外遊び屋です。
マルチグリドルが人気です。
それほど人気が出るものかと見ていましたが、Amazonの新着クッカーにはたくさんのマルチグリドルが出るようになりました。
またSNS上でもう使っているところをよく見ます。
しかしアウトドア鉄板を経験された方にはデメリットも大きく心配されている方もおおいのではないでしょうか?
外遊び屋もその一人でした。
しかし使ってみるとまたアウトドア鉄板とは違ったイメージと使用感も大きく違う事が分かりました。
今回この人気のマルチグリドルをカヤックキャンプ愛好家とガイドの立場からも見ていきたいと思います。

1 マルチグリドルにデメリットは無かった!重さは錆は?

マルチグリドルをちょっと面白そうだと思いながらも気になる点が2点ありました。
それが重量とメンテナンスです。
アウトドア鉄板でどんどんその厚さを増していった方は覚えがあると思いますが大きな鉄板で蓄熱性を求めるとその分重量が増します。外遊び屋もメスティンのサイズの鉄板で1kgという物を持っています。
美味しく焼けますがとても持ち歩けるものではありませんでした。
そしてメンテナンス!
使用後に面倒で置いておくと錆びてしまう。なので使い終わったらその場で綺麗にして乾かすという手間がありました。
マルチグリドルも同じような手間が必要かな~。そうなるとちょっと面倒だなって思っていました。
今回提供頂いたマルチグリドルはこちらです。
ホビナビ楽天店のマルチグリドル
ホビナビさんのマルチグリドルです。
直径33.5cmの大きさでありながら片手で持てるくらいの大きさ!
なんと600gと軽量です。数字で見る以上に軽く感じます。
さらに素材はアルミです。錆びる心配がありません。

しかも食洗器にも入れられる手軽さで実際汚れも落ちやすかったです。
びっくり~!(笑)
どこかでマルチグリドルはアウトドア鉄板の亜種と思っていましたが新ジャンルですね。
不安に思っていた事は杞憂でした!こうなると楽しんでいきたいと思います。

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2 ホビナビ「マルチグリドル」の3つの大きなメリット!

実際ホビナビさんのマルチグリドルを使ってみました!
外遊び屋は愛炎家で焚火台コレクターです。
なので焚き火で使用していきたいともいます。
今回使用する焚火台はTokyoCampの焚き火台!
TokyoCampの焚き火台
五徳の高さが絶妙で薪の調整や追加が簡単ですが火が遠すぎないので強火にもし易い初心者からコレクターまで楽しめる焚き火台です。
「TokyoCamp焚き火台」5つの良さと注意点!焚火台コレクターが語る

価格も絶妙!
TokyoCampの焚き火台でマルチグリドルを使う
マルチグリドルも安定します。
これで使って思った3つの大きなメリットを紹介します。

熱伝導が高く調理がすぐできる!

厚い鉄板は蓄熱性が高い分調理するまでの温度にあげる時間がかかります。
しかしこのマルチグリドルは熱伝導が早くすぐに温まります。
これが便利なの火加減です。
蓄熱性が高いと鉄板の温度を下げたいときに火力を落としても食材に火が通り過ぎる事がありますがそれが無いです。
つまり料理が失敗しづらいです。
これは思った以上に便利です。
スッと調理出来て火加減しやすい。調理にこだわりたいファミリーキャンプの時でも出番が多いでしょう。

そのまま皿として使える利便性!

かつてスキレットはそのまま食卓に出せてさらに使えてオシャレに見えるという触れ込みでした。
確かにその通り!
食卓に出てきても美しいフォルムと重厚感ある色合いは気持ちをワクワクさせました。
このマルチグリドルも同じように使えます。
マルチグリドルを皿として使う
そのままどんと出してみんな各自で取り分ける。
お皿としても使えます。
ガサツな外遊び屋はちょっとそのまま食べていますが、これにレタスやトマトを入れて色合いを出せばオシャレなメインとして使えますよ。

調理しやすい1ℓ入る容量!

