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厳冬期のキャンプは温かさが重要です。
特に寝る時の寒さ対策はキャンプの成否を分けるくらいの重要な対策になります。
そのキーとなるのがシュラフ(寝袋)です。
寝袋に入ってからが温かければ眠ることができ寒さもしのぐことができます。
しかし機能が高く温かい寝袋は3万円~6万円など非常に高価です。
もちろん高価な物には理由があり、その値段に値する機能を有しています。
一方で「できれば安く済ませたい」という気持ちのキャンパーもいるでしょう。
しかし安くすると機能面に不安を持つキャンパーは多いです。
「ホントにこの値段でこの機能を発揮してくれるだろうか?」
今回はそんな疑問に答えられるように実際使用したレポートです。
使用したのはダウン素材の「Fengzel Outdoor厳冬期寝袋」です。
快適温度で-5℃から-15℃!これだけの対応温度があれば厳冬期も心配なし!
また価格も手ごろ!
使用レポートです!
1 知っておきたい寝袋の3つの知識
レポートの前に寝袋の知っておきたい3つの知識を紹介します。
経験上学んだこともありますよ。
寝袋の素材は化繊とダウンが多い!
寝袋には2つの主流の素材があります。化学繊維(以下化繊)とダウン素材です。
化繊は大きくかさ張り、重いですが価格が安く抑えることができ水気にも強いです。
ダウン素材は羽毛が使われており温かく比較的軽量ですが、メンテナンスに手間がかかったり、水気に弱かったりするデメリットもあります。
コスパ自体は化繊が良いですが、大きさがかさ張るためダウンを選ぶ方もいます。
またキャンパーとして「ダウンを使いたい!」という所有欲が出ることもあります。
2つの素材の特性を知ってどちらをとるかしっかり選んでください。
快適温度と下限温度を知っておこう!
寝袋には使用温度が書いてあることが多いです。
その環境下でのメーカー推奨の温度です。
快適温度は熟睡できる温度、下限温度はなんとか眠れる温度です。
明記されていない場合は下限温度と見てください。
経験上-5℃まで使用可能という寝袋を買いましたが10℃が限界でした。
使用温度=快眠温度ではない事は知っておきましょう。
メーカー推奨温度が真実と限らない!
これは経験です。使用温度=快眠温度ではない事を書きました。
しかし快眠温度自体が適正でない事もあります。
かつて快眠温度が―10℃のダウン寝袋を購入したことがあります。
実際使うと3度でも寒くて寝られないという事が起きました。
コスパを重視するキャンパーが危惧するのがこの点です。
「ほんとに表示されている温度が適正なのか?」その不安はいつもついてきます。
キャンプブームのお陰でかなり数字は信じられるようになりましたが安い物ほど口コミのチェックしっかりしてください。
以上3つ!
知っておくと選ぶ時のポイントになる知識でした。
2 Fengzel Outdoor厳冬期寝袋の詳細情報!
今回レポートするのは「Fengzel Outdoor厳冬期寝袋」です。
有名メーカーではないので買う時に不安に思われる方もおられると思います。
じっくりとレポートします。
Fengzel Outdoor厳冬期寝袋はどんな寝袋?
Fengzel Outdoor厳冬期寝袋はダウン寝袋です。
8種類の色から選ぶことができ充填量も自分に合わせて選ぶことができます。
充填率が選べることで自分のキャンプ環境に合わせることができます。
「どうせならマックスの性能が欲しい!」と思うかもしれません。
しかし充填量が上がれば収納サイズも大きくなり携行に適さなくなります。
またオーバースペックは寝ている時に暑くなり結果的に汗冷えを引き起こすことがあります。
また当然ですが充填量を上げるほどに値段も上がります。
これらを含めてしっかり選ぶことができる。
8色のカラーバリエーションに3段階の充填率!
24種類の寝袋から選ぶことができます。
値段も12,980~21,980円とダウン寝袋にしては安価な部類に入る寝袋です。
頼れる機能満載!
