外遊び屋です。
キャンドルランタンのオイル化にオイルインサートキャンドルが使われます。
キャンドルランタンはキャンドルを消費するので、その手配が面倒という方も多いです。
オイル化すればパラフィンオイルを使えるようになるので燃料の手配の手間が減り、またコスパも良くなります。
しかしこのオイルインサートキャンドルも色々なメーカーの物が出ています。
どれがベスト?
気になるかと思います。
今回はUCOのキャンドルランタンで使うオイルインサートキャンドルを準備しました。
キャプテンスタッグの物とブッシュクラフトの物!
この2つの差を徹底比較していきたいと思います。
比較するのはシーカヤックで海を渡ってキャンプをするシーカヤックガイドの外遊び屋。
移動時に本体の中にホヤが収まり割れる恐れが少ないので、カヤックなどのタフ環境でも安心して使えるUCO「キャンドルランタン」を愛用しています。
オイル化した後も便利なキャンドルランタン!
ベストなオイルインサートキャンドルを探していきます。
1 キャプテンスタッグとブッシュクラフトを比較してみよう!
最初に色々な数字などを比較し分析していきたいと思います。
基本スペック
キャプテンスタッグとブッシュクラフトのオイルインサートキャンドルの数字的スペックを比較していきます。
発売はブッシュクラフトの物が早く2020年12月に発売されました。
その時のファーストインプレッションがこちら!
「UCOのランタンがさらに便利に!オイルインサートキャンドル90!」
キャプテンスタッグの物そこから遅れる事約4年2024年1月に発売されました。
キャンプギアに限らず後発の物の方が有利ですが、その傾向がよく見える数字です。
数字的スペック比較で分かる事!
どうしても目が行くのが点灯時間の差!
燃料の入る量が5mlの差があります。
これにより点灯時間が4時間と5時間で1時間の差が出ています。
どちらにしても一晩中つけておくには少なくても1回以上の補充が必要になりますが1時間の差は大きいです。
ランタンですし、この差を気にするキャンパーは多いです。
一方で重さはブッシュクラフトの物が17gほど軽くなっています。
ブッシュクラフトは文字通りザック1つで挑むスタイルとしてのブッシュクラフトを意識しているので軽量にしてありますね。
形的には少し違いますが、スペックはあまり大きな違いがありません。
しかし!
実際触ってみると色々な違いが分かります。
次項では使っているからこそわかるその差を見ていきたいと思います。
2 使って分かるその差!詳しくレビュー!
この2つの比べて分かる差を紹介していきます。
キャプテンスタッグは液漏れ防止付き!
ブッシュクラフトの物は倒しておくと中のオイルがこぼれてしまいました。
通常は空にして燃料を別で持ち歩き、充填してから使うというプロセスでした。
しかしキャプテンスタッグの方はパッキンがついていて液漏れしません。
実際倒して一晩放置しても液漏れは全くありませんでした。
燃料を入れて持ち運べるので荷物を減らすのに便利です。
UCOのキャンドルランタンに格納して持ち運べる!
ブッシュクラフトの物は蓋をしたままではキャンドルランタンに収まりませんでした。
なのでランタンとオイルインサートキャンドルは別々で持ち運ぶ必要がありました。
しかしキャプテンスタッグの物は蓋を小さくすることでデッドスペースをなくしました。
これによりキャンドルケースの中に入れて運べます。
わずかな差ですが、これでキャンドルケースに収まるか収まらないかが決まります。
またキャプテンスタッグの物は裏面がキャンドルランタンのスプリングとピッタリ合うようになっています。
これで持ち運び時も安定してがたがた動きません。
スプリングで安定するので、キャンドルの受け皿が無くてもこのまま使用できます。
ブッシュクラフトの物よりキャプテンスタッグの方が持ち運び安くなっています。
びっくり!明らかに違う明るさ!
比較してお分かりいただけますでしょうか?
左のオイルキャンドルの周りには影ができています。
右の物は影が消えています。
つまり左の方が右の影を照らして消しているという状態です。
これは明らかに左側の方が明るいという事です。
この差は何から出るのか?
芯の太さが違います。
ハリケーンランタンでも芯の太さはそのまま明るさに通じます。
上がブッシュクラフトの物、下がキャプテンスタッグ。
太いですね。
この差が明るさとなって現れました。
ただ明るい分燃料が必要となり連続点灯時間が短くなります。
オイルが入る容量が増えた分明るくても長い時間点灯できるのがキャプテンスタッグのキャンドルになります。
やはり後発の分だけキャプテンスタッグの方が使いやすそうだなと思いましたね。
3 実は格安品もあるオイルインサートキャンドル!
どちらのタイプのオイルキャンドルも少し安い物があります。
ブッシュクラフトの物はこちら!
これはどちらも「偽物」という訳ではありません。
確かそれぞれのメーカーが出す前から出ているタイプのオイルキャンドルです。
それをメーカーさんが作ったという形ですね。
少しずつ精度などに差があるので値段だけ見ずに口コミや数字は必ずチェックしてください。
4 キャンドルランタンのオイル化のメリットと裏技!
キャンドルランタンをオイル化する事のメリットと裏技的な知恵を紹介します。
オイル化の3つの大きなメリット!
①燃料が手配しやすくコスパ上がる
②キャンドルより明るくなる
③溶けたロウでキャンドルが汚れない。
①と②に関しては既に書いています。
注目したいのは3つ目!
キャンドルランタンは使用中キャンドルが溶けて液状になっています。
これが風などで揺れた時に飛散りランタンを汚すことがあります。
最悪キャンドルケースが固まってしまう事もあります。
夏場は日光にさらして、冬場はお湯につけるなどして温度を上げてメンテナンスしますがこの手間がめんどくさい!
オイル化することで汚れる心配がなくなるので便利です。
実はこの③を理由にオイル化する方多いですよ。
虫除けオイルに簡単変身!
パラフィンオイルには防虫効果をつけたオイルもあります。
アロマの匂いが周りに広まり虫が嫌がって寄ってこないという原理です。
効果を感じる感じないは個人差と地域差がありますが、これが簡単にできます。
オイルキャンドルの中にハッカ油を数滴入れれば使用中にハッカの香りで防虫効果が生まれます。
虫除けに人気なハッカ油!
自家製虫除けスプレーに使われますが余りそうならパラフィンオイルに混ぜて使えば防虫効果アップです。
燃料が少ない分、ハッカ油も少なく済むのも助かりますよ。
少ない燃料をスマートに持ち運べ!
皆さん燃料はどんなもので持ち運びますか?
フューエルボトルもかっこいいです。
しかしこの30ml未満だからこそ使えるボトルがあります。
30mlスキットル!
小さくて頑丈!持ち運びやすいです。

ちょうど1回分が入るので使い切り便利です。
また頑丈で液漏れもないので安心して使えます。
スマートに収まるのでこのオイルキャンドルにはおススメです。
5 徹底分析!総括!
いまどちらを買いますか?問われるとキャプテンスタッグの物を買います。
明るさや携行性、また点灯時間も長いので迷う余地は無いかな。
一方でそこまで求めない方は価格的には低いブッシュクラフトも選択肢に入ります。
ブッシュクラフトの物が液漏れしなければ「好みで」という判断もありますが、やはりここでどちらがおススメと言われるとキャプテンスタッグですね。
4年間後発な分だけ工夫してあるなと感じました。
UCOのキャンドルランタンのオイル化を検討されている方の参考までに。
UCOのキャンドルランタンも扱いやすくてよいランタンですよ。
是非フラットリフレクターと一緒に使ってください。