外遊び屋です。
DODより新しい寝袋が発売されました。
この厳寒期に寝袋の発表はすごいなぁと思いますが、すごいのは発想でした。
寝袋をみれば対応温度を確認するのが常ですが、この寝袋はスゴイ!
対応温度がありません。それを決めるのは使い手次第です。どういうことか?
その秘密が「フトンキャンパー」という名前に隠れています。
キャッチフレーズが
ダウン寝袋が無くても冬キャンプができる。布団を寝袋化する掛け布団カバー。」
DOD公式HPより)
面白そうです。詳しく見ていきたいと思います。

1.DODフトンキャンパーの基本構造!

まずはフトンキャンパーの基本構造を見ていきたいと思います。

(出典:DOD公式HPより)
普通の封筒型の寝袋のように見えます。

(出典:DOD公式HPより)
開けば普通の掛布団としても使えるよって感じに見えるでしょ?
しかしこれはそういった物ではありません。正確には寝袋ではなく布団カバーなんです。
どんなフトンでもこの中に取り込んでそれを寝袋のように使える。
本体に寝袋機能があるのではなく、布団を寝袋に変える布団カバー!それがフトンキャンパーです。

(出典:DOD公式HPより)

本体を開いてお好みの布団を入れて再び蓋をするイメージ。
フトンの隅を固定できるので中で偏ることは無いようです。

家でも使える優秀なアイテム(^^
キャンプアイテムを買うんじゃない、キャンプでも使える家の必須アイテムなんだっていいながら買えますよ(^^
自宅で使っている掛布団をそのまま寝袋にできる!そんな素敵なアイテムです。
フトンが自由に選べるので、対応温度が無いんですね。真冬ならダウンを使い、春先になると毛布にも交換可能。
これは発想が面白すぎる!!(^^

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2.実は理にかなっている?フトンキャンパーの使い方

羽毛布団の使い方で、一番上に毛布、その下に、羽毛布団、自分、毛布、敷布団とすると熱を逃がさないから暖かい。
そんな話を聞きませんか?
空気の層を作ることによって暖房効果を得る。そしてその空気が抜けないようにする工夫。
そう考えると、このフトンキャンパーは中に羽毛布団などの布団を取り込み
外側はポリエステルで空気の移動を防ぎ、内側は綿で空気の層の温度を保ちやすくする。
案外基本構造が理にかなっているのかな?なんて思ってしまいました(^^

3.フトンキャンパーでカスタイマイズ自由!寒さに強い物をDIY?

さらにこのフトンキャンパーで思ったことは、寒いと予想されるところを重点的に守れること。
寝袋の中にタオルなどを入れることによって、保温効果をいくらか上げる効果があります。
今すぐできる!極寒キャンプの寒さ対策!温かさを逃さない工夫!」でも書いておりますが、隙間を作らない事も一つの保温。
フトンキャパ―なら、足元や腰回りにあらかじめタオルなどを入れてからセッティングできそうです。
フトンと一緒にタオルなどを寒そうな場所に入れておいて、カバーをしておけば弱点を克服できる!
そんな工夫もできそうです。なんだか発想次第ではかなり大きな可能性を秘めている寝袋という気がしています。

4.フトンキャンパー基本スペック!

フロンキャンパーの基本スペックを確認します。
今回発売されるものはシングルとダブルの二種類です。
シングルサイズの布団とダブルサイズの布団が収まるフロンカバーが2種類のイメージ!
これはダブルの方がぬくぬくと寝れそうですが、ダブルでも一人用です(^^
なので一人暮らしの方がこれをダブルで使うにはダブルの布団を買わなければいけないです(^^;
部屋の中では邪魔かも(^^;
●大きさ
シングル
布団時:(約)W152×D210cm
寝袋時:(約)W76×D210cm
問題ない大きさでしょう。
ダブル
布団時:(約)W191×D210cm
寝袋時:(約)W95.5×D210cm
かなりゆったりと使えそうです。中での毛布の追加なども簡単そう(^^
●収納サイズ
シングル:W45×D45×H50cm
ダブルW45×D45×H50cm 
※どちらもキャリーバッグの最大サイズ
持って行くフトンの大きさによって違うので、最大このサイズという事らしいです。
高級羽毛布団ならコンパクトになる??
●材質
綿、ポリエステル(抗菌加工)
●価格
シングル:5,500円
ダブル:6,600円
共に税込み
●購入方法
DODオンラインストアのみ(2021年1月8日現在)
繰り返しますが、寝袋になる布団カバーです。これ単体で冬キャンプが耐えれるわけではありません。

5.既存の寝袋を温かくするアイテム

新規購入は勇気が要るので現在持っている物のパワーアップするアイテムを見てみます。
①インナーシュラフ
寝袋の中に入れる薄い寝袋のようなものです。
シーツの代わりにもなり、単体で夏用の寝袋としても活躍してくれます。
外遊び屋が使っているのは

Tシャツ記事のような感じで気持ちの良い物です。冬でもつければ、ある程度違ってきます。
しかし厳寒期に対応するならば

こんな感じなのもありかなと思います。フリース生地ならさらに保温力が上がりますね(^^
②シュラフカバー
もっている寝袋を中に入れて保温効果を高めるものです。

カヤックキャンプなどでもコンパクトになるのでいいなぁと思って検討していますが、
透湿性が無いものが多く、結露し寝袋が濡れるという口コミをよく見ます。
少し値段を出した方が便利な物があるのかな。
ちなみにエマージェンシーシートの経験からパリパリうるさそうとも思っています(^^;

6.最後に 

DODの新発想の寝袋?布団カバー?を見てきました。
ホント面白い発想ですね。これは改めてダウンを買わなくても良い布団を持っている方には便利そうです。
オートキャンプが前提になりますけどね。
よくこんな発想出てくるな~(^^

 



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