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雨が降っている
雨が降っている
雨が降るタープ下の音はカヤックツーリング中の雨天を思い出して湯鬱になる。
明日は海に出て帰られるのか?不安な夜を過ごした記憶がよみがえる。
雨が降っている
かつて農業ハウス内で作業中、バラバラした雨音が一日続いた。
その時頭痛を覚えたのを思い出してテント内で雨の音を聞くのは苦手です。
「雨の日のキャンプは風情があっていい!」
そんな気持ちも分かるのですが、正直過去のトラウマからあまりキャンプの時に雨は降って欲しくないです。
それでも!!
この日は炭火を起こす必要がありました。
憂鬱のよりも強い衝動!
食欲!
肉の前で過去のトラウマなど些細な事だったのかもしれません。
そこそこの雨の降る中いつものウッドデッキで火をおこします。
「珍しい事もあるんだね」
相方もあきれ顔ながら、炭火で焼いたお肉のおいしさを一番実感していると思います。
幸い少し雨が降り込んでくるもの、この時は雨も弱まり中は雨が当たらない状態です。
愛する金麦を飲みながら火をおこします。
B-6君
多い時には週に4回くらい使われるまさにおうちキャンプの頼れる相棒!
今回も苦手な環境下で使うのはこれしかないと火を入れました。
揺れる炎の上でパラパラと雨が叩く音がします。
ちょっと嫌だな
そんなことを考えながらも1本の金麦を空にすると徐々にどうでもよくなってきました。
さらに気が付いたのはハウスやテントなどテンションがかかっている物と違い、デッキに掛かっているサンシェードは弛み気味。さらに網目なので意外と音が優しい。
ポツポツポツ
そんなちょっと懐が広い音に感じます。
正直懸念したほどの憂鬱な気持ちになりませんでした。
意外と雨も耐えられるかも
そんな発見をしている間に良い感じで炭火が熾ります。
今回も使うのは王様の炭!
密度が高いため高温、火持ちが良い。それだけでなく炭の刺激臭がほとんどしない炭。
尚且つ炙られた脂の香りと木のほのか香りが着く調味料のような炭です。
今回はグリルプレートを使って一気に表面を焼き上げる作戦!
B-6君は色々オプションパーツがあるのですべて揃えたいと思っています。
鉄板が温まると散らした水が玉の様になって踊ります。
それが楽しくて一度で足るこの行為を2度3度するのが外遊び屋のスタイルです。
そして肉!モモ肉だけど程よい刺しが入って美味しそう。胡椒の量から相方の気合が伝わってきます。
温まった鉄板が表面を一気に焼いてくれます。
たちまち香りが立ちました。
そういえば腹が減った!
孤独のグルメの井之頭五郎さん並みに腹が鳴ります。
香りも美味しいですがかおり「だけ」では満足できません。
ひっくり返すといい焼き目!
この焼き目が付くのもグリルプレートの良い所!
家で美味しい肉を焼くのに欠かせないアイテムです。
今日は少し良く焼いて欲しい
そんな相方のリクエストに応えて、表面をやや焦がす。
これは成功!
ナイフを入れるとカリッという。
フォークを指すとスッと入る。
噛むとフワッとする
そして程よい脂の肉のうまみと炭の借りが口から鼻に抜ける。
うまいですやん💛
どうやら相方も満足してくれた焼き加減。
炭をおこしてよかった!
そう納得させてくれる味となりました。
美味しいって最も手軽で確実に感じる幸せだと思っています。
この時間の為に!この味の為に!
苦手な雨の中。やや面倒に感じながらも炭をおこし肉を焼く。
たった二枚の肉を焼くだけなので火起こしから火を消すまでは30分足らずでした。
たったそれだけの為に、苦手で面倒な雨の中火を超すのか?
そこにウマイ肉があるから!
それだけでもいいじゃないですか(笑)