最近、Yahoo!ニュースやSNSで見かけるキャンプインフルエンサーたちの発言に、少し違和感を覚えることがあります。

「キャンプって意外と面倒だった」
「焚き火やめたら、すごく楽になった」

そんな“ネガティブ”な意見が増えてきたように感じませんか?

もちろん、趣味の世界なので「面倒ならやらない」「行きたくなければ行かない」でOK。
無理して楽しむ必要はありません。
でも一方で、かつて「焚き火なんて臭いしダサい」と言われていた時代があったのも思い出します。
ブームとは揺れ動くものですね。

そんな「焚き火お休み」時代に活躍していたのがツーバーナーコンロです。
調理がスムーズで、後片付けもラク。今また見直されつつあります。

しかも最近は、機能的かつ手頃なモデルも増えてきていて、焚き火派の私もついつい欲しくなってしまいました。

今回は「これなら買ってもいいかも…」と思った3つのツーバーナーコンロを紹介します!

1 ツーバーナーコンロを選ぶ理由とは?

ソロキャンプではシングルバーナーで十分。でも、家族や友人とのグループキャンプになると、料理の品数も量も一気に増えます。
この時にネックになるのが、同時に調理できる火口の数。

焚き火なら大きな網にクッカーを並べて同時進行できますが、ガスバーナーだと1口では時間がかかる…。
それがツーバーナーなら2口同時に使えるため、料理がスムーズに進みます。

朝食づくりや忙しい時間帯に「コーヒーを淹れながら、もう1口で目玉焼き」なんてことも簡単。
まさに、焚き火とガスの“いいとこ取り”をしたい方にピッタリなアイテムなのです。

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2 気になる3機種をピックアップ!

イワタニ「フラットツイングリル」CB-TBG-2

イワタニ フラットツイングリル テーブルトップBBQグリル CB-TBG-2

◎信頼と実績の家庭用ガス機器メーカーが贈るアウトドア用コンロ

■安定感抜群のフラット構造

■家庭用と同じCB缶が使える

■焼き物にも強いグリル設計

イワタニと言えば、ガスボンベ(CB缶)仕様の卓上コンロで有名ですが、この「フラットツイングリル」はまさに“アウトドアでの家庭の快適さ”を実現したモデル。

片側で湯を沸かして、もう片側で焼肉…なんて使い方もできちゃいます。

フラットなデザインは汚れも拭きやすく、キャンプから帰った後の手入れも簡単。
見た目も家庭用コンロに近い安心感があり、「家でも使いたくなる」バランスの良さがあります。

PRIMUS「キンジャ」P-CKJ-2

PRIMUS(プリムス) P-CKJ-2 キンジャ キャンプ用ツーバーナー

スウェーデン生まれの機能美。コンパクトな本格派バーナー

■無駄のない北欧デザイン

■スリム&軽量で持ち運びがラク

■五徳がしっかりしていて調理も安定

プリムスと言えば、登山家や本格派キャンパーにも愛されるガス器具ブランド。
そのプリムスが手がける「キンジャ」は、見た目の洗練度と機能性を両立した名品です。

特に魅力なのは、横幅約47cmというスリムボディ。車載時や収納時に場所を取らず、出し入れがスムーズ。
また五徳の造りがしっかりしているので、大きめの鍋やフライパンを乗せても安定感があります。

そしてなんといっても“見た目がカッコいい”。
マットブラックな本体に、木製のハンドルがアクセントになっていて、道具としての所有欲を満たしてくれる一台です。

WJW 折りたたみツーバーナー

WJW キャンプストーブガスポータブル、16000 BTU折りたたみ式キャンプガスストーブ、グリドル付き、2つの調節可能なバーナーとピエゾ点火、キャンプやハイキング用の屋外ガスキャンプストーブ、緊急調理ストーブ

驚異の収納力!キャンプスタイルに馴染む新星ツーバーナー

■本体がパタンと折りたためる収納設計

■しっかり火力×軽量ボディで移動も◎

■価格も手頃でコスパ良好!

最近注目の新興ブランドから登場した、折りたたみ式のツーバーナー。
一見すると焚き火台のような無骨なデザインですが、しっかりとした火力と構造を持っています。

最大の特徴は、脚部も含めてコンパクトに折りたためる構造。
専用バッグやボックスにすっぽり入るサイズで、車載や収納時のストレスがありません。

見た目はワイルドでも、火口の間隔も広く、大きめのクッカーも余裕で使える設計。
価格も他の2モデルに比べて安価なので、「まず試しに1台」という方にもおすすめです。

3 この中で選ぶならどれ?

どれも魅力的で迷いますが、実際に買うならコスパと信頼性のバランスが良いプリムスのキンジャが第一候補。
コンパクトさと機能性の両立は、ソロでもグループでも使いやすいはずです。

でも一番ワクワクするのは、やっぱりWJWの折りたたみ式。
設営のワクワク感、ギミックの面白さ、そして「道具感」が強いところに惹かれます。

一方で、家族キャンプ中心ならイワタニのフラットツイングリルの安心感は絶大。
どこか“家の台所”にいるような落ち着きがあって、お子さんとのキャンプにも最適です。

4 おわりに

焚き火の楽しさは変わらないけれど、ガス調理の効率の良さはやっぱり魅力的。
焚き火NGなキャンプ場や、時短したい朝食、天候が悪い日の料理など、ツーバーナーが活躍する場面は意外と多いものです。

これからのキャンプスタイルに、ツーバーナーという選択肢を加えてみてはいかがでしょうか?

 



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