外遊び屋です。
最高気温が40℃を超える可能性がある昨今の日本!
それでも夏はキャンプシーズンです。
この暑さ!
正直標高が高いキャンプ場に行っても避けることが難しいレベルになってきました。
とにかく日陰サイト、そして標高が500m以上!
それでも持って行って欲しい夏の暑さ対策のアイテム!
今回キャンプ歴15年以上、シーカヤックガイドでもある外遊び屋が考える夏の暑さ対策必携8アイテムを紹介します。
快適には程遠くてもいくらか緩和してくれるアイテムたちです。
【外遊び屋】
自然体験施設やキャンプ場勤務を経たシーカヤックガイド。
小豆島を一泊二日で漕破するカヤッカー!
雑誌「カヌーワールド」取材協力。
キャンプブログは2017年8月より毎日更新。
500記事を超えるキャンプギア使用レビュー作成と使用経験を持つライター。
1 空気を動かせ!おススメ扇風機3選!
即効性があり、とにかく手軽に涼しくなるのに便利なのがアウトドア扇風機です。
その中でも特に3つ!紹介します。
首振り扇風機
【テント内の空気を攪拌!】
とにかく風に当たることで汗を乾かし気化熱で体を冷ませるのに有効なのが扇風機です。
羽が大きくバッテリー式の物なら電源が無くてもキャンプで使用することができます。
また寝る時にテントの中で回し続けることでテント内の不快指数を下げることができます。
おススメ機能としては首振り機能、そしてリモコン機能にタイマー付きです。
首振り機能なら空間の空気を攪拌できますし、タイマーで切れてもリモコンがあればその場で再起動できます。
ややかさ張ることが懸念される扇風機ですがこれはホント持って行って欲しいですね。
●おすすめ度:☆5
●携行性:☆2
●風の強さ:☆4
外遊び屋が使っているのはこちら!
手元でスグに使える扇風機!
【ハンディより大きく風が強い】
追いてもポールに挟んでもチェアに挟んでも使えるクリップ式扇風機!
ハンディより直径が大きいので風が強くなります。
うちわより風が強く、楽に涼をとることができる。
また前述の物よりコンパクトなので持ち運びやすいです。
ソロ用のテントや車内など空間が限られる場所で力を発揮してくれます。
●おすすめ度:☆4
●携行性:☆4
●風の強さ:☆3
水冷式スポットクーラー!
【屋外で使いやすいクーラー】
水を入れてその気化熱で冷やした空気を出してくれるコンパクトクーラー!
モバイル電源で動くのでアウトドアにも気軽に持ち出せます。
「冷たい空気が出る」のはホントありがたいですが、テント内を冷やすほどの効果はありません。
また水蒸気を多く含むので閉鎖された空間では湿度が上がり不快になることもあります。
しかし屋外でこの風に当たると体感温度がかなり下がります。
暑がりな方がおられる場合これ一台でかなり冷やすことができますよ。
●おすすめ度:☆3
●携行性:☆2
●風の強さ:☆3
ここひえは水が切れて冷やせなくても送風機として使用可能です。
空気を動かすだけで体感温度は変わるのでどれかは持って行って欲しい暑さ対策ギアです。
2 身に着けて涼しくおススメ2選!
身に着けおくと涼しくなるアイテムを紹介!
当たり前じゃんって思ってしまっても見落としがちなアイテムもあります。
日差しから身を守れ!速乾長袖Tシャツ!
【日差しに肌をさらさない】
まず暑い時期には速乾性のTシャツがおすすめ!
水分を含んだままだと汗が蒸発しないばかりか、湿った生地が保温効果を持ち体の熱が逃げにくくなります。
速乾性のTシャツを選んでキャンプには携行ください。
また!たまに上半身裸の方やタンクトップの方がおられますが、おすすめは長袖!
日焼けだけでなく、日にあたった体は保温してしまい夜に火照ることがあります。
こうなると眠れません。
また熱中症の可能性も出てくるので肌はできるだけ隠せ速乾性の長袖Tシャツがおススメです。
空冷ベスト!
【文明の利器を利用しよう】
ファンが付いていてバッテリーで動かし体の表面の空気を流して体を冷やすベスト!
使っている方も多く涼しそうですが、バッテリーやファンが付いている分重く感じます。
これを着て作業をしている方を見ると大変だろうな~って思いますが、効果はありますね。
非常に効果的ですが、重くて肩がこることもあるので体力と勘案して選んでください。
技術は進んでいて色々出ています。
身に着ける分だけずっと涼しいので、暑さが苦手な方は検討する価値はありますよ。
3 寝る時にも暑さは襲う!涼しく寝るためのギア3選!
一日の最低気温は明け方4時から5時の間が多いです。
寝始める22時前後はまだまだ気温も高く寝苦しくなることが想定されます。
そして自分の体温とマットの間!ここが暑くて眠れないという経験があるキャンパーも多いのです。
その為に!放熱性に優れた寝具を2つ紹介!
熱を逃がせ!メッシュ式コット!
【風通し良くして快適空間に】
コットは地面と接しないので地面の熱を伝えてきません。
しかも下の空間に体温を放熱してくれるので比較的涼しく過ごせる便利なギアです。
その中でも生地がメッシュ式なのは特に涼しく感じます。
ナイロンへのべたつきが少なく寝汗も溜まらない。スペースに余裕のある方はメッシュ式コットは涼しいですよ。
●おすすめ度:☆4
●携行性:☆3
エアマット
【空気の層で暑さをカット】
ウレタンなどのインフレータブルマットが熱を蓄熱する中空気で膨らむエアマットは温まりにくい構造です。
表面がぺたぺたする感覚な物もありますが、今は色々な素材が出ていて夏場にぺと付きにくい物もあります。
「比較で分かるエアマットの良さ!AirEaseのエアマットを徹底分析!」
価格も安く小さくなるので携行性重視の方はこちらがおススメ!
●おすすめ度:☆3
●携行性:☆5
マットは用途により評価が変わります。
選び方などは「【もう迷わない】キャンプマットの選び方!キャンプ歴15年のカヤックガイドが解説!」をご覧ください。
4 総括!
残念ながら暑さ対策はキャンプ置いて「これをすれば快適に眠れる」というものありません。
やっぱりエアコン凄いな~って感じる体験ですね(;^_^A
今回挙げたギアは外遊び屋も実際使用するギア!使い分ける感じでいます。
暑さ克服!1つの大きな課題です。参考までに!