外遊び屋です。
かつてワンポールテントの使用を躊躇っていたことがあります。
理由は簡単。デッドスペースが多く圧迫感があるからです。
それを解決しようとDODが新しいテントを発売!
どちらかというとかなり可変型のタープかな。
インナーテントは準備する必要があるのでフライのみの販売ですが広々使えそうな新商品です。
「ベースアンドパッカーナ」!
相変わらずのネーミングでほっとしますね(笑)
今日はこの興味深い可変できるテントと詳しく見ながら後半では「ちょっとしんどいな」と思う理由を紹介したいと思います。

1 DODの新商品「ベースアンドパッカーナ」の全景を見てみよう!

まずどんなテントかビジュアルからチェックしていきます。

(出典:DOD公式HPより)
一気に見られるような画像を選んでみました。
DDタープをAフレームに張ったような形です。
しかしAフレームでは屋根型になり圧迫感が出ますが、そこにポールを入れてさらに居住空間を広くとった用なテントです。

(出典:DOD公式HPより)
大きなテントなので中の居住空間は広そうです。
しかしこのベースアンドパッカーナはそれだけではありません。

(出典:DOD公式HPより)
全てを開いてタープみたいにできたり

(出典:DOD公式HPより)
パップテントの様にできたり

(出典:DOD公式HPより)
片方だけアップしてプライベート空間を確保したりと色々な張り方ができて変幻自在です。
それだけにキャンパーのスキルは試されそうですが、発想次第ではもっともっと色々出来るでしょう。
家族で大きなインナーテントを入れてもいいし、仲間内でそれぞれのインナーテント入れてシェアハウスのような使い方もできそうです。
グルキャンのシェアハウスな感じ!なかなか斬新かもしれませんね。

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2 DOD「ベースアンドパッカーナ」の基本スペックを確認!

基本的なスペックを確認していきたいと思います。
●組立サイズ(外寸): (約)W550(フロアは500) x D450 x H250cm
●収納サイズ (約):W56×D23×H23cm
高さは250cmと十分立って歩ける高さがあり圧迫感は少なそうです。
ただテントという特性上、壁が斜面になるところはあるのでそれなりにデッドスペースは出来そうです。
そこを跳ね上げることによりより快適に使う事は出来ます。
冬場におこもりキャンプをするには良さそうなサイズです。
インナーテントが無いので中を整備する必要はありますが、薪スト愛好家にはいい作りかもしれません。
色んな所が開くので。
●重量(付属品含む) (約)9.2kg
●材質 テント天面:75Dポリエステルリップストップ
めちゃくちゃ重い上に収納サイズも大きいです。このサイズのテントでは仕方ないかと思いますが収納場所の確保も大変でしょうね。

(出典:DOD公式HPより)
しかし他のこのサイズのテントも変わらないくらいのサイズの物なので特筆して「不便」とは思わないですね。
ただキャンプ道具は収納場所が大変という縛りからは逃げられなさそうです。
●最低耐水圧 1,500mm
●セット内容 製品本体(テント生地)、メインポール×2、サイドポール×2、ペグ(25cm)×10、ペグ(20cm)×8、ガイドベルト(※)、ロープ(4m)×4(※)、ロープ(3.5m)×10(※)、デイジーチェーン、デイジーチェーン固定ベルト×2、キャリーバッグ、タイベルト×2、ポール収納袋、ペグ収納袋
セット内容も充実していて最低限設営出来るだけはありますね。工夫しようとするとロープやポールが更に必要になると思います。

DODはサブポールを2本組で1500円位でも販売しているのでこういった物を利用すると更に可変できると思います。
●価格:66,000円
高いと感じるかもしれませんが、ファミリーテントとしては飛びぬけて高いわけではないかなと思います。
でも、手は出しづらい価格ですね。それは事実だと思います。
基本的には大きなタープとして認識した方がいいかなと思います。
寝る時は虫が嫌だからインナーテントは必須!という方には厳しいかな。
でも冬場はこれ薪ストに良さそうですよ。

3 外遊び屋が「しんどい」と思う理由

非常に面白いし、遊べそう。そして使い勝手は良さそうなテントなのですが、外遊び屋的には「しんどそう」と思う点があります。
そこを2点紹介していきたいと思います。

設営サイズに合うキャンプ場探しが大変!

既に紹介した画像ですが

(出典:DOD公式HPより)
設営時に必要なサイズがかなり大きい!
外遊び屋が住む瀬戸内地方にはフリーサイトがそれほど多くありません。
いやあるのですが、古いキャンプ場やキャンプブームで混みあうようになってからフリーサイトだけど区画に分けられた場所があるんです。そういった場所にこのテントは大きすぎて一つのサイトでは張れないんです。
そうなると実用が難しいなぁと思っています。

ペグの数が多く設営に手間がかかりそう

外遊び屋的にファミリーはドーム型を使う事が多いです。
ドーム型なら一人で設営できるので家族が他のことをしていても全く問題ありません。
でもこの場合はペグ打ちも多くテンションでテントを立てるので一人では大変かなと思いました。
なので誰かに手伝ってもらわないと設営出来ないテントはちょっと面倒かなと思っています。

この2点が外遊び屋的に気になるところですね。
ただこれは外遊び屋のスタイルに合わない2点であって決して欠点という訳ではありません。
ふもとっぱらなどの広々したサイトが近場にあれば全く問題ないですからね。
テントも協力して家族で立てるって方も多いですから、一人で設営しにくいからと言って悪いわけではないです。
むしろ発想次第では自分たちのスタイルに合わせて設営できる楽しいテントだと思いましたね。
これがソロサイズで出たら外遊び屋の印象も全く違う物になります。

4 自在に使えるテントを紹介!

可変型タープとしても魅力的なベースアンドパッカーナですが、可変自在なタープも色々あります。
やっぱりDDタープ系はファミリーでもソロでも使う方が多いですね。
その中でも外遊び屋的お気に入りは

GOGlamping HENGEN+です。
ポリコットンで10,000円程度。タイムセールならもっと安くなります。
この価格で3.5×3.5の広さも魅力です。
ご存知の通りDDタープ系の物は発想次第で色々な張り方ができます。
GOGlampingHENGENスクエアタープTC3.5×3.5!1枚で4つのテントになる!
蚊帳テントを設置してみる
中に蚊帳テントなども入れると過ごしやすいソロテントにもなるのでお気に入りです。

また現在庭の常設タープとして使用しているのが

フィールドドアのパップテントです。
これ便利で色々なところが開くので

前後左右が開くので風通し良くインナーテント無しだとタープに、インナーテントを入れればパップテントとして使える優れもの!
画像からも分かる通り最初から二股化されているので中が広いんですよ!
かなりお気に入りです。
ちなみに今庭に常設ですが、夏にはカヤックガイドに行く場所に移設する予定です。
ガイド中はキャンプしながらになりますね。楽しそう!
しかもね。

現在セール中で5000円以下なんですよ!
いや・・・買い時ですね(笑)

5 最後に

DODの新商品「ベースアンドパッカーナ」を見てきました。
実際面白いと思います。一度色々試してみたい気もしますが、外遊び屋のスタイルには合わないかな。
でもDODはヌノイチなどタープテントでの実績も高いですからね。
触ってみるとイメージは変わるかもしれません。
誰か買わないかな。見せて欲しい(笑)

 

 



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