外遊び屋です。
おうちキャンプを1.9倍楽しむ方法!第27弾です。
最近ダッチオーブンを色々使うようになって、いろんな可能性を感じるようになりました。
その一つが先日の時短でスペアリブ風ですね。
これの開発のお陰でソロキャンプ時に準備無くてもスペアリブが楽しめる!それがよく分かりました(^^
ダッチオーブンの可能性はかなり広がりがある事を実感しました。
そんな中最近ハマっている燻製。温燻なんですが、ベーコンが作ってみたいなと。
これが・・・ダッチオーブンで時短料理としてできないか?
ひょっとしてこれなら・・・という方針が見つかったので早速実験してみました!
成功するかな?(^^
※※※※あくまでも素人の思い付きです。ベーコンの定義には反する可能性がありますがベーコン風になればと思い実験です。※※

1.ベーコンに挑戦したいが時間が長い!

燻製をする上でやっぱり挑戦してみたいのはベーコンとスモークサーモンです。
しかし冷燻であるスモークサーモンはまだまだ燻製初心者歴10年の外遊び屋には敷居が高い!
ベーコンなら・・・と思うのですが・・・これがかなりの手間がかかる!
大体一週間くらい塩漬けして、その後一日程度かけて塩抜き。さらに冷蔵庫で乾燥させて・・・
そして熱燻!と・・・1週間くらいかかる作業。興味のある方は「ベーコン 作り方」等で検索してください。
すっごい丁寧に分かりやすく、そして美味しそうな画像付きのサイトがたくさんあります。
これを見るとやって見たくなるわけですが、なんせ予定が読めない外遊び屋の行動。
1週間漬け込んだはいいけど、そのご5日ほど帰れないなんてなるとどうしたものか?という状態になりそう。
なので何とか・・・なんとか半日くらいで出来ない物か?それで色々考えました。

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2.調理のエッセンスを考えてみた

とりあえずベーコンの工程を考えてみました。
①下味(塩味?)を付ける
②水分を抜く
③燻製にする
この3つを押えればある程度近い味になるのでは??
という事を思いました。
塩漬けにするのも水分を抜くのも保存食品としての機能かと。もちろん燻製も。
これを時短でするので保存食品の面はゆるくなりそうですが、味的に近づけないかと考えました。
そこで考えました。
①と②を実行するために・・・豚肉を塩釜焼にしてみる
焼けたら塩を綺麗に落として③燻製は既に熱が通っているので温燻にする。
でやれば・・・結構近い味になるんじゃないのかな??
と考えたわけです。基本はなんだか似てそうなので。
では早速やってみます!

3.ベーコン風豚バラ燻製に挑戦!ステップ①塩釜焼

では早速!
まずは豚のバラ肉を塩釜焼にしていきます。
塩釜焼も塩を卵白で固めたりしますが、
外遊び屋はそのまま塩を入れて押し込んで固めます。
なので・・・
キャプテンスタッグのミニダッチオーブン
まず使用するのは最近お馴染みのキャプテンスタッグの角型ダッチオーブンミニです。
これに・・・
豚肉を入れる
最初に大葉を敷きその上に水分を取ってこしょうを振った豚バラの塊を置きます。
コショウを振った意味は特にありません。今思えばなんでだろう・・・。
肉の塊を見た時の無意識の行動といったところでした。
この上に・・・
大葉で豚肉をカバーする
さらに大葉を乗せて・・・
豚肉を塩で固める
塩を乗せて押し込みます。豚肉が縮むので押し込んどかないと崩れそうで(^^;
ちなみに大葉でくるんだのは香りづけと、塩が余分に吸収されて塩辛くなることを期待しました。
ここまで出来たら蓋をして中火で20分!
塩釜が焼けたところ
ちょと塩に焦げ色が付いたところで終了!
あまり塩の壁が厚いわけではないのでこの位かなと。
卵白が無くても固まっておりますよ(^^
塩釜焼を割っていくところ
ポコポコと塩が割れて取れます。
塩釜の中から豚肉発見
いい感じで焼けています。
塩釜焼した豚肉
ちょっと火が通りすぎたかな。最初よりかなり小さくなっています。
塩をよく落として・・・切ってみます。
塩釜焼の豚バラ肉
ちょっと火が通りすぎたかな~。味はね・・・これ美味いんですよ!
大葉の香りで豚特有の臭さが抜けており、さらに締まっているので食感が良い!
ちょっと塩味が強いかな~!もっときれいに大葉で巻いておけばよかった(^^
正直・・・このまま食べたいという欲求はありますが・・・グッと我慢します。

4.ベーコン風豚バラ燻製に挑戦!ステップ②温燻3時間

ここからはもう簡単!いや待ち時間は長いですけどね。
温燻開始の配置
温燻とはいえなるべくこれ以上加熱したくなかったので上面においてウッドより離します。
またこれまでの経験上煙は上に溜まりやすいので、上の方が満遍なく燻製できるんですね。
使ったのは

SOTOのスモークウッドのサクラです。
肉系の少し癖のあるものに好んで使っています。

1欠片で90分とあるのですが、燃焼状態によっては3時間近く持ちます(^^;
火をつける時には・・・
スモークウッドに火をつける
満遍なく焦がしておいた方が後で消えにくいのと、
もちろん煙も強くなります。
ちなみに・・・中で煙の出が悪くなった時には
火吹き棒でゆっくり吹いてやると煙の出る量が復活します。

外遊び屋はこちらの火吹き棒を使用しています。大きい物も持っているので手に取りやすい方を使いますけどね(^^;
強く吹くと灰が舞い上がるのでゆっく~~~り吹いてやってください。
それで煙の量が維持できます。
今回はしっかり吹いて煙を維持していたつもりですが・・・3時間燻していました。
結果的に・・・

全体的になかなか良い出来になりました(^^
これは・・・ウマそうでしょう!

5.ベーコン風バラ肉燻製を実食してみる!

皿に取ったスモーク達

出来た!こんな感じです!
チーズは・・・大成功の様です。
この均等に燻製の感じが出るのが3時間の力作の証拠!
ベーコンを切ってみます。

ベーコンを切る

ちょっと火が通りすぎかな~!
でも食べた感じは・・・ちょっとしょっぱいベーコン!
ただ・・・ウマイ!!
やっぱり塩釜焼で火が通りすぎた分、ちょっとチャーシューポイかな。
次はちょっと15分くらいでやめとこうかな。

6.最後に 

ベーコンを目指して豚バラの燻製を作ってみました。
確かにベーコンっぽくなったので成功といえば成功ですが・・・
こうなると1週間かけてベーコンを作って見たくなりましたよ。
う~~ん!欲求はきりが無いなぁ・・・。
また実際にチャレンジしてみたいと思いますが、チャーシューとしても気に入ったのと、
豚バラの塩釜焼がめっちゃ美味しかったのでこれはまた作りたいと思います!
これ・・・鳥の手羽元も試してみたいと思います。

 

 



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