最近Amazonの「焚き火カテゴリ」をチェックしていて、ちょっと驚きました。

ランキング上位に“メタル薪”がズラリと並んでいるんです。

「メタル薪?なにそれ?」と思った方もいるかもしれません。

でもこれ、正直なところ——

「こういうの、ずっと待ってた」という便利ギアでした。
最初に発売されたのは、おそらくユニフレームだったと思います。



その後、他のメーカーも続々と似た製品を出すようになり、今やアウトドア通の間ではちょっとした注目アイテムに。

今回、実際に火起こしの際に同じような原理を利用していた私が、この“メタル薪”の魅力を紹介します。

1 メタル薪とは?

まず簡単に説明すると、金属でできた筒状の薪のようなアイテムです。

燃えるわけではないけれど、薪のように組んで使うことで燃焼効率を高めるサポート役になります。

実際に「着火がラクになる」「火の通りが良くなる」などのメリットがあり、今注目されています。

スポンサーリンク

2 メタル薪の3つの効果

① 着火がしやすくなる理由

焚き火初心者の悩みといえば、「うまく火がつかない」「着火剤を使っても燃え移らない」といった点ですよね。

これ、実は着火剤が“酸素不足”で不完全燃焼してしまうのが原因の場合が多いです。

薪や枝が着火剤にピッタリくっついてしまうと、酸素が供給されずに燃え広がらないということが起こります。

そこでこのメタル薪を間に挟むことで、空間ができて酸素が自然に流れこみやすくなり、燃え移りが格段にスムーズになります。

特に風が弱い日や、湿気のある環境ではこの違いがハッキリと感じられます。

② 空気の流れが自然で燃焼効率アップ

焚き火を組むとき、薪を隙間なく詰め込んでしまうと、空気の通り道が塞がれてしまい火がうまく回らなくなることがあります。

これも初心者が陥りやすいポイント。

メタル薪を薪の間に挟むことで、自然な空気の流れが生まれ、焚き火の“煙突効果”を補助する役割も果たしてくれます。

結果、煙が少なくなり、火力が安定するので、料理にも向いた火を作りやすくなります。

一度この差を体験すると、「これがあるのとないのでは全然違う」と思うはず。

③ 燃料の“かさ増し”としても使える

炭火を使うバーベキューやコンロ調理のとき、炭の量が少ないと「焼き網まで距離があって火力が届かない」と感じたことありませんか?

そんなとき、コンロの中にこの**メタル薪を複数枚入れて“底上げ”すると、少ない炭でも熱源が上がって調理しやすくなるんです。

これ、実は私も金属の網やプレートを使っていたテクニックだったんですが、専用品として登場してくれて正直助かりました。

重ねたり配置を工夫することで燃料の節約にもつながる、いわば“裏方名人”的なアイテムです。

3 メタル薪を選ぶ時のポイント

  • 素材の厚みや耐久性(焚き火の熱に耐える必要あり)

  • サイズと形状(焚き火台に合うか確認)

  • 枚数・価格のバランス(2〜4枚入りが多い)

最近はステンレス製や鉄製、穴あきタイプなどバリエーションも増えてきたので、自分のスタイルに合わせて選べますよ。

4 おススメメタル薪3選!

それではおススメを3つピックアップします。
【HALSUN メタル薪】
6角形で空間額作りやすい形です。
2本セットなので炭火にも薪にも「ちょっと足りない」時に便利です。
コスパもいいのでおススメ!

【Micolora メタル薪】
長さが15cmと小さい焚火でも使いやすいサイズ感。
薪の中に入れているのを目立たしたくない時にも便利です。
大きなものは要らないなという方には◎

【ロゴス(LOGOS) 炎の達人ロストル】

前ふたつとは違い底上げに特化したギア。
焚火で使うより炭火で高さを出したいなという方におススメ!

4 まとめ

焚き火って、ただ火を起こすだけなのに奥が深い。

でも、ほんのひと工夫で快適さがグンと変わるのも魅力なんですよね。

メタル薪は、まさにその“ちょっとした工夫”で、焚き火のストレスを減らしてくれる便利アイテムでした。

着火が苦手な方、煙が多くて困っている方、小さな焚き火台を使っている方にこそ、ぜひ一度試してみてほしいです。

 



スポンサーリンク