外遊び屋です。
全く初心者のキャンプ女子より相談が来ました。
最初のテント2人で使うのにおススメな物ないですか?
正直ちょっと困りました。なんせ
スーパーシェルター設営
こんなキャンプでニヤニヤしているアグリキャンパー。
キャンプ女子に提案できるものがあるのか?自問自答です。
しかし今まで無駄遣い・・・いや経験したアイテムは伊達じゃない事を今ここで発揮しなければ!
殆どキャンプの経験のない女子2名が簡単に扱えるテント、予算2万円程度で探していきたいと思います!

キャンプ女子初心者向けテントの定義を考える

まずは状況分析から、これまでテントはポップアップの物を使用していたそうで
設営をするのは初めてに近いとのこと。ヒアリングをした結果
①設営が簡単にできる事
②寒さに強いテントであること
③予算は2万円程度。
この3つが大きなポイントです。
寒さに強いというのは難しいですが、ポップアップに比べてというところかな。
これらの点に加えて、外遊び屋がこれまで経験した①撤収の楽さ②部品の精度③そして生地をポイントに入れます。
①収納袋!一度出すと二度と入らないかもと不安になることは避けたい。
②この価格帯では強度が不安なのでアルミかな。また中のショックコードも値段相応の物が多いので、価格で安易に妥協しない事。
③テントの生地は値段に比例します。場合によってはブルーシートに色が付いているだけの物もあるのでこれは避けたいところ。

この合計6点をポイントにしながら探していきたいと思います。

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2キャンプ初心者に強い味方!ツーリングドームLX

最初に選んだのはコールマンのツーリングドームの2~3人用のもの。
一回り小さいツーリングドームSTはヒロシさんも使うホント名品です。
ナチュラルカモを選ぶ。アグリキャンパーなりに気を使っています。
外遊び屋自身も最初はドーム型を使っていました。設営が簡単な上に風にもかなりの耐性を持ち
なおかつ、風がなければペグダウンも少なくて済みます。
また前室が広いので夜露に濡らしたくない物は中に収納出来たり、靴が濡れない事も魅力の一つ。
そして格安ドーム型テントにありがちな力を入れないとポールが差せないとか、
ショックコードが切れるといった心配がないのもコールマンを選ぶ理由です。
また内部のサイズが約210×180×110(h)cmなので荷物の多い女子でも2人分の荷物は十分に収まる広さを持ちます。
重さも5.6kgと比較的取り扱い安い重さになっています。
またインナーテントとフライシートの2重構造なので、隙間風で寒いということはないでしょう!

値段もちょうど20,000円位。

こちらが定番色。このあたりは好みかな。

女子に人気?見た目が可愛いDOD!ワンポールテントS

続いては設営が簡単なワンポールテント!オシャレキャンパーに人気のDODの物を選びました。
内部のサイズは(約)270×230×h170cmと広めです。
着替えなどは高さがあった方がしやすいですからね。
ただ高さがある分、そしてインナーテントがメッシュなのでちょっと冬場には寒い可能性があるかなと。
とはいえ3シーズン用とは書いていないので、スペック的には問題ないと思います。
重さは3.1kgと持ち運びやすい重さに加えて、収納袋は大きめに作ってあるので撤収は楽です。
またワンポールテントはホント設営が楽なので女性でも安心して立てれるかな。
ただツーリングドームのような前室は無いので靴などの撤収は課題です。中が広いので仕舞えば問題はないですが。

値段も12,800円と手を出しやすい価格です。
グランドシートはブルーシートでもいい気がしますし、

ちらっと見えたぐらいじゃブルーシートに見えないODグリーンを選ぶのも手かな。1,000円位だし。

本領発揮!フランス軍幕

ここでちょっと本領発揮!前2つはちょっと優等生を選んだのでやんちゃな子を紹介!
フランス軍の官給品の2人用テント!見た目はレトロなA型フレーム!
内部のサイズは約210 x 142 x h100 cm。今までで一番狭いです。天井が低い分保温が出来る可能性はありますが
フライシートが無いので、外気の影響は受けやすいでしょう。
また設営はちょっと面倒かな。いや慣れているキャンパーは「こっちの方が楽じゃん!」って思うんですよ。
構造が理解できてますからね。でも最初の設営は初めての方にはちょっとしづらいかな。
ちなみに重さは3.3kgと取り扱い安い物になっています。外遊び屋は好きなんですけどね~。
おススメはできないテントかな~。前室も無いので靴とか仕舞うことは考えなければいけません。

Amazonでは13,800円となっています。

予算オーバーだけど設営は楽!DODライダーズタンデムテント

予算は2万円なのでAmazonで27,000円のこちらのテントは予算オーバー!

前室も広く、跳ね上げのポール付きで使いやすい!でもそれだけでここに並べたのではありません。
ワンタッチでフライシートが広がり、インナーテントは吊り下げ式で一緒に設営できるという楽な作り!
壊れた時はちょっと面倒ですが、トラブルがなければまさに「簡単」!
前室も広く、靴や収納が出来るだけでなく雨の日にはここにチェアを出してタープの代わりとしても使えます。
タープを別で買う事を考えているならば、タープ付きで27,000円位と思えば飲み込める値段じゃないかな?(^^;
内部のサイズは(約)210×210×h115cm荷物が多くても大丈夫なサイズ!
ただ重さが6kgと今回挙げた中では最も重い仕様となります。オートキャンプなら問題ないのですが
女子が6kgはやっぱり重いかな。

 

最後に

ちょっとおさらいしておきます。

①コールマンツーリングドームLXナチュラルカモ
タイプ:ドーム型
内部サイズ:約210×180×H110cm
重さ:5.6kg
Amazon価格:18,178円
ポイント:設営◎、広さ〇、価格〇 前室にキャンプ用品や靴を収納可能。スタンダードな形。

②DODワンポールテントS
タイプ:ワンポールテント
内部サイズ:約270×230×H170cm
重さ:3.1kg
Amazon価格:12,800円
ポイント:設営〇、広さ◎、価格◎ オシャレ系テント。中では高さがあるので動きやすい。ドーム型よりは保温が効かないかも。

③フランス官給品軍幕

タイプ:Aフレーム、軍幕
内部サイズ:約210 x 142 x h100 cm
重さ:3.3kg
Amazon価格:13,800円
ポイント:設営×、広さ△、価格◎ 外遊び屋好みのテント

④DOD ライダーズタンデムテント

タイプ:ワンタッチテント
内部サイズ:約210×210×h115cm
重さ:6kg
Amazon価格:26,828円
ポイント:設営超◎、広さ◎、価格× 予算オーバーだけど設営は楽で、扱いやすそうなテント。

この4つを紹介してきました。
メーカー品なら収納袋がゆったりしているので、撤収が簡単、またアフターサービスもちゃんと対応があるので安心かなと。
最初のテント・・・思い出深いですからね。ちなみに外遊び屋は

今でも現役です(^^

 

 



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