外遊び屋です。
キャンプ飯はこだわりで作っても簡単に済ませても美味しく、また楽しい物です。
しかし最近外遊び屋がハマりがちなのが、マンネリの壁。
どちらかというと調理したい外遊び屋も色々と知恵を出すのですが、
なにせ乏しいストックでどうしてもマンネリの壁が超えられません。
そんな時に重宝するのがキャンプの揚げ物!
カキフライ
アツアツの揚げ物は寒い時にも暑い時にも重宝する有難くて美味しいキャンプ飯です。
しかし油を扱うので、ちょっと危険な事もあります。
今回はキャンプで揚げ物をするときに注意したい3つの点を紹介したいと思います!
安全で美味しいの為に!

1.キャンプの揚げ物は火力に要注意!

キャンプの時のメインの火気は
焚き火
焚き火です(^^
焚き火をするためにキャンプをしていると言っても過言ではありませんので(^^
しかし揚げ物をするときだけは必ずシングルバーナーを使用しています。
というのも焚火の温度は1000℃近いとか聞きます。ちなみに食用油の引火点が350℃くらいです。
この辺りは危険物乙4の試験で学びました。
つまり、焚火で油を使っていると油が引火点に達して、燃え上がるという事が想定されます。油は大炎上です。
まぁ焚火で揚げ物をしている方は見たことは無いので、大丈夫かと思いますが、念のため第一項です。
加えて、てんぷら油の火災は水では消えません。むしろ水に浮くので燃えている範囲が広がる恐れがあります。
外遊び屋は

消火スプレーを準備しています。準備すればトラブルに合わない事が多いので念のため。
また初期の火が出たぐらいなら、素早く蓋をすれば消化できます。なので蓋付きの鍋を使用していると安心です。
油が引火点に達するのは焚火だけではないので、家と同様に火力には十分にご注意ください!

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2.揚げ物をする時には安定良い場所で!

シングルバーナーに対して揚げ物の鍋が大きい場合、バーナー安定が非常に悪くなります。
揚げ物をするときの油の温度は180℃くらいでしょうかね。
もしバーナーなどが倒れた場合、また倒れなくても中の油がこぼれた場合は、この温度が襲ってくることになります。
なので、必ず安定した場所で、安定した状態での調理をおススメします。引火する危険もありますからね。
外遊び屋の場合
SOTO ST-301
安定の良いダッチオーブンも使えるシングルバーナーSOTOのST-301を使用します。

ガスボンベも離れて置けるので輻射熱での暴発も防げます。
また

イワタニのジュニアバーナーを使う場合には
ゴトク
ゴトクを使用しています。

高さ調整出来て、色々なバーナーにも対応できますし、焚火でも使用できるので一つあっても便利かなと思います。
調理の時の安定性には十分にお気を付けください。

3.油は後片付けまできっちりと!

揚げ物の最大の課題になるのが使った後の油の処理です。
といっても今は固めるテンプルなどの油凝固剤もありますから、それで固めてゴミとして持ち帰るのもいいですし、
外遊び屋の場合は冷ましてからペットボトルに移して持って帰ります。
最後にクッカーを軽く拭いたらそれで終了で帰ってから洗うようにしています。
特にスキレットなどの鋳鉄製品を使って調理することが多いので、逆にシーズニングになるかなと思ってやっています。
ちなみにニトリのダッチオーブンが古い油の臭いが付いたときには揚げ物をして、再シーズニングすることがあります(^^;
ニトリダッチオーブンの欠点?簡単な方法で再シーズニング!」で詳しく書いています。
また「ニトリ ダッチオーブン19センチの使用感。使えるかな?」も併せてご覧ください。
油の処理は決して面倒でないのできっちりと処理するようにしています。

4.最後に 

キャンプ経験者の方には常識的な事を書いてきました。
とはいえキャンプで油物は初めて!って方もおられるので入門者向けの情報です。
これまで外遊び屋がやってきた経験をもとにまとめていますが、また思い出したり気が付いたら追記していきます。
キャンプは安全安心に!ファーストエイドのセットなんかも持っておくと良いですよ。

 



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