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X(旧Twitter)上で「これはなんだ?」となった方も多いと思います。
そんな見た目もオシャレなストーブがThousWindsから復刻発売されました!

アイロンストーブ

大きなオイルランタン?名前的にはアイロン??

それがこちらです。

ThousWindsより復刻発売されたアイロンストーブ!「ファイヤーダンスストーブ
見た目・雰囲気最高!そしてお値段も28,800円と頑張れが何とかなりそうな価格です。
今回はこのファイヤーダンスストーブをアイロンストーブって何?って所から紹介していきたいと思います。

1 アイロンストーブっていったい何?歴史から振り返ってみよう!

アイロンストーブは馴染みのある名前ではありません。
「アイロン」って名前からキャンプに出てくる単語ではありません。
またその情報量もかなり少ないです
まずは「アイロンストーブ」とは何か?
ここから見ていきたいと思います。

アイロンストーブっていったい何?

アイロンストーブは文字通りアイロンを温めるために開発された熱源です。
「アイロン」って熱源要る?

現代のアイロンでは想像できませんが、鉄板を熱して衣服のしわを伸ばしていた事もあるんです

フラット面がある鉄の塊を温めてプレスしていたんですね。
衣服ですから汚れないようにするために暖炉の直火では煤が付くので直接は温められません。
そのアイロン(コテ)を手軽に簡単に熱して保温することがストーブ発祥の様です。

アイロンストーブの歴史

アイロンストーブの歴史は詳しく拾えませんでした。なのでアイロンの歴史からチャレンジしてみたいと思います。。
アイロンは中国では古くから使われていて、日本でも平安時代の書物に「火熨斗」という単語で登場するそうです。
それは鍋に炭などを入れたようなもので、貴族の家で使われていたそうです。
また1853年のペリー来航時にはケトルの中に炭を入れるような炭火アイロンも資料に残っています
しかしコテはいったいいつから出来たのか?
残念ながら分かりませんでした。
続いてはその構造に近いオイルランタン・特にハリケーンランタンから考えてみます。
ハリケーンランタンは1800年前後にその形が完成されているので、その近辺がこのアイロンストーブ発祥かなと思いました。

残念ながらリサーチではアイロンストーブ歴史はよくわかりませんでした。
アイロンという文化は古くあり炭火や熾火を使っていた事は確かです。
その長い歴史の中で生まれ、熱源の主流にはなっていなかったのがこのアイロンストーブかと思います。

あくまで仮説・妄想です。

オシャレに気を遣う人間の歴史の一旦ですね。
アイロンストーブがオシャレに見えて当然だと思いました。
もう一度書いておきます。この歴史はあくまで「仮説・妄想」です!

アイロンストーブの構造と使い方

アイロンストーブの使い方はオイルランタンに似ておりキャンパーに限らず扱いやすそうです

給油口から灯油やパラフィンオイルを入れて10分以上芯に燃料を吸わせます

その芯に点火することで炎が上がりストーブとして使えます

芯が横長なので大きなオイルランタンの様です。またハンドルで芯の長さを調整し火力調整できます
その火力は意外と強く鉄板を置いてお肉を焼くことができます

アイロンを熱することができるのでお肉を焼くくらいの熱なら問題なく発生させそうです。
焚火の様に煙が出ることもなく衣服や装備に煙の香りが着きません。
種類の違いで取扱方には色々あると思いますので、必ず取扱説明書は見てください。

アンティークのアイロンストーブは取扱説明書が無い物も多いようです
購入店にしっかり確認を取りながら使用してください。

以上「アイロンストーブって何?」という疑問を調べてみました。

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2 ThousWinds 「ファイヤーダンスストーブ」 を詳しく見てみよう!

今回新しく復刻したアイロンストーブThousWinds 「ファイヤーダンスストーブ」を詳しく見ていきたいと思います。

ThousWinds 「ファイヤーダンスストーブ」基本スペック

スペックを確認しながら使い勝手を見ていきたいと思います。
サイズ:15.7×11×21cm
重量:約1705g

意外と小さいので家での収納場所には困らなそうです。
ただ重さはあるので持ち運ぶ際には注意が必要です
また画像から見てもケトル1つが乗る程度の大きさです
ファミリーキャンプなどのメインコンロとしては使うには容量が足りないでしょう。
ソロキャンプにはちょうどいいくらいかと思います。

材質:304ステンレススチール、真鍮、耐熱ガラス

耐熱ガラスが曇らないようにメンテナンスも簡単です。
燃焼時間:約8時間(タンク満タン時)
容量:約400ml
パラフィンオイルの使用が推奨されています。
一般的なハリケーンランタンが340ml入れて20時間以上点灯します。
芯の太さも広いのでオイルランタンの感覚で行くと燃費が悪く感じそうです。
しかし焚火のなど熱源の観点で言うと400mlは500円前後で買えます。
なので特筆して燃費が悪くはないようです。

期待できる使い方:「暖房」「調理」「光源」
ランタンと焚き火台とストーブの機能を一つに集約したと考えるとこの重さもアリです

お肉も焼けてお湯も沸かせる。そして周りも明るい等多機能です。
ソロキャンプにはちょうど良く、ファミリーなどでは明るい雰囲気の良いランタンとしても使えます
なかなか出番は多そうです。

価格:28,800円

アイロンストーブでは安い部類に入ります。でも単純に金額だけ見ると気合の必要な金額であるのも確かです。

しかし気になるテント内使用に関しては記述がありませんでした
オイルランタンに似た構造ですが燃焼しているので密閉された空間では使わない方が良いと考えます
一酸化炭素中毒防止のためにも換気を良くして使ってください。

トラブルとしては一酸化炭素意外にも「火がすぐ消える」といったこと予想されます。
この場合の原因は3点!
①燃料を芯に吸わせる時間が短い
②芯が短くなっている
③オイルが傷んでいる。
オイルランタンであるトラブルと一緒です。①はたっぷり給油してしっかり芯に燃料が染みわたる時間を確保してください。②は交換ですね
③の場合はいったんタンクのオイルを抜いて乾燥させて新しいオイルを入れてみてください
一度内部を灯油などで軽く濯ぐと効果的です。
これで解決することも多いです。
経験談をまとめていますので参考までに。
原因不明!?ハリケーンランタンの故障!火が小さくなる症状の対策!

 

 

3 最後に

復刻されたアイロンストーブThousWinds 「ファイヤーダンスストーブ」を見てきました。
アイロンストーブ自体今後新しいキャンプギアのジャンルになりそうな予感がします。
2015年前後焚火は匂いが気になるなど敬遠された時代もありました。
今でも焚火は好きだけど匂いが気になるって方もおられますね。
そんな方たちに匂いも付かずに炎も眺めて調理できる。何より取扱いが簡単という点でおススメです。
需要は高そうです。

 



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