正直に言います。このテント、見た目がずるい。
無骨で直線的、それでいてどこか完成度の高い佇まい。いかにも「冬キャンプで使ってください」と言わんばかりの形状です。

そして実際、冬になると薪ストーブを入れてお籠りしたくなる理由が、このテントにはしっかり詰まっています。
ただ雰囲気が良いだけではありません。開放性・居住性・アレンジ性。これらが揃っているからこそ、冬でも“使いたくなる”。
その理由を、順を追って見ていきましょう。
タープいらず。設営=完成という手軽さ
このNaturehikeのパップテントの一番の魅力は、とにかく「開ける」ことができる点です。
前面・サイド・パネル部分が大きくオープンでき、跳ね上げればそのままキャノピーやタープ代わりに。
つまり、
テントを張る = 設営完了
というシンプルさ。
タープを別で張る必要がなく、荷物も工程も減らせます。これはソロ・デュオキャンプではかなり大きなメリット。
さらに状況に応じて、
風が強ければ閉じる
寒ければ囲う
天気が良ければ全開
と、その場の環境に合わせて自在に形を変えられるのもポイントです。
冬はしっかり囲ってお籠り、夏は全幕タープ化。この振れ幅の広さが「4シーズン使える」と言われる所以ですね。
スペックと正直な感想
【スペック】
| 項目 | 内容 | ひとことコメント |
|---|---|---|
| 生地 | TC生地(ポリコットン) | 厚みがあり、遮光性・耐熱性ともに高い。薪ストーブ使用でも安心感あり |
| 収納サイズ | 約55×28×28cm | 収納時はやや大きめ。車キャンプ向き |
| 重量 | 約9.25kg | 少し重さは感じるが、その分しっかりした幕 |
| 収納バッグ | ベルト付きバッグ | 圧縮しやすく、まとめやすい。キャリーワゴンがあると楽 |
重さと収納サイズはデメリットに感じる人もいると思います。
ただその分、幕の安心感・居住性・耐熱性は確実にワンランク上。
「軽さ」より「快適さ」を取る人向けの幕ですね。
口コミから見えるメリット・デメリット
実際の購入者レビューを総合すると、評価はかなり明確です。
◎ メリット
室内・前室が広く、ギアを全て入れられる安心感
高さがあり、着替えや座り作業が楽
TC素材の遮光性・耐熱性が優秀(煙突が触れても無傷だった例も)
インナー付きで虫対策も最初から万全
全幕オープンでタープ代わりになるアレンジ性
設営が思ったより簡単(慣れれば短時間)
特に多かったのが「一度この快適さを知ると戻れない」という声。
一般的なパップテント+前幕構成から乗り換えて満足している人が目立ちます。
△ デメリット
収納サイズ・重量が大きい(バイクキャンプには厳しめ)
ポールの識別が分かりにくい
張り方に少しコツが必要
前室の屋根に雨雪が溜まりやすい構造
初期不良・付属品不足の報告が一部あり
完璧ではありませんが、「致命的」というよりは理解した上で使えば回避できる点が多い印象です。
まとめ|このテントが刺さるキャンプスタイル
このNaturehikeのパップテントは、
軽量・コンパクト最優先の人
バイク積載に余裕がない人
には、正直向きません。
一方で、
冬キャンプが好き
薪ストーブを使いたい
お籠りスタイルで快適に過ごしたい
タープ設営を省略したい
こんなキャンプスタイルの人には、かなり刺さる一張です。
多少の重さと引き換えに得られるのは、
安心感・居住性・雰囲気。
「冬こそキャンプが楽しい」と思っている人なら、このテントはきっと満足度が高いはず。
無骨で、快適で、ちゃんと使える。
そんな“分かってる人向け”のパップテントです。




