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車中泊を楽しむ方も増えています。
アウトドアに限らず移動手段の1つ、そして旅のスタイルとして定着しています。
RVパークも安価で増えているのでこれからも愛好者は増えていくスタイルです。
しかし冬場はやはり寒い!
エンジンを動かして暖を取るのは周りの利用者にも環境にも良くありません。
今回はプリウスαで冬の車中泊を快適に過ごす方法を紹介です。
車起動時には-3℃を記録し車は凍結をしていました。
これでも2人温かく過ごすことができた方法です。
プリウスαだけでなく汎用性も高いので就寝時編、リビング編と分けて解説していきます。
1 知っていて欲しい車中泊の基礎知識
最初に知っていて欲しい車中泊の基礎知識を5つ紹介します。
車の中はテントより寒い!
車はテントより密閉されておらず寒さは冷え込みはテント以上に感じます。
テントより広い空間なので人数でも暖まりにくく隙間もあるので冷気も入りやすいです。
特に底冷えが激しいことは覚えて置いてい下さい。
「車だし温かいだろう」というのは間違いです。
エンジンのかけっぱなしは危険!
最もよく言われることですが、寒くて暖を取るためにエンジンをかけたまま眠るのは危険です。
雪などでマフラーから排気できなくなると一酸化炭素が車内に入ってきます。
一酸化炭素中毒で最悪の事態も毎年起きています。
「車だから最悪エンジンかければ大丈夫だろう」という考えではなく、エンジンをかけなくても大丈夫な準備をしてください。
運転席では眠らない!
なかなか運転席で寝ることは無いと思いますが、無意識にブレーキに脚がかかりランプが点灯する可能性があります。
点灯時間が長いとバッテリーが上がってしまいエンジンがかからない危険性があります。
寝るのに運転席はなるべく使わない事がリスク回避につながります。
車中泊は場所を選ぼう!
手軽な車中泊ですが、どこでも止まることは出来ません。
キャンプ場やRVパークなどが主な車中泊場になります。
RVパークは電源を使わせてくれるところもあるのでポータブル電源なども必要ない事もあります。
車内は火気厳禁!
車内でカセットコンロなど絶対使用できないということはありません。
しかし一酸化炭素中毒や火災の恐れがあるので基本的には火気厳禁と思っておいてください。
事故の原因になりかねない事象であることは押さえておいてください。
以上5つ。
もっとマナーなどもありますが、この5つの事象は知っておいてください。
2 -3度も楽勝!車中泊装備!就寝時編!
それでは車中泊の寒さに備える就寝時編の紹介です。
プリウスαはフラットになるので便利です。
また寝袋はモンベルのバロウバック#1を使用しています。
寝袋だけでは不十分な事もあるので快適にできる装備を紹介します。
フラット感を強化!8㎝以上のインフレータブルマット!
車中泊には8㎝以上のインフレータブルマットがおススメです。
中に芯材が入っているので車の凸凹を緩和してくれる上に少しの隙間位なら気にならないくらいフラット感が出ます。
プリウスαならギリギリ2枚敷くことができます。
これで全体をカバーして寝る時の底冷えをカットしてくれます。
いろいろなタイプがありますが、バルブ式の物が収納するときには空気が抜きやすいです。
収納サイズもそれなりに大きいので購入時には設営サイズ・収納サイズをチェックしてください。
WAQの物がサイズ、またバルブ式で使いやすそうで価格もお手頃です。
絶対おすすめ!マットカバー!
マットだけだと就寝時に冷たく感じます。
マットに熱が伝わるまでは冷気を感じて寝れない事も多々あります。
それを緩和してくれるのがマットカバーです。
左側は寒がりの相方の為にフリース生地のマットカバーを使っています。
右側はブランケットで代用していますが、寝ている時にズレるのでマットカバーが絶対おすすめです。
そして買うなら起毛!