このお皿みたいな形状ですが水を入れると1ℓ入るそうです。

なので写真の様に麻婆豆腐を作ることもできます。
しかもこの傾斜で食材がこぼれにくいのでバーナーを使った時も汚す心配が少ないです。
不器用な外遊び屋の場合はお米を炒める時に周りにまき散らすこともありますが、それが無く調理できました。
傾斜がついて食材が飛散りにくいマルチグリドル
いやホント使いやすい容量です。

この3つは使って実感した感想ですね。
もちろん食材を斜面に置いて余分な脂を落とすこともできます。
食材の脂を落とすこのできるマルチグリドル
その脂でガーリックライスを作ることができました。
マルチグリドルで作るハンバーグとガーリックライス
最初火加減に失敗してハンバーグ焦げましたが、脂の沁みたガーリックライスと合わせて美味しかったです。
オコゲができると更に風味が増して美味しかったですね。
ただマルチグリドルと言えば斜面に食材を置いて調理する画像をよく見ます。

ただ使ってみると案外食材が滑り落ちていきました。
マルチグリドルの斜面から滑り落ちるハンバーグ
なのでちょっとここにストレスを感じる方もいるかもしれません。
でも焼いているうちに落ち着いてくるので「写真みたいに使えないじゃん!」ってことは無いですよ。
また焼肉の鉄板の様に火にかけながら焼いてとって食べるという事もできます。
使い方はかなり自由度が高いです。

3 カヤックガイドがホビナビ「マルチグリドル」を使った感想!

思ってた以上に使いやすく調理の幅が広いと思いました。
まず軽量で持ち運びやすいので重量を気にするカヤックにも積載しやすいです。
車でも下ろすときに気になることは無い重さなので持って行くことに負担になりません。
マルチグリドルの収納袋
収納袋も付いているので汚れてもナイロン袋に包んでこれに入れておけば周りを汚しません。
また大きいので多人数分の調理にも向いています。
1人で色々焼いてワンプレートでも楽しめますが、グルキャンなど人数が居る時にも使いやすいですね。
カヤックガイドの時にはこれで焼きそばを作れば4人分くらいは賄えそうです。
鍋型なので調理しやすく、熱伝導が早くて調理に入る時間も短縮できるので来季の夏にはカヤックの方に導入しようかと考えています。
なにより錆びないので海でも安心して使えます。
キャンプ場で軽く洗って家に帰って食洗器で綺麗にするということもできるのでホント扱いやすいです。
今回はハンバーグを焼いてその出た脂でガーリックライスを作りました。
マルチグリドルで作るハンバーグとガーリックライス
2人分ですがスペースが十分にあったので目玉焼きを作っておいても良かったな~って思っています。
思った以上に熱伝導が早いのでハンバーグは焦げましたが、それもまた美味しいです(笑)
ソロやファミリーで使いやすく持ち運びやすい。そして美味しい料理ができますね。

4 最後に

提供頂いたホビナビさんのマルチグリドルを使ってデメリットの検証してみました。
正直思っていたとは違いますね。メリットが目立ちます。
デメリットといえば全体熱くなりハンドルもないので移動がちょっと不便かな。
でも軽量なので火ばさみで移動できました(笑)
傾斜がついて食材が飛散りにくいマルチグリドル
この時火ばさみで掴んでいます。
かなり熱いので耐熱グローブではちょっと心もとないです。
付属にシリコンの持ち手があるので、それとグローブを使うと安全性が高まります。
こういった時には焚き火テーブルは便利ですね。

ここでそのまま皿として使って食べれますしね。
今回頂いたのはこちらのマルチグリドルです。

値段的にも手が出しやすい所かな~って思います。
ガスやIHにも対応しています。なので色々キャンプだけでなく使える範囲は広いですよ。
外遊び屋は薪ストーブでも使いたいと思います。
カセットコンロを使用する場合にはカセットの上にグリドルが来ないように調整してくださいね。
CB缶など熱くなりすぎると暴発する可能性があるのでお気を付けください。

 



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