秋に食べたいキャンプ飯といえば「炊き込みご飯」
秋は食欲の季節。キャンプで作るご飯も、ちょっと贅沢にしたいところです。そんな時におすすめなのが「炊き込みご飯」。具材の旨みがお米にしみ込み、炊き上がった瞬間にふわっと漂う香りは、自然の中で味わうと格別です。
今回は、瀬戸内海でシーカヤックを楽しむ私が太鼓判を押す、瀬戸内の幸を使った炊き込みご飯の素を紹介します。キャンプで手軽に作れるだけでなく、ご家庭でも秋の味覚を楽しむのにぴったりです。
1 宝食品とは?
まず紹介したいのが、香川県小豆島に本社を構える 宝食品株式会社。
戦後まもなく創業し、小豆島の名産でもある佃煮を中心に、炊き込みご飯の素や非常食、さらに宇宙食まで幅広く手がけている老舗メーカーです。小豆島といえば醤油の産地としても有名で、瀬戸内の海の幸と島の調味料を活かした商品は、どれも味わい深いものばかり。キャンプ飯に取り入れると、一気に本格的なご馳走に変わります。
2 瀬戸内の幸!おすすめ炊き込みご飯の素
1. じゃこ飯
「じゃこ飯」は、瀬戸内海沿岸で昔から親しまれてきた味。
ちりめんじゃこの旨みがお米に染みわたり、噛むほどに磯の香りが広がります。瀬戸内の漁村では家庭料理としてもよく作られ、キャンプで食べれば海風を感じるような一品に。
キャンプのシーンでは、炊き立てを飯盒やメスティンから直接よそって食べるのがおすすめ。手軽に作れて、ご飯がすすむ味わいです。
2. たこ飯
瀬戸内のグルメといえば「タコ」を思い浮かべる人も多いでしょう。
瀬戸内海は潮の流れが速いため、身が引き締まったタコが獲れることで有名です。この「たこめしの素」には、その瀬戸内産タコが使用されており、噛むほどにあふれる旨みと出汁の風味が絶妙。
ご飯と一緒に炊き込むことで、タコのぷりぷり食感と香ばしい香りが食欲をそそります。キャンプで作れば、子どもから大人まで大満足間違いなしのメニューです。
3. たい飯
最後に紹介するのは「鯛めし」。愛媛県の郷土料理としても知られています。
この炊き込みご飯の素は、なんと鯛の切り身が入っている本格派! 愛媛県産の鯛を使用しており、身の上品な甘みと出汁の旨みがご飯全体に行き渡ります。キャンプでこのクオリティの鯛めしが食べられるのは贅沢そのもの。お酒のお供にも最高です。
3 2合用だからファミリーやグループにも◎
今回紹介した炊き込みご飯の素は、いずれも「2合用」。
ファミリーキャンプやグループキャンプにも使いやすい分量で、ちょうどいい食べ切りサイズです。
もちろんソロキャンプでも「翌日の朝ごはん用に少し残す」くらいの気持ちで炊くと便利。おにぎりにして翌日も楽しむのもおすすめです。
4 秋のキャンプ飯に!炊き込みご飯はいかが?
秋は涼しく、焚き火や炊飯が楽しい季節。自然の中で味わう炊き込みご飯は、ただの食事を特別な時間に変えてくれます。
瀬戸内の恵みをぎゅっと閉じ込めた「じゃこ飯」「タコ飯」「鯛めし」をキャンプに持っていけば、準備も簡単で失敗知らず。食卓が一気に華やぎ、子どもから大人まで大満足の一品になるでしょう。
次のキャンプは、ぜひ瀬戸内の幸を味わう炊き込みご飯で、秋の自然と食欲を存分に楽しんでください!




