
②以外に入らないコメの量
画像から大きさを想像していただきたい
竹を火にかける
20cmの焚火台に斜めに置いたくらいですから節から節までが25㎝程度あります。
太さもそこそこあるのでお米が2合くらい炊けるかと思いました。
しかし!意外や意外!お米1合も入りませんでした。
お米は入るのですが水の量が確保できません。
さらにギリギリまで入れているとちょっとした振動で水がこぼれるので水不足の恐れがあります。
なので・・・ちょっとお米の量は少なめに考えておいた方がいいでしょう。
③意外と熱くなる竹
焚火をしていても入れてすぐなら薪も熱くないので素手で触ることもありますよね。
しかし竹は思いの外熱伝導率が高いのか結構すぐに熱くなりました!
なので・・・まだいいかな?は危険です。
お米を炊く際に動かしたくなったら必ずグローブを使用して動かしてください。
いや・・・熱かったです(^^;

7.最後に

今年やって見たかった炊飯方法の一つを試せたことと思ったよりも綺麗に炊けたことにかなりの満足感を得ました。
今回は竹でタケノコご飯というキーワードに惹かれましたが、次は白米も炊いてみたいと思います。
結構楽しいので試すことはおススメですね。
外遊び屋は田舎なので山を持っている人が何人かいるので竹の手配が簡単でした。
田舎に住んでいる特権ですね(^^
次回も楽しめるようにしっかり言っとかないと(^^

 

 



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