外遊び屋です。
年々夏の温度が上がっているのを実感します。
2022年の6月は暑かったですからね!これから7月8月も暑くなることは十分に予想されますのでご注意ください!
といっても何を注意すればいいのか?水分補給などももちろんですし、やはり基本を押さえておくことも大事かなと思います。
今回は外遊び屋がシーカヤックのガイドをするときに暑さ対策として実際に行っていることを紹介したいと思います。
海の上だけじゃなく通常のキャンプでも応用できるので、ちょっと詳しく説明します。
と言っても、珍しい物ではなく基本的な事ですので期待せずに(^^;

1.夏のお昼の暑さ対策①日差しを体内に取り込まない!

日向と日陰ならば日陰の方が涼しい事は分かっています。
日光が当たらないだけで体感温度が違いますよね。
そう!体が日光の直射に当たらないようにすることは重要です。
その時暑い!だけではなく熱を体内に溜め込むので夜になっても体が火照って暑く感じます。
なのでなるべく肌を直射日光に当てないようにする工夫が有効です。
カヤックの体験時の服装は半袖でなく長袖を勧めています。下は海に入る分ハーフパンツ的な物が便利ですが上は断然長袖!
日焼け対策ももちろんですが、直射が肌に当たらない分体が籠る熱が変わってきます。
更に素材も綿ではなく速乾性に優れた物がよいです。
キャンパー的にはは「コットン」と聞くと良いイメージしかありませんが一度濡れると乾くのに時間がかかるので、汗を吸ったコットン生地のシャツは放熱が遅れて体に熱を籠らせる原因となります。
陸のキャンプでも汗をかいた後にそのままだと乾きづらく逆に暑く感じるので、出来る限り速乾性の生地か、着替えを持って行って汗をかいたら着替えるようにしてください。これだけでもその場の暑さだけでなく夜の体の熱さも緩和してくれます。

各メーカーさんも自社オリジナルの速乾性生地のTシャツを出していることが多いので、お気に入りのメーカーの物を選ぶのも楽しいですよ(^^
外遊び屋はかつて、海のメーカー「ヘリーハンセン」の物を愛用していました。

デザイナーさんが変わったのか、メッセージ性が薄くなったので、無難にモンベルの物を使用しています。
昔の「SAVE THE SEA」の時が好きだったな~。
また帽子は必ずかぶっていただきたい!カヤックの時は炎天下!風は海の上を走ってくるので涼しいのですが、やっぱり直射に当たると体力を奪われます。この時もキャップよりはサファリハットのような全体につばがあるタイプが良いです。
首筋に日を受けると熱が籠りやすくなることを緩和してくれますね。カヤッカーの中には

こんな感じの物を被る方もいます。風情があるなぁと見ますが、普段はちょっと恥ずかしいですね(^^;
と言いながら外遊び屋は海ではキャップです。サファリハットは風で飛ばされそうなので風を受けにくいキャップにしています。
それでも首筋近辺には手拭を巻いて日差しから保護しています。たまにこれが暑いですけどね(^^;
基本的な事ですが、肌を直射に触れさせない。これで日中だけでなく夜も体内に熱が籠るのを緩和してくれますよ。

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2.夏のお昼の暑さ対策②体を冷やすポイント

熱中症などの症状が出る前の対策です。
カヤックで漕いでいる時にちょっと暑そうだなと思った時には漕ぐのをやめていったん手を海水に浸けてもらいます。
手のひらがヒンヤリすると体が冷えてくるので、吸水時などを利用しながらクールダウンしてもらいます。
調べてみたら手掌前腕冷却法という事があるそうですね。血液を冷やして体を冷やす方法だそうです。
カヤック中は海に飛び込んで全身冷却する方もおられますけどね(^^;
一応ガイドさんに確認してから飛び込んでください。岩などがあって危険な事もありますので。
また首筋などもタオルで拭くことでクールダウンもできるので海水とはいえ水分は助かります。
これらの経験から陸のキャンプでも手や首筋を冷やすことである程度体をクールダウンできると思います。
最近は便利な物が増えました!

28℃で凍結し何度でも使えるクールアイテム!
首に巻いても良し、手で持っても良し。ヒンヤリと気持ちいです。
外遊び屋はこのマットを使用していますが、確かに冷たくて気持ちいいです。

体温で溶けても置いておけば凍結してくれるのでキャンプ中涼しいところに置けば何度でも使えます。
結構便利です。
ただ体にずっとつけておくと体温が移って暑くなるので、溶けてしまったら外しておいた方がいいですよ。
でも熱中症の症状が出た場合は速やかに涼しいところに移動し体を冷ましながら熱中症の処置をしてください。
また予防が重要になるので、詳しい予防方法は総務省の動画をご覧くださいね。

3.最後に 

カヤックガイドの時に気を付けていたことを暑さ対策として並べてみました。
でも基本的な事なので皆さんご存知のこととは思います。基本的な分だけ、しっかりと実施して安全に楽しんでくださいね。
ちなみに「高い山にあるキャンプ場なら涼しい!」というのも確かな事ですが、正直暑い物は暑いです(^^;
日中の暑さ対策もしっかりしてください。また水分、塩分補給など熱中症への対策はしっかりとしてください。
楽しいキャンプの為に!

 

 



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