外遊び屋です。
キャンプの心配事項の一つで、失敗事例に事欠かないのがお米の炊き方です。
外遊び屋も何度失敗したか・・・。
コツを掴むと失敗がなくなるのですが、結構クッカーの種類によっても微妙に違ったりするので注意が必要です。
そんな中知人と話していると「これ絶対失敗しませんよ!」と言われてその失敗しない方法を教えてもらいました。なかなか理にかなっていて外遊び屋も数回試したところ、確かに失敗はしづらいと感じました。
今回はその知人に許可をもらって記事にて紹介です。
炊飯に心配の方は試してみてください。

1.スタンダードな炊き方

まずは基本的な炊き方のおさらいです。
お米の上手に炊くポイントはまず3つです。
①水に30分以上浸けておくこと
②中火で炊いて、水分を少しずつ蒸発させてるが、弱火にしない。
③20分以上蒸らす。
これを押えれば結構イケます。
それを踏まえていきますよ。
お米を炊く前の水加減は

指をつけて指先がお米についたら、指の第一関節まで水を入れる。
お米を水に浸けているうちに米が水を吸って水の量が減るので炊く前には足した方が無難ですね。
水加減が済んだらまずは中火にかけて沸騰させます。
沸騰すると、

蓋の周りから水分が出てきます。
これを強火ですると水が逃げてしまうので弱火にしてゆっくりと水分が落ちるくらいにしてじっくりと炊いていきます。
この時に・・・

蓋に重りを置いて鍋の中の内圧を上げます。
内圧が上がることで中のお米がクルクルと対流してお米の炊きむらなくふっくら炊き上がる・・・と思っています。
この状態で弱火でじっくりみていると水分の粘度が増してそのうち周りに落ちなくなります。
そうすると出来上がりですね。火からおろして20分程度蒸らしてください。
それで出来上がりです。
ちなみにお米を炊いている時に蓋を開けても失敗しません。
心配な時は開けて中が炊けているか確認してから蒸らしても大丈夫です。
正直炊いている側から離れずに確認していればそんなに失敗はありませんね。
失敗する要因は3つです。
①火力が強すぎて水気が飛ぶ
お米が炊ける前に水分が飛んでお米が焦げ付くんですね。
じっくりと水分を飛ばしていってください。
②火力が弱くて生煮え状態
火力が弱いとクッカー内のお米が対流せずに炊きムラが出ます。
加えて十分に火が通らないので芯が残るというか生米状態です。
これは結構ツライ。
失敗したときの対処法は「キャンプの失敗談!ご飯がうまく炊けない時の対処法」で
詳しく書いていますのでご確認ください。
③吸水不足
最初の吸水の時間が短いと芯が残ったお米になります。
芯が残った時にも先ほどの対処法で食べれるようになるので、安心してください!食べれますから(^^

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2.失敗しない炊き方

失敗の要因はやはり中が見えない事ですね。
中が見えるようにできれば失敗減るわけです。
これを実践にした炊き方です。
煮る・・・に近いですね。
「美味しんぼ」でタイ米の炊き方を書いてありましたがそれに近いですね。
では早速。
吸水と水加減は同じです。水加減はアバウトでも対応できます。
この炊き方は超簡単です。
中火にかけながらスプーンでずっとかき混ぜるだけです。
湯は沸騰させない程度です。

最初からずっとスプーンで混ぜます。
これを湯が沸くかわかないかくらいをキープしながら続けると

ちょっと図とお米が膨らんできて粘度が出てきます。
そこを焦げ付かせないようにじっくりと混ぜていきます。
すると・・・

スプーンを通ったところが戻らなくなります。
御粥状態ですね。
こうなったら弱火にして

重りを置いて水分をゆっくりと飛ばしていきます。

すると粘度の高い水分がちょっとずつ出てきます。
これを弱火のまま水分が出なくなるまで炊きます。
炊けたかどうか開けて確かめても大丈夫です。
水分が無くなったら火からおろして

ひっくり返して蒸らします。
特にひっくり返さなくてもかき混ぜて置いておくだけでも大丈夫!
20分程度蒸らすのはスタンダードと一緒ですね。
待っていると

完成です。
分かりにくいですが、綺麗に炊けました!
くれぐれも水分を飛ばす際には弱火で。
粘度が高いので焦げ付かないように注意してください。
時間はかかりますが、確認しながら炊くので失敗はしにくいですね。

3.美味しく炊くアイテムたち

炊飯には色々アイテムがありますが、最初のうちに重視した良いポイントもあります。
①そこの形状が丸型
②蓋がしっかり閉まる
この二つです。そこの形状が丸いとバーナーや炭火にフィットしやすく炊きムラが出にくいです。
また蓋をしっかり占めると中の圧が上がってお米が対流するので綺麗に炊けますね。
この二つを踏まえたうえで炊きやすいアイテムは
①ライスクッカー

 

こちらですね。キャンプ場勤務時代にレンタルで出していましたが
ほんとに失敗しない良いアイテムでした。
失敗するとすれば強火過ぎた時ですかね(^^

②丸型飯盒

お値段的にもお求めやすい飯盒ですね。
鍋にも使えるので案外重宝して使っていました。
しかし!一段上のお米を食べたい!
心底美味しいと思うお米に出会いたい!そんなときには

ユニフレームさんのキャンプ羽釜です。
形状はお米の対流を邪魔せずスムーズな動きを保証!
また思い蓋で最初から内圧を上げてお米を躍らせます。
蓋を開けた時に「米が立つってこういう事か!!」と教えてくれます。
車の積載が広くとってもこれだけは持って行きたくなります。
ほんと美味しい!
3合炊きなので4人家族では少ないなって方には

ユニフレームさんと見間違うばかりの商品!
ウルシヤマさんの5合炊きの羽釜です。
弦が無いので吊るせませんが、同じ炊き上がりですね。
お米を美味しくさせたい方は是非羽釜もチャレンジしてみてください。

4.最後に

キャンプにお米を炊くことは重要事項です。
最初電源サイトなら炊飯器を持って行くことを進めることもありますね。
お米が炊けないとホント辛いので・・・。
しかしやってみると結構簡単です。
今回紹介のやり方なら大失敗は無いでしょう(^^
心配な方は・・・試してみてください!

 



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