ダウンはメンテナンスに手がかかり水気に弱いという事は既に書きました。
このダウン寝袋は撥水加工で水気を弾いてくれます。
実際実験しましたが全て流れ落ちました。
冬場のテントは結露することが多く水気が多い環境です。
またシーカヤッカーである私はカヤックに荷物を積み込み海を渡るので水気に弱いと使い物になりません。
このFengzel Outdoor厳冬期寝袋ならば安心して海キャンプでも使えそうです。
Fengzel Outdoor厳冬期寝袋は何度まで耐えられる?
充填量によって耐寒温度は変わってきます。
快適温度は1000gで5~―5℃、1500gで―5℃から―15℃。そして2000gなら̠̠―15℃から―25℃!
まさに厳冬期寝袋の名に恥じないスペックを持っています。
その分大きくなるので選ぶ際にはご注意ください。
なかなか良い機能です。これで価格的にも最大21,980円とダウンにしてはお手頃価格です。
3Fengzel Outdoor厳冬期寝袋の使用レポート!
早速使用してみます。
今回提供いただき使わせていただくのは充填量1500g(―5℃~―15℃)の物です。
遭難の恐れのあるシーカヤッカーなんで寝袋は目立つようにオレンジを選びました。
無骨でサイトイメージを壊さないカラーも選ぶことができますが、こんな選び方もするキャンパーもいます。
実験の日は4℃を少し下回るくらいの比較的冷え込みの無い1月でした。
比較的温暖な気候の瀬戸内海ではこれくらいの温度が多いです。
この環境下で実際使った使用感を詳しく説明します。
やっぱり大きい収納サイズ!
ダウン寝袋は小さくなる!とはいえどうしても大きくなります。
サーマレストのZライトと比べても大きいです。
コンプレッションバックなのである程度圧縮できますがそれでも大きく感じます。
ただこの快適温度の性能ではこの大きさは通常かなと思います。
やはり小さくなる物は快適温度が高く、寒さに強くしようとするとサイズが大きくなる。
ここは覚悟しておく必要があります。
別の圧縮袋に入れることで少し小さくできます。
この温度の寝袋がこの圧縮袋に収まるので、同じ温度帯の寝袋と比較するとやはり小さいです。
肌触りなどの細部の確認
見た目ほどのナイロン感は少なく肌触りは柔らかいです。
ファスナーはシンプルですが縫製は丁寧にしてありました。
ダブルチャックになっているので足の方から開けて暑い時には足を出すこともできます。
ファスナーの中には冷気遮断の為の生地も付いています。
もちろん顔近辺も絞り込むことができるので温かさをキープすることができます。
ダウン特有の臭いとかは無いの?
実際一晩使った感想では臭いなどは気になりませんでした。
また格安ダウンの中には手触りで羽の芯が分かるものもありますが、全くそれは感じません。
滑らかでフワフワの寝袋です。
厚さもしっかりあります。
実際寝てみた!
約4℃という環境なのでTシャツにジャージという格好で使用してみました。
まず中は広いです。
成人男性が中に入ってスマホをいじれるくらいのスペースがあります。
圧迫感がないのでふかふかの状態で包まれている快適な温かさです。
ただ足先は少し冷たくなるかな。
余裕がある分足先の空間が大きく密着しない分少しヒンヤリとしました。
ただ素足だったことも原因です。
キャンプで愛用している電熱靴下を履けば全く問題なくなるレベルです。
現にこの状態で眠っておりました。
マットがサーマレスと1枚だったので下からの冷気はたまに感じることがありました。
これはダウンを体重で潰して保温力が下がるために起こる現象です。
下からの断熱をしっかり施せば問題ないでしょう。
しかも、やや暑いくらい(;^_^A
冷気は感じることもありますが、ジャージとTシャツでも十分寝られるだけのスペックはありました。
これなら氷点下の温度でも十分に対応できる!そう感じられるました。
4 冬はこれに決定!Fengzel Outdoor厳冬期寝袋!
1月2月もカヤックキャンプに出掛ける私ですが、使うのはこの寝袋に決定です。
水気に強いので化繊の物を使用していましたが、撥水性また保温性を鑑みるとこちらを選びます。
耐久性などはこの後使いこんでからの追記になりますが、理想に近い冬用寝袋ですね。
また値段が手ごろというのもありがたいです。
2024年1月15日現在1000円引きのクーポン券が出ているのでさらにお求めやすくなっています。