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DODより新しい薪ストーブが発売されました。
毎回ポップで可愛い名前を付けるDODですが今回もその例に漏れません。
発売された薪ストーブは「シースルーまきちゃん」です。
流石ですね。
今回はこの発売された「シースルーまきちゃん」を詳しく分析していきたいと思います。
分析をするのが無人島で薪ストーブを楽しむキャンパーの外遊び屋です。
その特性から使い勝手、携行性に特に注目していきたいと思います。
1 DODの薪ストーブの歴史
DODで薪ストーブを発売するのは初めてではありません。
2018年10月に「メラテレビ」という薪ストーブが発売されました。
正面からテレビの様に炎が見えることが最大の売りでした。
2サイズ発売しており、携行性や薪の大きさなど勘案して選べるというポイントも高かったです。
また当時の薪ストーブとしては安価だった3万円台に値段を抑えることで一躍注目を浴びました。
しかし!
SNSなどには「煙が漏れる」「変形がある」などの評価もありいつの間にか販売が終わっていた薪ストーブです。
しかし今回のシースルーまきちゃんはこの欠点も補いながら新しい要素も持ち込まれています。
炎を眺めながら窓が割れない構造です。
このメラテレビから5年!DODの開発力が凄いと感じる薪ストーブになっています。
2 DOD新薪ストーブ「シースルーまきちゃん」を詳しく分析!
新発売の薪ストーブ「シースルーまきちゃん」を詳しく見ていきます。
(出典:DOD公式HPより)
まずは新機能や注目機能をピックアップしていきます。
シースルーまきちゃんのちょっと気になるいい所!
メラテレビでは無かった機能が実装されています。
空気の流れを調節するダンパー機能!
(出典:DOD公式HPより)
空気の流れが調整できるので炎の大きさも調整できます。
使い始めは開放して空気を流し、安定してくると絞ってゆっくり燃やすという事も可能です。
着火後すぐ調整すると煙が出るのでご注意ください。
また安定している時でも調整が極端だと煙が出ることもあります。
しかしこれがあることでゆっくり燃える薪を観察したり、料理の時の火加減もできます。
この機能が無い物も持っていますが、あった方が炎が調整しやすい便利な機能です。
メラテレビの時は調整できなかったので新たに追加された機能です。
割れないメッシュの窓!
(出典:DOD公式HPより)
今回も正面の窓が採用されました。
しかし今回はこの窓がメッシュです。
空気の取り込みができてさらに割れないという特性を持たせました。
これは凄い!
薪ストーブは中の炎を見ることが楽しみの一つです。一方で移動中に割ってしまったという話もよく聞きます。
このメッシュの窓なら割れる心配もなく、また空気の取り込みもしっかりできます。
温かさもガラスが無い分伝わりやすく焚火としての臨場感も伝わってきます。
ただメッシュだからこそ気になる点もあります。
メッシュは傷みますし、変形することもあります。
この辺りがどう解消されているか分かりません。
メッシュのロストルの焚き火台を想像すると凸凹になったり、使い込むと穴が開くことが想像できます。
今回直接炎が乗るわけではないのでそこまで傷む可能性も少ないですが気になるところです。
購入の際にはちょっと頭に置いておくと良いと思います。
オールインワンで持ち運びが楽!
(出典:DOD公式HPより)
煙突は印籠継ぎで巻き煙突ではありません。
しかし炉内に装備が収まるコンパクト収納です。
また専用ケースもあるので持ち運びは簡単です。
ただこのタイプは収納時はかさ張ります。保管場所も含めて検討してください。
手入れのしやすい取り外し可能な窓!
(出典:DOD公式HPより)
これは便利!正面の窓が取り外し可能です。
箱型はどうしても最後まで灰が取り出しにくいのですが、これなら安心して逆さにして灰を出せます。
このひと手間を考慮してくれるDODさん!さすがです。
煙突を固定できるリング付き!
(出典:DOD公式HPより)
煙突は2m高さがあるので薪ストーブは安定しにくいです。
これを安定させるのにロープを取りますが、専用リングがついています。
無い場合は別で買う事もあるので既についているのはありがたいですね。
先端に火の粉飛散防止のスパークアレスターも付いているので追加パーツなしで安心して使えます。
以上5点特に変わった点や便利な点をピックアップしました。
続いて基本スペックを見ながら携行性などを分析していきたいと思います。
「シースルーまきちゃん」の基本スペックを見てみよう!
基本スペックを見ていきたいと思います。
●組立サイズ(外寸) 全体組立時:(約)W23×D40×H198cm
●煙突直径:(約)6cm
●収納サイズ (約)W25×D38×H22cm
薪がそのまま入る大きさなののは便利です。
でも自分で薪を作る方にはちょっとシビアなサイズです。
また収納サイズが他の箱型に比べると小さいです。
カヤックに乗せることは出来ませんが、乗り物ならあるいは可能かなというサイズです。
●総重量 (約)7.6kg
これは重量級ですが同じく箱型の中では軽量な部類に入ります。
ギアの保管場所から車まで、また設営場所が車から離れている場合は負担になる重さです。
箱型の薪ストーブなので予想されるよりは小さく軽量に収まったかなと思います。
しかし初めての方には重く、そして大きく感じるサイズです。
一度段ボールなどでその大きさは実感してから購入した方が失敗無さそうですね。
●価格:3万7400円(DOD公式オンラインショップのみ)
2023年12月21日現在販売はDOD公式オンラインショップのみです。
価格も格安品が出てきた中では特に安いという金額ではないです。
しかしこの5年間でDODも格安メーカーからオシャレメーカーへとイメージも変わっています。
品質を上げて価格の維持ならすごい企業努力ですね。
以上公式HPよりピックアップして分析してみました。
実際コンパクトの部類に入り面白そうだなと思います。
ただ気になるのはメッシュ窓!どんな感じになるのか?続報を見たいと思います。
3 実は安いよ!薪ストーブ!
2018年は薪ストーブと言えば5万円前後用意しなければ買えない物でした。
しかし2023年も末となり格安の薪ストーブも多いです。
なんと重さも2.2kgと徒歩でも持ち運べる重さです。
ステンレス製は生産終了となりましたがカヤック乗るコンパクト収納でした。
変形はありますが、このサイズでこの値段!納得のいく1台です。
また大きな扉で正面に炎が見える物も値段が安くなっています。
2万999円です。振り出し式の煙突です。
重さの明記が無いですが、使った感じでは4kg前後ですね。
コンパクトなので収納に場所を取りません。
また今回のシースルーまきちゃんに似た物もあります。
しかし重さ10kgを超えるのでシースルーまきちゃんよりも重量級です。
格安品は商品にバリが付いている事もあるので取り扱う際には必ず手袋をはめてください。
4 最後に
DODの新発売「シースルーまきちゃん」を見てきました。
メッシュ窓がどう作用するか気になりますね。
使い込んだ結果が穴が開くなどは無いと思いますが(;^_^A
最後に薪ストーブは基本的にテント内で使う事は想定されていません。
DODも中で焚き火もできるレンコンテントでのみ使用を認めている状態です。
テント内で薪ストーブは憧れを感じますが一酸化炭素中毒など危険もあることは認識しておいてください。
テント内では使っていませんが一酸化炭素チェッカーは常備しておきましょう。
日本語案内してくれるものが動作時にパニックにならないで便利です。