外遊び屋です。
荷物の軽量化コンパクト化はキャンパーの大きな課題です。
オートキャンプで車で移動する場合でも「荷物を小さくしたい」そう思っている方は非常に多いです。
荷物が大きい代表例にテントやチェアがありますが、意外と大きくなるのが寝具です。
冬用の寝袋は布団を持ち運ぶくらいの大きさになることがあります。
軽量だけどかさ張る!しかし寒さ対策は妥協できない点!という難しい問題に直面します。
ここに解決策を出してくれたのが格安ながら多様なギアを発売!さらにSNSではユーザーにコメントをつけてくれるVASTLANDさん。
なんと軽量でコンパクト!温かくなるインナーシュラフを2024年3月9日発売しました!しかもお手頃価格!
それが「封筒型アルミインナーシュラフ」!
この記事では海の自然の家職員・キャンプ場勤務経験を持つカヤックガイドの外遊び屋がその性能や口コミを解析していきたいと思います。
実際カヤックキャンプ時に使いたいと思っているのでキャンパー目線で迫ってみます。

1 インナーシュラフを知らない人の為に!

本題の「封筒型アルミインナーシュラフ」に入る前にそもそもインナーシュラフって何って方の為にその解説をしていきたいと思います。

インナーシュラフは寝袋の足りない所を加算してくれるギア!

インナーシュラフは寝袋の中に入れたり外につけたりすることで寝袋の足りないポイントを足してくれます。

フリース生地の物もあり冬の寒い時に手持ちの寝袋の保温力をアップすることもできます。
またTシャツ生地のような滑らかな生地で寝袋の触り心地を良くしてくれたり、また寝汗などの汚れから寝袋を守るといった効果もあります。

今の寝袋のここが気に入らないから買い替えようか?

そんな時に検討すると費用や収納スペースを抑えることができます。

インナーシュラフはホントに効果あるの?

外遊び屋は10年以上前に購入した、前述のSEA TO SUMMITのインナーシュラフを使用しています。
薄い生地ですが少し寒いかもって時に携行してくと確かに温かくなります。
また寝袋が要らないかもと思う時に保険で持って行っておくと肌寒い時に肩にかけたり寝る時に体にかけたりと意外と出番が多いです。

寝袋の機能を足しながら寝袋の代わりも果たしてくれるコンパクトな存在。そらがインナーシュラフです。

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2 VASTLAND「封筒型アルミインナーシュラフ」を解析しよう!

インナーシュラフの役割を知っていただいたので本命VASTLAND「アルミインナーシュラフ」を詳しく解析していきたいと思います。

「アルミインナーシュラフ」の特長!

アルミインナーシュラフの気になるポイントを見ていきます。

保温性抜群のアルミ蒸着加工
内部にアルミを施すことにより体温を反射し保温性を高めています。
しかし耐水性と透湿性もあるので内部で結露しません。
アルミで体を包むとかなり温かくなります。
ひょっとするとこれがあればある程度の寒さまで耐えられるのでは?と期待できます。
またファスナーがダブルスライダーで足元を開けたりフルオープンできたり温度調節もし易い作り仕様です。

ブランケットとしても使えるので汎用性広く使えます。

アウターでもインナーでも使えるゆったりサイズ

中に入れて保温力を上げることもできますし、アウターとして風を防ぎながら保温することもできます。
冬場はテント内が結露することがあるのでその雫で寝袋が濡れることを防いでくれます。
濡らしたくないダウンシュラフを使用するときには欲しい機能です。

超コンパクト収納!

なんと収納サイズが24×直径6cm!
画像のようにペットボトルと変わらないサイズです。
単品でも使えそうなことを考えるとこのサイズの温かい寝袋と捉えることもできます。

ULキャンパーだけでなく寝袋を小さく機能的に使いたい!そんな方におススメな仕様になっています。
つまり外遊び屋にぴったりではないかな(笑)

封筒型アルミインナーシュラフのスペックと口コミ

数字的な全体像を見ておきたいと思います。
●スペック
・サイズ:(使用時) 約)幅80cn×奥行190cm
・サイズ:(収納時) 約)直径6cm×高さ24cm
・カラー: オリーブ
・重量 :約)180g
・材質: ポリエステル

使用時は標準サイズですがインナーシュラフの為通常の寝袋よりやや長さが短いです。
しかし180gは軽量!使い勝手は良さそうです。

●口コミ1件星5

2024年4月4日現在の口コミはAmazonに1件です。
評価は星5です。かなり気に入られているようです。
その気になる内容は2点!
・アルミだけどガサガサ感は無し
・思ったより柔らかく収納しやすい
確かに外遊び屋も「アルミ」にはエマージェンシーシートのイメージがあり音と肌触りが不快感があるのでは?とおもっていました。
しかしこの口コミによるとその心配はありませんね。
考えてみればアウターでアルミが使われている物はワークマンなどでよく見かけます。

こちらも肌触りが悪くなく音もないのでこういった感じかなイメージしました。

3 キャンパーの分析!

以上の情報から経験を踏まえ、自分が使うならこう!という事を分析していきます。

メインの寝袋として春先から使いたい!

冬用寝袋の持ち運びはかさ張ります。
その代用として使いたいと考えています。190cmの長さなので肩口に寒さが来ることは予想されるのでそこの強化は必要でしょう。
おかしな話ですがこのインナーシュラフの中にさらにコンパクトなインナーシュラフを仕込むことで保温性を高め、コンパクトで持ち運びやすくできるでは?と思っています。

水辺のキャンパーには扱いやすい仕様!

カヤックキャンプの設営風景
カヤックなど積載も限られ、また水に近い場所をメインとする方などには防水性の持つアウターは便利です。
徒歩やバイクの方の急な雨でも寝袋が濡れて使えないという事がないかなと感じます。

とにかくコンパクトにしたい時に!

寝袋の大きさ押さえたいときに小さな寝袋とこれを併用することで荷物がグッとコンパクトになります。
とにかく小さくしたい!ばらして隙間に押し込みたいときに便利かな。

以上3点!現在デメリットは長さが190cmとちょっと短いかなという点だけです。
カヤックに収まるのでこれは7:3で買おうかなと考え中です。

4 VASTLAND「封筒型アルミインナーシュラフ」の総括!

色々見てきましたが、既に買うつもりです。
買ってからこの評価がどうだったか検証したいですね。
外遊び屋はカヤックに積んでキャンプに行くときの4月末くらいの肌寒い時期を想定しています。
その後の寝袋はあるので、今期の使用期間が短そうです。次は9月くらいから出番があるかな。
とにかく荷物を軽量コンパクトに!さらに寒さは感じたくないという方にも検討の価値があります。
慎重を期すならもう少し口コミを待ってもいいかもしれません。
個人的には9月に導入しようと考えていますが、ゴールデンウィークに高原キャンプなど高い場所のキャンプを予定されている方はその前に買っておくと便利でしょう。
価格は5,480円!
寝袋としては安価な方ですね。

 



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