外遊び屋です。
アウトドア歴だけでいうと、20年近くになります。
まぁ最初の仕事が自然体験の施設だったのとそのままカヤックガイドをやったりとアウトドアには深いつながりがあります。
ただ最近思います。
「単に長いだけのアウトドア歴って・・・。」
いや当初ここまで、道具も販売されていなかったし、スタイルもブッシュクラフトって知らなかったですからね。
今は幅広いキャンプスタイルで星の数ほどあるキャンプギアを選べるようになりました。
楽しいアイテムもいっぱいなので何年たっても常に初陣の気持ちでキャンプに取り組めます。
さて今回はちょっと試してみたい事があって実験なキャンプ飯です。折角なので秋の味覚も楽しんでいきたいと思います!
今回の主役は
キャンプ羽釜
キャンプ羽釜!これで美味しいご飯にしたいと思います。炊き方ちょっとこだわりました!

1 唯一?キャンプ歴が出そうな瞬間!

キャンプ歴って長くてもそんなに重要ではないかと思います。だっていつも楽しいもの(^^
しかし唯一ではないですが経験が生かされる瞬間ってお米を炊くときじゃないかと思います。
かつて・・・この瞬間をどれだけ緊張したか。うまく行かない事も多々ありました。
しかし年間数十回行くことでこの炊飯を克服したことだけはキャンプ歴が意味があるかなと思います。
今回は美味しいお米が炊きたいということで羽釜を使用しました。
羽釜
銅の羽釜!熱伝導が高いのでお米が美味しく炊けます。いやどれで炊いても美味しいのですが、これだと一層美味しく感じます。この黒の羽釜かっこいいんです。

お米を炊くのは簡単です。
羽釜でお米を炊く
お米を羽釜に入れます。これが一合かどうかは分かりません。
それに水を加えて
米を炊く
第一関節まで。これでセットは終了!あとは吸水に20分程待つだけ。
最後に一振り日本酒を入れておけばまず失敗することはないでしょう。
ただ吸水させない、もしくは時間が短いと失敗するのでここはぐっと我慢し吸水時間をたっぷりとってください!

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2 炭火も簡単に熾きるボックスストーブの魅力!

思えば火起こしが苦手な人もいますよね。
もちろん外遊び屋も数々の失敗をしました(^^;
でもこの火熾しも楽しいアクティビティ!コツさえつかめば簡単ですが、焚火台の構造を使ってもっと楽に起こすことが出来ます。
今回使ったのは
ボックスストーブをチャコスタ代わりに使う
ボックスストーブです。
ボックスストーブで火を着ける
灰受けと網に隙間があるのでそこに着火剤を入れて
ボックスストーブで火を越し
炭を立てるように入れればチャコスタの様に使えるありがたい焚火台です。
ボックスストーブに着火
そして着火!
ボックスストーブに着火
最初はちょろちょろ燃えますが10分程で
ボックスストーブに火が熾る
綺麗に火が回りました。お米を水に浸してからも20分弱!ちょうど良いタイミングとなりました。

3 羽釜とボックスストーブで美味しいお米を炊く!

さて準備万端です。
今回はこれがやりたかった!
ボックスストーブでカマドのご飯
こちらの画像!カマドと羽釜でご飯炊いているみたいじゃないですか?
お米が炊ける
じわじわ出る水分!
カマドでお米を炊く
羽釜の内圧を上げるために重りを置いておきます。
電気炊飯器でも釜全体に熱を加えることでお米が対流して美味しく炊けるというCMがあります。
キャンプで焚火だとクッカー全体を覆うように炎をあげることがありますが、基本的には底面のみの加熱になります。
しかしこの方法ならば!釜の下半分に熱が籠るので、全体から熱を加えているようにならないかなと考えました。
何より・・・この画像!この形状にしたかったんです。
土間のカマド。そんなイメージ!
ワクワクしましたよ!炊き上がりも
カマドで炊飯
綺麗です。蒸らす必要があるのでこのまま蓋をして10分程待ちます。
いやこのワクワク。
「キャンプに慣れてくるとお米も特に気を張らずに炊ける」なんて思い上がったこともありますが、炊き方一つでこんなにおもしろいなんて!
いやキャンプを楽しむのにキャンプ歴って関係ありませんね。というか何年たっても外遊び屋は初心者だと実感します。
初めてのこと多すぎ!!(笑)

4 戻り鰹の漬け丼で秋に備える!

今回お米を炊く事にこだわったのは秋に向けての美味しい戻り鰹の漬け丼を食べるため!
最高の食材には最高のお米を持って迎えたい!そんな気持ちからのチャレンジでした。
今回提供頂いたのは
戻り鰹のづけ丼
こちらの戻り鰹の炙り丼セットです。

なんと流水10分で解凍できる便利なお造りセット!
漬け丼セット
今回は日本酒を冷やしながら解凍してきます。
カツオは大好きな魚の一つですが、今回は静岡県は焼津で上がったカツオを漬けにしたものだそうです。
またお米を炊いて蒸らしている時間と解凍時間が同じくらいなので便利でした(^^
そして
お米の炊き上がり!
理想的にお米が炊きあがりました!ここに漬けを乗せて
カツオ漬け丼
カツオ漬け丼!!
カツオのづけ
そのままお造り!この量でセットの半分しか使っていません。
これはボリューミーなセット!
カツオのタタキにタレが絡まっているのでお米もお酒も進みます。
タレが絡むとカツオの味が大人しくなるかなと思いましたが、そんなことはありませんでした。
カツオの赤身のホロ甘さ健在です。
おススメはニンニクと山葵を混ぜて薬味とする事。
喧嘩しそうですが、これが実に美味しい!カツオの味が一層引き立ちさらにニンニクで食欲をアップします。
まだ食べたい!と思うのですが、お腹はいっぱい!う~む!永遠に食べておきたい瞬間ってありませんか?

5 最後に

アウトドア歴は長い外遊び屋ですがつくづく面白いなと思います。
今回のカマドご飯はちょっとハマりそうですね。見た目も好きです。
KURONOSの黒銅の羽釜もかっこいいですからね!

ちょっと値段が・・・という方は3000円位の羽釜もありますよ。

またボックスストーブ!これ楽しいですね。このタイプの焚火台好きです。まぁ焚火台は嫌いな物無いですが(^^;

そして今回提供いただいた戻り鰹の漬け丼セットは

4つパックになっていて今回使ってのは2パックなのでかなりボリューミーです。ソロキャンプでもソロなグルキャンでも使いやすそうです。

 

 



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