外遊び屋です。
北陸のアルミ細工の雄!北陸アルミニウムさん!
富山県の高岡市にあるフライパンなど調理器具のメーカーさんです。
その北陸アルミニウムの段付鍋15.5cmを購入しました!
北陸アルミニウムの段付鍋13.5cm
この感じ!旅先で一目惚れでした。
しかし一瞬の感情だけで買った訳ではありません。
ちょっと感じていた焚き火鍋への足りなさを埋めてくれる!そんな気持ちで購入です。
でもなによりこの姿!美しいですね。
今回は日本製と言えば新潟県燕三条!という傾向のキャンプ界に北陸アルミニウムさんの簡単な歴史とこのサイズの焚き火鍋として買った理由そして使用感を詳しくレポートしていきたいと思います。
まだまだ知らない事もありますが、なかなか面白い歴史です。

1 土地に根付く!北陸アルミニウムの歴史背景!

金物の町と言えば瀬戸名内地方にも兵庫県の三木市があります。
三木市産の肥後守は定評があり外遊び屋もキーホルダーの物を使用しています。

しかしこの北陸アルミニウムさんはまた違った歴史背景があるようです。

江戸時代前田氏が始めた鋳鉄加工!

伝統工芸高岡銅器振興協同組合さんのHPによりますと、江戸時代初期に前田家が呼び寄せた鋳物師がそのルーツだそうです。
日用品だけでなく仏具や美術品も作成!銅だけでなくその幅を広げていったようです。
外遊び屋が知るきっかけのとなったのは

錫製の酒器です。キャンプで使うにも風情があるのでお気に入りです。
新感覚なキャンプギア!錫のシルバーが輝く「アペリティフカップ梅」!
金属加工の町!それが北陸アルミニウムさんのある高岡市です。

北陸アルミニウムって?

なんと昭和5年に設立された会社だそうです。
1930年ですからもう少しで100年企業!すごい歴史です。
名前の通り最初からアルミを取り扱う会社だったみたいです。
「HOKUA」という表記を見ることがありますが、これが北陸アルミニウムさんですね。
キャンプ用に使えるものが無いかとリサイクルショップを回っているとみる機会のあるロゴでした。
かなり浸透している企業さんですね。歴史もあってしかも国内生産です。
う~ん!魅力的だぞ!

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2 焚き火鍋色々!感じていた「ちょうどいい」感!

焚き火鍋と言えばユニフレームの物です。

見た目が良いですね!これを焚火に入れてキャンプと思うとテンションがあがります。
また最近ではキャプテンスタッグも販売しています。

そして他にも旅館などで使う

どれも魅力的ですし、ユニフレームの物が出る前に田舎鍋を買って使っていた思い入れのある鍋です。
ユーラー焚火台
しかしちょっと感じていた不満があります。
まず使っているこの田舎鍋ですが容量が小さいんです。
使っている田舎鍋は容量が満水で1.1ℓなのですが蓋が落ち込むので実際にはもう少し少ないです。
重さは400gと取り扱い安いんですが容量の小ささが気になっていました。
またユニフレームは同じ18cmの直径でも1.7ℓと大きめ!ただ重さはステンレスの為540gまで増えます。
さらにキャプテンスタッグの物は535gとユニフレームより軽くなっていますが2.7ℓとちょっと大きい!
このサイズ感と容量の欲求を満たしてくれそうなのが北陸アルミニウムの13.5cmの段付き鍋でした。

3 北陸アルミニウムの段付鍋15.5cmの全景!

さてここで良いのが15.5cmと直径が小さい事!

北陸アルミニウムの段付鍋13.5cm
片手に乗る大きさというのが気に入っています。
他の焚き火鍋の様に弦が無いので厳密に焚き火鍋かというと分かりませんが、田舎鍋を購入して2年以上。
吊り下げたことは無いので今回は無くていいかなと思いました。
北陸アルミニウムの段付鍋13.5cm
なかに蓋が落ち込まない段が付いています。これが段付鍋の由来ですかね。
縁があることでお米を炊いても吹きこぼれが少ないでしょう。
このあたりユニフレームのライスクッカーを彷彿させますね。
さらに気に入ったのが
北陸アルミニウムの段付鍋13.5cm
この模様!昭和感もありながら叩いて伸ばした感がなんともいい感じの味が出ています。
スペックは
●サイズ(約):全幅21×奥行16.6×深さ8.5cm、ハンドルまでの高さ/10.9cm
●素材・材質:本体/アルミニウム、表面/蓚酸アルマイト加工
●生産国:日本
●板厚:1.0mm
●満水容量:1.3L
●重さ:240g
1ℓは入るのでお米が2合くらい炊けそうですが、後半の実験でやっぱり1合が適正なことが分かりました。
お米1合炊くのに180mlの水が必要なので良い感じで炊けそうです。
アルミで薄く弦が無い分240gと半分くらいの重さになっています。
持ち運びも便利ですね。
北陸アルミニウムの段付鍋13.5cm
蓋が木であることもポイントが高かったところ!
北陸アルミニウムの段付鍋13.5cm
なかなかいいでしょう(笑)!

4 北陸アルミニウムの段付鍋を使ってみる!

実際使ってみました!

熱伝導がよく2人でも使える水餃子湯豆腐!

最初は湯豆腐を作りたかったのですがこの日はガッツリ食べたいという欲求もあり水餃子と湯豆腐を発動です。
北陸アルミニウムの段付鍋13.5cm
熱伝導や湯が沸くスピードも知りたかったので炭火を使います。
この辺りはキャンプを想定して使ってみることにしました。
北陸アルミニウムの段付鍋13.5cm
アルミで厚さも厚くはないので熱伝導は良いようで湯もすぐに沸きました。
これはクッカーとして優秀かも。固形燃料でも使いやすそうです。
北陸アルミニウムの段付鍋13.5cmで出汁をとる
かつお節を入れて出汁をとったら
北陸アルミニウムの段付鍋13.5cm
餃子を投入!
そして火が通ったくらいで
北陸アルミニウムの段付鍋13.5cm
豆腐を投入!どちらも白いので見分けがつきにくいですが、真ん中に豆腐が居ます。
時間にして10分くらいですかね。熱源さえあれば冷めることなく素早く調理出来ました。
見た目もいいので、本格的に昆布出汁だけで湯豆腐をしても良さそうです。

お米を炊こうとして失敗する!

せっかくなのでお米も炊いてみたいと思いました。
しかしこの日は夫婦2人でさらに炊き込みご飯にしようとしたためお米2合を洗っています。
北陸アルミニウムの段付鍋13.5cmでお米に業を炊く
この段階でちょっと嫌な予感がしました。
しかも今回使ったのは出汁を必要とする鱧飯!
北陸アルミニウムの段付鍋13.5cmで鱧飯を炊く
分量通り入れてみると段を超えてきました。
つまり容量オーバー!
これは炊く前に失敗です。別の容器で炊きましたがお米2合は無理ですね。
よく分かりました(;^_^A

5 最後に

北陸アルミニウムの段付鍋の購入レポートでした。
なかなか風情のある感じなのでしっかり漬かっていきたいと思います。
アルミなのでIHは使えません。でも外遊び屋の場合は庭遊びも多いので大丈夫かなと思います。
今回購入したのは

15.5cmですが

ちょっと大きい18.5cmもあります。
薪ストーブの上で使うのを楽しみにしておきたいと思います(笑)

 



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