外遊び屋です。
Onetigrisより新しいテントが出ました。「OUTBACKRETREAT」!
このテントは2つのタイプのテントとして使用できる可変型です。
1つはパップテントとして
もう1つはAフレームとして。
この2つの張り方です。
現在軍幕もパップテントとフランス軍式などのAフレームテントはかなりの人気です。
それがどちらでも使える上に、夏のキャンプにも対応できるシステムを持つ。
なんとも魅力的な2020年新発売のテントです。
今回は「OUTBACKRETREAT」の外遊び屋が感じた魅力と初張の感想を詳しくレビューしたいと思います。
1.Onetigrisというメーカーとは?
あまり聞きなれない方も多いんじゃないかというOnetigrisというメーカー。
ミリタリー系の商品を豊富に揃えるメーカーです。
外遊び屋が知ったきっかけは昨年購入した
パップテント風のスーパーシェルターでした。
購入時8,000円程度でしたが、作りもしっかりしていて、使い勝手も良く20回以上使用していますが
問題が起きたことのないお気に入りのテントです。
現在はこのスーパーシェルターもアップグレードされており、夏場も涼しく過ごせるようにできています。
実際に使用した感じから、安心して使える信頼できるメーカーと考えていました。
2.新商品「OUTBACK RETREAT」との出会い
カヤックキャンプにはスーパーシェルターで満足していました。
しかし相方もカヤックでキャンプしたいという要望もあり(2人用カヤックで自分は漕ぐ気はない)
1艇に2つのテントを積むのは少しスペースがもったいないと考えていました。
また女性ということもあり、タープなどの日陰を作るものは必須です。そうなると更に積載スペースを圧迫します。
これに対応すべく新しい小型のテントを探していました。
そこでヒットしたのがこの「OUTBACKRETREAT」です。
仕様がソロもしくは2人とスペックがスーパーシェルターよりも10cm広くなっています。
スーパーシェルターの経験上これなら2人寝れると感じました。
さらに
前後が跳ね上げられるようになっており、当然ながらサイドも開くので風通しが良い!
これはAフレームとして使用するときにも跳ね上げを少し上げて通気性をよくすることが出来ます。
この構造なら夏も涼しく開放的に過ごすことが出来る!
またサイドは
前室になるので、荷物を入れて置くにも便利!
タープ要らずで2人が十分に過ごせる!そう思い相方に相談したところ、即OK!
という事で異例の速さで購入と相成りました。
3.Onetigris「OUTBACKRETREAT」基本スペック
このOUTBACKRETREATの基本スペックを
●設営時:370×130×120cm(H)
これは跳ね上げている状態ですね。実際中の広さは215×135cmです。
マットを2枚敷いてもまだ少し余裕があります。
マットは少し広めなBUNDOKの物なので、手前のサーマレスト2枚ならもっと余裕ができます。
仲の良いもの同士ならそれほど苦になるサイズではありません。
三角形の屋根になるので端の方は高さに圧迫感を感じるかもしれませんが
2人で寝てみましたが、それほど圧迫感があるなって感じではありませんでした。
●収納時サイズ:58cm×20cm×20cm
収納時はこんな感じ。実際袋がこのサイズなのですが、小さくすれば半分くらいになります。
長さもポールの長さなのでポールを代用することを前提にすれば半分程度の大きさになります。
ちなみに重さが3.7kgとあるのですが、かなり軽く感じます。
相方も炎幕になれていたせいか「なに?この軽さ!」とびっくりするくらい。
この重さもポールの重さが大きいと思います。
また耐水圧も1500㎜と少々の雨なら大丈夫でしょう。ただこれは実際降ってみないと分かりません。目安です。
他の付属パーツはOneTigrisキャンプテント本体と収納袋。他の物は画像付きで行きます。
●テントペグ× 12
砂浜では殆ど役に立ちませんでした。
●ガイライン× 6
細いですが、しっかりして不安はないです。色もブラウンで設営しても違和感ないです。
●テントポール× 4
ポールも色が黒なので設営時になじみます。
ガタツキは少ないはめ込み式なので使いやすいです。
テント本体用と跳ね上げ用(凸がある物)が各2本です。
ペグの買い替えは宿命ですね、あとはそのままで使えますよ。
4.OUTBACKRETREATの設営
