キャンプブームの際一世を風靡したDODのテントがありました。その名はカマボコテント!

トンネル型テントといわれるジャンルが人気になったきっかけの一つです。かわいいフォルムとおしゃれキャンパーさんに人気のあるメーカーのDODということもあり、爆発的な人気!からの品薄状態になりました。
その後も色違いやソロ用ができるなど、今でもコアなファンを持つテントです。
このカマボコテントがなんと進化して登場!さすがDOD!その名は「カマボーン」!
なかなか考えてあります。後半ではこの「カマボーン」の優れた点を徹底分析!
15年と超えるキャンプ歴とその中でキャンプ場勤務しながらテントをいろいろ見てきた筆者がその知識の限り分析したいと思います!
1 DOD新テント「カマボーン」の全貌!
早速DODの新作テント「カマボーン」を詳しく見ていきます。

かわいいテントです。イメージ的には少し角張ったように思えますね。またメッシュ天井付近にあいていたり、スカートも確認できるのでオールシーズン楽しめるテントになっています。
スペックを確認しましょう。
【DOD「カマボーン」基本スペック】
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 組立サイズ(外寸) | (約)W620×D300×H205cm |
| インナーサイズ | (約)W220×D280×H170cm |
| 収納サイズ | (約)W68×D32×H30cm |
| 総重量 | (約)17.4kg |
| 収容可能人数 | 大人4~5名 |
インナーサイズがたっぷりとあるので、ファミリーでもグループでも大人だけでもゆったり過ごせる仕様です。一方で組み立てサイズが6mを超えるので設営サイトは10×10m以上が推奨されます。このサイズはキャンプブームの時に新設されたキャンプ場なら対応できますが、向かいながらのキャンプ場だと設営が厳しい可能性があります。キャンプ場選びはすこしシビアになりますね。

またこのサイズのテントなので収納サイズは大きめです。複数テントを持っている方は要注意!収納スペースを圧迫する可能性があります。
スペックを見るとファミリーキャンプに十分楽しめるテントです。
2 ここがおすすめ!DOD「カマボーン」の特長!
カマボーンの「これはいい!」ポイントをまとめていきましょう!
冬に対応!テント内でストーブ使用可能!

テント内で火気の使用が認められている希有なテントです。
もちろん通気などのために説明書の熟読は必要ですが、おこもりキャンプなど冬キャンプにもぴったり!十分なスペースもあり、またメッシュで外の風景も見えるので家族でテント内でまったりできるテントです。
夏の暑さにも対応!メッシュ多数!

画像からも見て取れるようにサイド、そして天井近く、また下のスペースもメッシュにできます。
夏の風通しや、冬場の火気使用時の空気の流れなどに対応!これならオールシーズン楽しめるわけですね。
腰痛持ちにも朗報!高い天井!

「テント内で過ごすのは低いので、腰が痛い」
そんな方にもぴったり!高さがあるのでお子様も立って着替えさせられますし、中腰で動く空間が少なくなり過ごしやすい構造になっています。
ファミリー・グループがテント内でまったり過ごせる工夫がなされています。
キャンプ興味あるけど、焚き火で調理は面倒だし、タープ張るの面倒だな。テント内でゆっくり過ごしたい!
そんな方にオススメテントです。
3 ここが新しい!DOD「カマボーン」の革命!
DOD公式ページで自ら「トンネルテント革命。」という自信!
それがこのポイント!なるほど!これは優れている!

フレームがテントの外に出ていますよね。
そう!旧カマボコテントやトンネル形はスリーブ型といってフレームを袖に通すタイプがほとんどです。
しかし今回発売されたカマボーンはフレームを作ってフックで吊り下げる吊り下げ型!
これによって設営が断然楽になりました。
モンベルで人気のムーンライトテントは吊り下げ型です。このテントは暗くて月明かりしかなくても簡単に設営できるテントということで設計しています。同じシステムの導入で、ファミリーでも設営簡単になりましたね。
お子様が小さくて一人で設営しなければいけないファミリーでも楽に設営できるテントです。
4 DOD「カマボーン」よくある質問(Q&A)
- Q. 1人でも設営できますか?
- A. はい。吊り下げ式フレームのおかげで、慣れれば大人1人でも設営可能です。
- Q. 冬にストーブを使用する時の注意点は?
- A. 必ず取扱説明書に従い、ベンチレーションを開放して換気を確保してください。安全のため一酸化炭素警報器の使用をおすすめします。
- Q. 推奨されるサイトサイズは?
- A. 組立サイズが約W620×D300cmなので、ゆとりを持って10×10m以上の区画サイトが理想です。
- Q. 雨の日の耐水性は十分ですか?
- A. メーカー公表値でフライシート耐水圧は約3000mm。一般的なキャンプでは問題ない防水性能です。
- Q. 収納サイズや重量はどのくらいですか?
- A. 収納サイズは約W68×D32×H30cm、総重量は約17.4kg。大型のため車載スペースに余裕が必要です。
5 まとめ
DOD「カマボーン」は、ファミリーやグループが四季を通じて快適に過ごせる工夫が満載の進化系トンネルテント。天井が高く設営も吊り下げ式でラクラク。冬はストーブ、夏はメッシュで通気と、オールシーズン頼れる一張りです。設営スペースと収納に余裕さえ確保できれば、設営の手間を減らしながら“おこもりキャンプ”を楽しみたい方に自信を持っておすすめできます。