これは最初から温かく寝ていると更に温かくなってきます。
底冷え対策はこれでかなり防ぐことができますよ。
コット用ですが8cmのインフレータブルマットのカバーとしても使用できます。
寝袋を強化!アウトドア用のブランケット
通常の毛布などでもいいのですが、アウトドア用ブランケットはコンパクトに収まる上に濡れても大丈夫で安心です。
また格安冬用寝袋だけ購入するよりも、使っている寝袋の性能アップするためにブランケットを使うと微調整もできます。
おススメアウトドア用ブランケットは起毛で表面がナイロンになっている物!
起毛で保温しナイロン生地で風の侵入を防ぎ温かさを逃しません。
少し大きくなるのがデメリットですが、かなり温かくなります。
スエート生地なども温かく感じます。熱の層を作れる起毛などの生地、そして保温を効かせるナイロン。
この2層で出来ているブランケットがおススメです。
サイズは小さくなりますが、モバイルバッテリーで温かくなるブランケットもあります。
アウトドアブランケットの選び方などは詳しい記事があるのでこちらをご覧ください。
寝袋と底冷えを防ぐ厚めのマット!そして保温のためのマットとブランケット!
これだけ準備すればー3度も大丈夫です。
プリウスαなら設営した後座席を起こしてマットなどを後部に二つ折りにしてきます。
そうすると寝る時の設営が椅子を倒すだけなのでスムーズになりますよ。
3 -3度も楽勝!車中泊装備!リビング編!
車中泊は寝るだけではありません。
まったり時間を過ごすリビングの様に使いたいスペースも欲しいです。
プリウスαなら後部座席をちょっと工夫すれば快適なリビングになります。
床面の延長にフィールドラック2段!
後部座席をリビングとして使います。
シートをリクライニングさせ前座席を最大限前に出します。
そこにフィールドラック2段を設置すれば快適なテーブルができます。
ご飯を食べたり、動画を見たりするのに便利な空間!
プリウスαならこのままシートが前に倒せるので寝る時のフラット面が広がります。
またフィールドラックを使う事で収納棚が増えます。
寝る場所を確保するために荷物の置き場所に困る車中泊ですが、スペースを無駄に使わずに済みます。
食材や、クッカーなどをそのまま収められるので便利な空間です。
このお陰で車内がかなり広くなりました。
フィールドラックを選ぶ際には使用時のサイズをしっかり見てください。
また天板が付いている物が便利です。
今は格安の物も多くなっています。
断熱と目隠しセット!
プライベート空間は確保し外からの視線を気にせずくつろぎたいところです。
窓をふさぐことで冷気を防ぎ寒さ対策にもなります。
大きめのフロントガラスカバーは寒さ対策、凍結防止、また目隠しにもピッタリです。
サイドは網戸にもなるサンシェードが便利です。
窓との間にタオルなどを入れると断熱と目隠しにもなります。
プライベート空間をしっかり確保した方が安心して眠れます。
車中泊の便利アイテム!
その他にもランタンは2つ準備してください。
2方向から照らすことで影ができにくくなり車内で過ごすときのストレスが減ります。
カラビナよりS字フックになっている方が吊り下げられる場所が多くなります。
また車内で出たごみを入れておくバケツもあると便利です。
ナイロン製の物なら中で漏れても車を汚しませんし、蓋があるので飛散ることもありません。
既に出ているこちらの画像の真ん中にあるのがゴミ箱です。
使う前まではコンパクトに畳んでいて、帰る時は蓋ができるので中の物が転げ落ちることはありません。
ただ蓋がメッシュなのでこれ自体がこけると車を車内が汚れることもあるので注意が必要です。
冬の車中泊は暗くなるのが早いので車内で過ごす時間も長くなります。
寝転ぶだけでなく、待ったりできる空間を作ると車中泊がさらに楽しくなります。
5 寒さ対策をしっかりして楽しい冬の車中泊を!
今回はプリウスαを使っての車中泊装備でしたが、他の車でも十分対応できます。
特に寝る時の寒さ対策は重要なのでしっかり対策をしてください。
「車だからいざというとき大丈夫!」という感覚は危険ですよ。
気軽だからこそしっかり準備してください。