キャンプギアが増えるにつれて、ちょっとした工夫や拡張パーツが気になってくるもの。
そのひとつが、ガス缶変換アダプター。
特に「OD缶→CB缶変換アダプター」は、一度は検討したことがあるキャンパーも多いのではないでしょうか?
今回は、その変換アダプターについて、私自身のキャンプスタイルと照らし合わせながら、迷っている心の内を整理してみたいと思います。
1 クッカーと熱源、そしてガス缶問題
最近はキャンプ以外の場面——たとえば車中泊やちょっとした外メシ用に、持ち運べるクッカーを探しています。クッカーがあれば、さっと調理できて、ちょっと楽しい。
けれど、クッカーを使うなら当然熱源が必要です。
シングルバーナーはすでに5台持っています。
さすがにもういいだろう、と自分でも思います。
でも、日常使いに便利なのはやっぱりCB缶仕様のバーナー。
現在、2台がCB缶対応で、1台は日常使い、もう1台は防災バッグに常備中です。
すると残りはOD缶仕様。
アウトドア専用ともいえる存在ですが、OD缶って入手が少し面倒ですよね。
価格もCB缶より高い。ならいっそ、CB缶でまとめられたら便利じゃないか? そんな風に考えてしまうわけです。
2 OD缶→CB缶変換アダプターとは?
そんな時に気になったのがOD缶バーナーにCB缶を接続する変換アダプターです。
構造としては、OD缶のネジ式ジョイントをCB缶に変換できるようにする中継器具。
これがあれば、手持ちのOD缶バーナーでもCB缶が使えるようになります。
つまり、新たにバーナーを買わなくてもOK! CB缶だけ持ち歩けば済むという合理性。
でも…やっぱり気になるのは安全性と安定感。
3 私が注目している変換アダプター:キャンピングムーン
変換アダプターの中でも、キャンピングムーンのスタンド型Z23-CBは特に評判が良いです。
★4.4という口コミ評価も高く、「しっかり安定する」「炎が安定している」という声も多数。
スタンドが付いているので、CB缶を立てた置きではなく横に安定している状態で使用できるのがポイント。
一般的なアダプターだとCB缶が立っていて、その状態で重いクッカーを乗せるのは不安です。
Z23-CBなら、その不安がグッと和らぎます。
3 でもやっぱり迷う…変換アダプターの“グレーゾーン”
とはいえ、価格は約3000円。CB缶なら3〜5本買える価格です。そして何より、**メーカーとしては「推奨していない使用方法」**という点がひっかかります。
バーナーの設計はOD缶の圧力や構造を前提にしているはず。そこにCB缶をつなげて問題がないとは限りません。口コミでは「問題なく使えた」「便利!」という声が多いですが、それが100%の安全を意味するわけではないのが難しいところ。
つまり、自己責任の世界。
5 結論:踏み出す?それとも立ち止まる?
今ある道具を活かしながら、CB缶で統一したいという思い。変換アダプターがあれば理想の使い方が実現する。でも、3000円の投資が本当に「必要か?」と問われると、まだ答えが出せません。
きっとこの葛藤、キャンパーあるあるではないでしょうか。
「使ってみたいけど…」
「危なくないかな…?」
「でも便利そう!」
そんな思いを抱えつつ、今日もポチる手を止める自分がいます。
みなさんはどう考えますか?




