車中泊もブームを迎えておりますね。
RVパークなんかも整備されて
格安で安全に車中泊できるポイントなんかも
増えてきました。
車泊で行先を決めない旅の好きな外遊び屋には
非常に嬉しい限りです。
また冬のスキーや釣りでも車泊を利用する方も
増えますよね。
車中泊のイロハも多数ありますが、
今回は車泊の時のマット!
車泊の重要要素ですが、意外と盲点な事も。
そのあたりを詳しく考えていきたいと思います!
1.タイプを考える
一言に「車泊」と言っても車のタイプ別で違いますよね。
乗用車タイプ、バンタイプ、キャンピングカーなどなど。
車種が違えば寝る場所が変わり寝方が変わります。
このパターンで考えていきたいと思います。
2.シートで寝るタイプ
乗用車の車泊も多いですよね。
そうなるとシートを倒してリクライニングで寝る事に。
結構・・・この姿勢って仮眠はできてもぐっすりって
難しくないですか?
そんな方におススメなのが足元に台を置くこと。
Daisoでもあるこういった組み立て式のラックを
足元に入れてシートに座るというより
座椅子のような形にするんですね。
サイズなどは車種があるので調節してくださいね。
この上にマットを敷いて腰と脚の高さが変わらないようにする。
これで随分と楽になります。
実はこの方法。海外調査の多い研究者さんから聞いた飛行機で
寝る方法を参考にしています。
20時間近く飛行機に乗るときには足を腰の高さに上げていると
ずいぶん楽だよって。
それを参考に深夜バスで足元に荷物を置いて足を上げて置いたら
結構快適に寝れました。ちょっとからだが丸まる形になるんですが、
血が溜まらないので寝やすくなりますよ。
これでなるべく体をフラットにしてください。
これでマットを敷くわけです。
ここで注意!
フラットの物を敷こうとしてはいけません。
座席と脚の台までの大きさのものを選ぶといいです。
ご存知シートの背もたれの方が高くなりがち。
座面を高くすることでフラッとの場所を確保できます。
例えば・・・
厚さも4cmあるので大分フラットに近い状況を作れると思います。
これなら・・・随分と寝やすくなります(^^
3.バンタイプ
バンタイプであれば基本的にはある程度
フラットになることが予想されます。
後はその段差をなくすだけです(^^
一般的には10センチ以上のエアマットを
おススメされていますね。しかし・・・
ここで注意!
座席から天井までの高さを計算!
むろん厚さ10cmのマットを入れれば、
座面も10センチもしくはそれ以上高くなります。
つまり・・・
それだけ天井が低くなるという事です。
そうなると・・・車内で座れなかったり、
身動きがとりにくかったりと意外なデメリットが出てきます。
さらに・・・10センチのマットって結構かさ張る。
積載に余裕がある場合は良いですが、
マットだけで後部座席いっぱい・・・なんて事も。
大きめのマットを選ぶ場合は積載と天井の高さを計算してくださいね。
ちなみに外遊び屋的にはインフレータブルマットの二枚敷きなど
複数枚敷くことが有効だと考えています。
まずインフレマットは小さくなるので車載に楽ですね。
厚さも3cmからと2枚敷けば6cm・・・重なっているので
それ以上のスペックを発揮してくれます。
またエアベットと違ってインフレは中に芯が入っているので
エアマットのふわふわ感が軽減できますね。
高さもセーブできるし、車載も楽になる。
初期投資が気になりますが・・・
キャンプでも使えるし・・・逆にキャンプのものも使えるので
ちょっと出費が抑えられれるかな。
4.外遊び屋の事例
参考までに外遊び屋のスタイルを。
外遊び屋は車は現在フラットになるので
かなり楽をしております。
まず・・・
銀マットを2枚敷きます。
多少の凸凹は気にならなくなります。
また細工もし易く安価なので重宝しますね(^^
この上に・・・
インフレータブルのマットを置きます。
サイズは180もあるのでそちらがおススメですね。
こちらはポンプで空気を入れるので中綿が湿気で傷まずに
ずっと柔軟性と自動膨張を担保してくれます(^^
そして最後に・・・
こちらを敷いて出来上がりです。
これだけするとほぼフラットです。
後は・・・
テーブルを置いて個室感覚に出来ます(^^
ちなみに車中泊でテーブル結構重要!
エアマットなどでもふかふかで飲み物が置けないですから。
ちいさいものだと
こちらがおススメです。
この装備で・・・いつも快適車泊ができますよ(^^
5.寒さ対策
マットを選ぶ際には寒さ対策も重要です。
実はテント泊よりも寒いのが車中泊。
窓からの冷気もあるのですが、下からの
冷気が結構強い!底冷えします。
なので・・・シートで寝る方も足を上げた方が
温かく感じられます。
また・・・必ずではないですがマットの下には
さらに・・・車内の壁に足が付くと冷えで目が覚めます。
銀マットや絨毯で立ち上げを作っておくと緩和されますね。
6.便利グッズ
これはマットとは関係ないのですが、
車中泊はかならずと言っていいほど結露します。
半端ないほど。
必ず窓ふきタオルは2.3枚ご用意ください。
最後には
サングラスを使われる方は吹き跡が反射して
見づらいこともあるので。
7.最後に
色々と書いてまいりました。
頭に入れて商品選びをしていただきたいのは
①マットを敷いたときの天井の高さ
②車載のスペース
この二つは意外と見落としがちなんですね。
寝心地いいけど動けない。
乗せたら他の荷物乗らないってなると
車泊に出られなくなりますから(^^;
購入の際にはお気を付けください!