車中泊を始めたばかりの頃、「夜、車内が思った以上に暗くて不便だった…」という経験はありませんか?
車のルームライトでは全体を明るく照らすのは難しく、影ができたり手元が見えにくかったり。
更にバッテリーが上がって車がつかえなくなるという危険もあります。
そんな時に活躍するのがランタンです。
でも、車内という限られた空間では「どんなランタンでもOK」というわけではありません。
この記事では、車中泊に最適なランタンの選び方と使い方のコツを、初心者の方にも分かりやすく紹介します。
1 車中泊には“LEDランタン”がベストな理由
まず結論から言うと、車中泊ではLEDランタン一択です。
その理由は、安全性と使いやすさの両方を兼ね備えているから。
🔥 燃料系ランタンはNG
燃料系のランタンはムードもあって使いたくなるのですが、以下の点から注意が必要です。
火を使うタイプのガス・オイルランタンは車内では危険。
狭い空間で使うと火事のリスクや一酸化炭素中毒の可能性もあります。
換気が難しい環境での使用は本当に危険なので、車中泊では避けましょう。
💡 LEDランタンのメリット
安心安全なのがLEDランタン!
そのメリットをピックアップします!
火を使わず安心
電池式・USB充電式が多く、取り扱いが簡単
明るさの調整(調光)もスムーズ
色温度を変えられるモデルもあり、リラックス空間を演出できる

2 2. 失敗しない!ランタン選びのポイント5つ
では、LEDランタンの中でも車中泊に適したものはどんなタイプでしょう?
以下の5つを意識すれば、選んで失敗しません。
✅ 軽量でコンパクト
車内の限られたスペースでは、小さくて軽いことが大事。
吊るしても落ちにくく、収納の邪魔にもなりません。
✅ カラビナ・フック付き
吊るせる構造かどうかは超重要ポイント。
サンバイザーやアシストグリップ、荷物フックなどに引っかけて上から照らせると影が少なく、とても快適になります。
✅ 調光機能あり
ランタンの明るさは状況によって変えたいもの。
就寝前 → ほんのり明るく
食事・作業 → しっかり明るく
調光機能があると、これが自由にできます。
✅ スイッチが押しやすい
意外と見落としがちなのがスイッチの位置と形状。
特に真っ暗な車内で操作する場合、指先の感覚だけでスイッチが見つけやすく、押しやすい形が便利。
ツルツルの本体に小さなボタンが付いているタイプは、暗闇ではかなり手こずります。
✅ 2個以上の使用が基本
ランタン1個だと、どうしても影が強く出てしまって見づらいです。
特に荷物整理や食事など手元作業をする場合、最低でも2個以上の使用をおすすめします。
1つは頭上に吊るし、もう1つは補助的に使うととても快適です。
3 プラスα:スタンドや三脚の活用で“快適さ倍増”
吊るす場所がない場合は、高さのあるスタンドやミニ三脚を併用するのもおすすめ。
上からの光は自然に全体を照らし、影ができにくく、作業性もアップします。
たとえばコンパクトなカメラ用三脚や、ランタン専用の小型スタンドがあると車外でも使えて便利です。
4 実際に私が使っているランタンと使い方
私は実際にLEDランタンを2個+小さな三脚という構成で使っています。
吊るす用:カラビナ付き小型ランタン(USB充電式)
手元用:調光機能付きランタン(乾電池式)
就寝時:ほんのり明るいモードにして、リラックスできる光に
特にスイッチが大きくてわかりやすいタイプは、夜トイレに起きた時もサッと操作できて重宝しています。
おススメランタンを3つ紹介します。
【NATURA (ナトゥーラ) LEDライト『B.F.F』】
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私も愛用するランタン!
軽量でボタンも押しやすいのもポイントが高いのですが、未使用の状態で殆ど放電しないのも◎
思い付きで出発するときにも安心して持っていけるランタンです。
キャンプにも車中泊にも防災にも安心して使えるランタンを探している方におススメ!
【Beszing ledランタン】

255時間点灯するランタン!
調光も簡単、ボタンの位置も把握しやすいです。
寝る時にはそのままおいて間接照明の代わりになるのも車中泊におススメポイント!
価格も安くて手が出しやすいランタンです。
【キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) LEDランタン アンティーク】

どうしても燃料系ランタンの雰囲気を出したい方におススメLEDランタン。
高さもあるので、手元灯りとしても使いやすいランタン。
やっぱり車内でも雰囲気を重視したい方におススメ!
5 車中泊のランタン!よくある質問(Q&A)
Q1. 車内に吊るす場所がない時はどうしたらいい?
A. 上からの灯りは影ができにくく、全体を優しく照らしてくれます。
吊るせる場所がない場合は、コンパクトなスタンドやミニ三脚の併用がおすすめです。
ランタン専用スタンドがなくても、カメラ用三脚などで代用できますよ。
Q2. モバイルバッテリーで充電できるタイプって便利?
A. はい、とても便利です!
USB充電式のランタンなら、スマホと同じモバイルバッテリーが使えるので荷物が減らせます。
一方で、乾電池式は充電が切れても予備電池を入れ替えるだけでOK。
使用スタイルによって、どちらか—or両方持っておくと安心です。
Q3. ランタンはどれくらいの明るさがあれば十分?
A. 一般的に150〜300ルーメン程度あれば、車内灯としては十分です(電球1個分くらいの明るさ)。
読書や細かい作業をしたい場合は、もう少し明るめ(400ルーメン以上)でもOK。
就寝前は暗めにするとリラックスしやすいので、調光機能付きがベストです。
Q4. 車中泊でランタンをつけっぱなしでも大丈夫?
A. LEDランタンなら長時間点灯しても熱くならず、安全性が高いです。
ただし、バッテリー切れには注意。就寝時は「ほんのり明るい」モードにして節電すると安心ですよ。
Q5. ランタンって防災にも使えるの?
A. はい、LEDランタンは災害時の備えとしても非常に有効です。
停電時でも手元を照らせたり、モバイルバッテリーがあれば充電もできるので一家に一台あると心強いです。
6 まとめ|安心・快適な車中泊の夜を“灯り”で整えよう
車中泊の灯り選びは、安全・快適に夜を過ごすための大切なポイントです。
LEDランタンは、
火を使わず安心
操作が簡単
吊るせる、軽い、調光できる
といった点から、初心者にも非常におすすめ。
そして忘れてはいけないのが、「スイッチの押しやすさ」や「2個以上使うこと」。
ほんの少しの工夫で、車中泊の夜が驚くほど快適になりますよ。





