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冬キャンプのハードルの高さは寒さ対策です。
色々な寒さ対策がありますが今回はマットの寒さ対策「冬用マットを温かく」する方法です。
キャンプは空間を温めたり服装で温かくしたりりますが、地面からくる冷気は強めです
特に寝る時間は長くジンワリと下から冷えてくると寝られなくなります
今回は今さら聞けないキャンプマットの基本手持ちのマットを温かくする方法を紹介!
キャンプマットだけで10枚所持するカヤックガイドが詳しく解説します

1 今更聞けないキャンプマットの基本!

キャンプマットも色々あります。
このキャンプマットの基本を押さえてから寒さ対策を考えていきたいと思います。

キャンプマットの種類と特性を知っておこう!

キャンプマットには大きく分けて3種類あります
その説明と実際使用したものの使用感を紹介します

クローズドセルマット

聞きなれない名前かもしれません。しかし「サーマレスト」というと分かりやすいですね。
サーマレストマット
ポリエチレンなどでできた折り畳み式のマットです。
厚さが3㎝前後と少し薄いですが、軽量で開くだけで使えるので簡単に使用できます
焚火の近くに敷いて横になったり、凸凹の場所でも下の障害物による穴も気にしなくていいです。
破損に強いのでタフ環境でも安心して使えるファンの多いマットです。
ただ荷物は大きくなるのでパッキングなどのスキルも必要となります。

インフレータブルマット

中にウレタンの芯材が入っており、バルブなどを開けるとこれが膨らんで自動膨張します。
厚味が3㎝から10cmと厚めの物が多く、また芯材があるので寝心地もベッドのようになります
インフレータブルマット
この芯材のお陰で凸凹が気にならなくなるので車中泊におススメなタイプです。
しかしコンパクトになりにくく、また重量も重めの為軽量を求めるキャンパーは薄めのインフレータブルマットを使用される方も多いです。
その厚さとコンパクト収納にも色々なタイプがあります
モンベルのエアマット
小さくなる物は厚さが3cm前後です。
インフレータブルマットの大きさ
厚さ8cm前後になるとかなりかさ張るので車の積載などパッキングにはご注意ください

エアマット

空気で膨らませるマットです。
エアマット
3種類のうちで最も軽量コンパクトになり、厚さも10㎝前後確保できます。
携行性が良いのでカヤックで行く無人島キャンプでも愛用しています。
キャンプで使うエアマット
携行性はいいですが、ダメージに弱く破損するとその日は全くマットにならないという欠点もあります
また芯が無いので、浮いている感覚もあり苦手にする方もおられるようです
空気の入れ方にもポンプ式と口入式があります
直接空気を吹き込むタイプはさらにコンパクトですが肺活量も必要になります。

以上3種類を紹介しました。寝心地と携行性など加味して選んでください。
冬用は厚さと芯材があるインフレータブルマットが寒さ対策には有利になります。

マットに書いてあるR値って何?

マットを選んでいる際によく見るのが「R値」です。
このR値は断熱性を表していますR値が高いほど地面からの熱の影響を受けにくくなっています
サーマレストの発表している値によると基準は以下になっています。
●R値1~2 夏用
●R値2~4 3シーズン
●R値4~6 オールシーズン
●R値6~ extremecold
あくまで目安なので絶対的な指標ではありません。
またこのR値は足し算できると言われます。R値2とR値3を重ねて使うとR値5となるそうです。
いや空間が生まれるからもっと断熱できそうですが、あくまで目安ということです。
特にこだわることはありませんが、知っていると選ぶ時の判断の1つになるかなと思います

以上2項目!知っておくと便利なキャンプマットの基礎知識でした。
続いてはマットの性能アップ方法を紹介します。

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2 手持ちのキャンプマットの性能アップ方法!

キャンプマットを10枚以上持っている私があえて書きます。

季節によってマットを使い分ける必要は無い!

複数枚持っていると収納場所もバカになりません
またR値が高いものだからと断熱性だけで保温性が高いわけではありません
事実表面がナイロンなので肌触りは最初冷たく温度を奪われる感があります
これを避けて保温力の高いマットにしていきます

マットの上に起毛式ブランケットを敷く

マットの上にブランケットなど一枚敷くだけで保温力が驚くほど上がります
冬用寝袋も体の下は綿やダウンが押しつぶされて保温力が下がります
この押しつぶされている分を補強してやるイメージで使うとマットが薄くてもそれ以上の保温力を発揮してくれます。
おススメは起毛式のブランケットです
最強アウトドアブランケット

アウトドア用でコンパクトに収まります

たナイロン生地で下への放熱を防いでくれます
最強アウトドアブランケット
もちろんブランケットとしても使えるので、寝る時にシーツ、その他の時にはブランケットとしてひざ掛けなどに使用できます。
R値は足し算できるのでマットプラス起毛ブランケットでR値アップ、そして保温力アップも期待できます。

マットシーツを使う

マットもシーツが発売されています。

マットを清潔に保つにも有効ですが、マットの保温にも有効です。
BROOKLYN OUTDOOR COMPANYマットを着ける
こちらもフリース生地で保温力がしっかり上がります
またシーツはマットに固定するので寝返りを打ってもズレる心配がありません。
BROOKLYN OUTDOOR COMPANYのフリースシェル
まさにベットのシーツと同じ機能です。

 

コットカバーをそのままマットに被せて使うので汎用性も高いです
選ぶ時はフリース生地だと下側がポカポカ温かくなってきます

 

どちらも実際に車中泊やキャンプなどで実践しているスタイルです。
マットを買い足さなくても今あるマットで十分に温かくそして快適にバージョンアップできますよ。

3 最後に

キャンプの冬用マットが寒い時の性能アップを紹介してきました。
マットの上に一枚布製の物を敷くだけで大きく変わってきます。
今回は効果の高いギアを使っているのでかなり温かくなっています
しかし手持ちのブランケットなどでも効果は期待できますので試してみてください
寒さ対策の記事ご参考までに!

 

 



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