外遊び屋です。
このブログをずっと読んでくれている方には
「あ、あの問題やっと解決?」と思っていただける方もおられるはず。
いや解決はしていないんですが、外遊び屋はキャンプケトルを持っていなかったんですね。
まぁ必要はないと思いながらも色々なキャンプケトルが定期的に欲しくなるという
症状がつづいておりました。いや未だに欲しいのは欲しいんですけどね。
そのケトル。ついに一つ手を出しました!
それが
鉄瓶
南部鉄器の鉄瓶です。扱いがちょっと手がかかるのですが
鉄瓶が欲しかったのも事実!この蓋が大きく木でできているのもちょっとお気に入りです。
今回はこの南部鉄器の鉄瓶をキャンプケトルとして育てる第1話目です。
ケトルだけでない使い方が面白いです!

1.南部鉄器と鉄瓶の魅力

今回はたまたま入った中古屋さんで、見つけました。
中古屋さんもいかない訳ではないのですが、1年以上行ってなかったのが、
何となく行く気になって入り、久しぶりで店内で迷ったところで見つけたのがこの鉄瓶です。
しかも購入してから分かりました。
南部鉄器
南部鉄器の及富鉄器です。おそらくこちらの会社(南部宝生堂さん)の鉄瓶だと思いますが、
いまのラインナップにはありません。
こちらのHPによると
平安時代、近江の国(滋賀県)より時の藤原氏が鋳物師を招いたのが始りとされ、おおよそ950年前にさかのぼり現歴史遺産 平泉全盛期時代は梵鐘・仏具なども作り平泉文化の一翼を担ったと言われ、江戸時代には伊達藩の保護も受け、昭和34年、盛岡と奥州水沢とが南部鉄器のブランドを確立し現在に至ります(引用:南部宝生堂株式会社及富HPより」
1,000年近く前に技術なんですね。それを工夫し、変化し高めて今に至る鉄器。
キャンプ界にもダッチオーブンやスキレットなどの鋳鉄アイテムは多いのでなんか魅力に感じていました。
また鉄器を使うと味がよくなるらしいです。
まぁ外遊び屋的には見かけに惚れているわけですけどね(^^

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2.南部鉄器の鉄瓶をシーズニング

中古なので必要なのかどうかは分かりませんが
とりあえずシーズニングはしておくことにします。
付属の取説がついていたのもありがたいところです。
しかしダッチオーブンのように油を敷くわけではなく
何度か湯を沸かして捨てるだけ。使い終わったらかけなくても
水分だけとれば大丈夫とのことです。これなら・・・結構手間がありません。
早速・・・
鉄瓶
何か可愛いでしょ?(^^
アルストで湯を沸かしてみます。
当然ながら蓄鉄製も高そうなので最初からすぐ湯が沸くわけではありません。
ただアルストでも5分程度で湯が沸いたのでアルストが性能が良いのか、鉄瓶の性能が良いのか
分かりませんが、意外と使いやすい時間で動けるなと思いました(^^
そして湯を沸かして捨てる事数度。
鉄瓶
とりあえずシーズニングは終了という事にしました。
おそらく中の錆止めを取れば完了だと思うので湯に油分が見えないのでOKとしました。
なんか・・・可愛いでしょ?

3.南部の鉄瓶でご飯を炊いてみる

早速
鉄瓶
フィールドデビューです。
最初にやることにかなり迷いましたが・・・
鉄瓶
お米を炊いてみようということになりました。
漫画「美味しんぼ」で鉄瓶だけで色々する茶人を見てなんだか風流だなって思っていたので
それに憧れてです。今回は0.5合入れましたが、1合入りそうな大きさでした。
しっかり吸水させてから・・・
鉄瓶で炊飯開始
鉄瓶を火にかけます。焚火デビュー!
可愛いのでちょっともったいない気もしたのですが、
この使い方が一番外遊び屋の楽しみ方に沿った使い方だし、
普段でも使えるので決意しました!
結構すぐに湯が沸きだすのですが・・・
鉄瓶の先から湯が出る
湯が沸くと強火のせいもあり、先から湯が噴き出します。
一気に流れ出すほどではないのですが、これだとちょっと圧がかかりにくいかな~。
結構ドキドキでしたが・・・いつも通りの炊き方をしたら・・・
鉄瓶で炊飯
なかなか良い具合に炊き上がりました。
鉄瓶で炊飯
ね?なかなかじゃないですか?
味はかなりいいです。思い入れのブースターのロケーションの味付けが効いているせいがありますが
圧がかからなかった割にそんなことを感じさせない炊き上がりです。
今後・・・期待できそうです。
でも・・・注ぎ口に竹で栓を作ろうかと画策中です。

4.南部鉄器の鉄瓶

Amazonさんや楽天さんでも南部鉄器の鉄瓶は結構出ていますが
ホントに南部鉄器かどうかは分かりません(^^;
まぁ外遊び屋も南部鉄器だから買ったというよりは、可愛いから買ったら南部鉄器だったってくらいです。
会社名が無ければ南部鉄器と言われても信じなかったでしょう(^^;
鉄瓶というだけなら意外と安価であるな~って思ったのが

キャプテンスタッグでお馴染みパール金属さんからも600ml入るものが3,000円を切る値段で販売されています。
他にも

5,000円ちょとでかっこいい物もあるなぁと広がりを感じました(^^

5.最後に 

今回は幸運にも買えた鉄瓶のファーストレビューでした。
色々遊べそうだし、これからマツタケの土瓶蒸し風や、熱燗などもやりたいと思います。
でも次はちゃんと緑茶を入れてみようかな。雲南茶風にちゃこしを使わない感じで。
なんせ・・・茶こしはないので(^^;
また楽しいアイテムを手に入れました。
鉄瓶
なかなかキャンプケトルに良さそうだ(^^

 



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