パップテントやAフレームテントの設営経験のある方なら説明書も必要なく簡単に立てれます。
あえて簡単に書くなら
テントを広げて四隅をしっかりと広げてペグを打ちます。
基本となる4隅にはロープがついているので目印としてペグダウンできます。
そしてサイドにポールを入れますが
前室になるのでフライになる部分の袋があるのでそこにポールを差し込みます。
画像は分かりやすいように凸があるポールを刺していますが、凸は跳ね上げ部分で使うのでこれがない方を入れてください。
そしてサイドからテントをガイロープで引っ張れば立ち上がります。
詳しくは後日追記しますがホント慣れれば10分かからずに設営出来る簡単なテントです。
クローズする場合はしっかりと細部まで伸ばしておいた方が、綺麗に張れます。
設営が、砂地でペグが効きにくかったのと、テントに最初から皺がついていたのとで
綺麗に張れているとは言えませんが、まぁずぼらな外遊び屋はこの位な物かな(^^;
Aフレームのテントとして使用するときには
こちらのメッシュの中央にファスナーが付いているのでそこから出入りできるようになっています。
5.気温37℃での使用感
予想気温が37℃だったので実際もっと暑かったと思います。
この環境で使用してみた感想です。
まず付属のポールが3分割なの日の高さに応じて長さを変えれば日陰を効率的に作ることが出来ました。
さらにメッシュを開いてタープとして使用するにも丁度良かったです。
内部に寝てみても4面メッシュなので風通しが良いです。前後の跳ね上げ、サイドも
丸めてキープできるので、かなり風は通ってくれました。
暑がりな外遊び屋も中で昼寝ができるくらい。
これは夏でも安心して中に入れそうです(^^
跳ね上げなので解放感溢れるテントです。
なんとも気持ちの良い日でしたよ(^^
6.購入時の心構えと準備物
使ってみて、これは準備しておいた方がいいなという物と心構えを。
①ペグは多めに
ペグですが、しっかり立てるなら買い替えた方がいいでしょう。
これでは短いので地面によってはペグが効きません。ペグが効かないと設営出来ないテントなのでペグは注力した方がいいです。
また12本付いていますが、
テントの固定と、形状を綺麗に保つためのペグも必要なので20本くらいあった方が安心です。
ただこういったところはテントの構造を維持する物ではないので、付属のペグでも良いです。
跳ね上げ部分にはAフレームで使用するときに中を広くするリグも付いているので
これを使用する際にもペグが必要となります。ちょっと多めに持っておいた方がよさそうです。
②ポールは2本買い足し
最初から4本ポールが付いていますが、本体設営に2本、片方の跳ね上げに2本必要です。
両サイドの跳ね上げを上げて風通しを良くするためにはもう2本ポールが必要になります。
外遊び屋は2本セットで1000円ちょっとのDODのポール
こちらを持って行きました。なんでも代用できそうですけどね(^^
③最初から結構しわしわ
テント本体はこんなものかなって気もしますが
最初から結構しわしわです(^^
ポリなので仕方ないですが、気になる方もおられるのであきらめておいた方が良いでしょう。
7.最後に
今回紹介したのOnetigrisの「OUTBACKRETREAT」というテントです。キャンプテントとも記載されています。
パップテントとして、Aフレームとしても使えるので、夏でも冬でも使えますね。
さらに解放感があって、暑い時期のキャンプにはもってこいです。
ソロから2人まで対応できる大きさに、数値よりも小さくなる収納サイズはかなり便利そうです。
相方もかなり気に入ったようで、次の休日も持って出る予定になりました(^^
これだけの性能で値段も17,000円を切るのでありがたかったです。
9月後半からカヤックキャンプ再開です。これを持って行きたいと思います。
グランドシートにはいつも愛用の
グランドシート兼レジャーシート的な使い方ですね。
色がちょっと不釣り合いですけどね(^^;
2021年5月追記
冬場にAフレームテントとして使用するのが結構便利でした。
しかし気になる入り口のポール!これをスッキリと二股化させることが出来ました。
ちょっとポールの長さを合わせるのが大変でしたが、解決した記事もアップしております。
なかなか二股化パーツ便利でした(^^
格安アイテム購入レビュー!Ribitek二股ポールでテントやタープを広くできる?