外遊び屋です。
キャンプでは焚火を楽しみたい派のキャンパーです。
特に焚火をテントに近くで行い、寝る前までぼーっと眺めるのは最高!
しかし・・・薪が爆ぜてテントやタープに穴が開くことを恐れていました。
それを解決し納得いくまで楽しむために買った焚火に強いと言われるテント。
外遊び屋が選んだのは
炎幕DXEVO初張
テンマクデザインの炎幕DXのEVOです。
今回ちょっとハードな環境でしたが、すごい安心して使う事が出来ました。
その感じたポイントを紹介します。なるほど・・・焚火に強いとはこういう事か。
納得の一張でした。ではポイント紹介です!

1.「焚火に強い」ために必要なポイント

「焚火に強い」というために今回感じたポイントは
①風に強い
②火の粉に強い
この2点だと思いました。
焚火は風に影響を受けます。
もちろんテント自体が惰弱で風により崩壊もしくは形を変えてしまうなどの状況が起きた場合、焚火が近い場合は最悪炎上の可能性がありますね。無論設営スキルにも左右されますが、風に強いことは意識して選んだ方がよさそうです。
もう一つの火の粉に関してはこれまでの想定通りですね。
しかし今回の経験で爆ぜる時の火の粉だけでなく、風で巻き上がる火の粉にも注意が必要だと思いました。

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2.焚火テントの選ぶポイント①自重

正直今まで自重の重いテントは避けてきました。
理由は外遊び屋が元々カヤックでのキャンプから始めたため、重い=積載が困難というイメージがあるからです。
オートキャンプもするようになった今でもやはり持ち運びに力のいる重いテントはやはり面倒でしかない存在でした。
しかし今回で見る目線が変わりましたね。
テントの自重は生地の頑丈さにも関わりがあるし、重い分風に対する耐性も高いことを実感しました。
設営時周りのテントが風で飛ばされる中、自重がある炎幕DXEVOは煽られるものの転がるまで行きませんでした。
設営しても同じく周りのタープが簡単にあおられる中でもうずくまった甲冑武者のように安定感を発揮。
なるほど・・・自重があるだけでこれほど安定する物なのかと実感しました。
重い事は悪い事ではないですね。ホントに!
ただ重すぎるのも不便だし、重い理由がポールとか他の要因だと意味が無いのでこの辺りの識別は必要ですね。

3.焚火テントの選ぶポイント②補強しやすさ

炎幕DXEVOはパップ風テントなのでポールにロープが掛けやすいというメリットがありますね。
今回も風が強かったので・・・
テントのロープを増やす
跳ね上げ部分のロープを2本に増やしてテントを安定させました。
この1本が簡単につけれるかどうかもまたポイントかなと。
フライシートなどの輪っかにロープを通してペグダウンのものも多いですが、あのタイプはちょっとロープが増やしにくいんですよね。
カラビナ付けたら解決なんですけどね(^^;
このあたりは設営スキルや経験とも関係してくるので一概に言えませんが外遊び屋的にパップ風の跳ね上げのテントは細工しやすいんです(^^

4.焚火テントの選ぶポイント③防風機能

これは今回のEVOで優秀だな~って思いました。
それが・・・
煙幕のサイドウォール
こちらのサイドウォール!
いままで使っていたスーパーシェルターは
スーパーシェルター設営時
無かった機能なので余計にその効果の絶大さを感じました。
このウォールのお陰で風を巻き込みにくくなりましたね。
テントの後ろから風を受けるように設営していましたが、吹き抜ける時の風がサイドからテントに巻き込むという事はありませんでした。
この時使っている焚火台も風に強いとん火であることも大きな要因ですが
とん火の画像
ほぼ風にあおられて火の粉が上がるという事はありませんでした。
火の粉が上がりだすと危険で焚火が継続できなくなりますからね。
このサイドウォール良い仕事をしたと思います。
加えて夜中にヒョウが降るというアクシデントもありましたが、このサイドウォールのお陰もあり、跳ね上げ下は殆ど濡れませんでした。
このアタリもさすがだな・・・。そう思いましたね。
しかし・・・このヒョウが思わぬトラブルへ!
それもEVOは耐えてくれました。

5.焚火テントの選ぶポイント④火の粉に強い生地

これはみなさんの指摘の通り!火が爆ぜ火の粉がついてもすぐには燃えない生地のコットンやポリコットンは焚火近くで使えるありがたい生地ですね。
あ・・・すぐ燃えないだけで燃えますよ。そこは間違いなく燃えます(^^;
ただすぐに払えば、殆ど焦げが残らないくらいの話だと思ってください。
今回は少しテントから離して焚火を行っていました。あまり爆ぜることもなかったので近くにはいたんですね。しかし!
ヒョウが降ることで状況が一転しました!
おそらくヒョウのせいだと思いますが急についた水分で薪がすっごい爆ぜだしました!
跳ね上げ下に避難していたので少し離れていましたが凍の爆ぜるのがテントまで届きそう(^^;
これはポリのスーパーシェルターなら焦っていたでしょうが、そこは跳ね上げがコットンのEVOはちょっと安心していられました。
この冷静でいられるところも備えあれば憂いなしといったところでしょうか(^^

6.焚火に強いと言われるテント!

今回外遊び屋が購入してその実力を実感したのが

既に販売終了が決まっておりそのお陰で現在お値段が1万円下がって20,000円ちょうど位になっています。
売り切れ次第終了というのは悲しい限りのお話ですよ。
また購入をEVOにするか迷ったもうひと等のテントが

サイドウォールもあるし、しかもインナーテント付きなのでこれ一つ買えばほぼそろうんですね。
開放的にもなるのでかなり悩みました。素材はポリコットンでお値段も20,000円とこれだけ着いてならお得だな~!
ただ・・・残念なことに人気過ぎて納期が遅い!!状況も状況なので仕方ないですね。

もう一つ外遊び屋のEVOの上位機種といったところでしょうか。
スカート部分以外はコットンで出来ています。そのせいもあり重量もEVOのり1kg増の7.6kg!重い!!
しかしすべてがコットンなので夏場の日よけにも力を発揮してくれるでしょう。加えての結露の少なさはコットンの実力!
しかしお値段がEVOの倍の40,000円と流石のお値段です。
EVOの良さを知った後なら・・・これも良かったな~って思ってしまいましたね(^^

7.最後に

今回は色々体験したキャンプだったので体験談込みの記事でした。
焚火に強いといろいろ言っていましたが、使っていくと経験が増えるな~って思いました。
いや・・・どれもそれなりに経験し、想像できる範囲の話なんですが「なるほど。こういう事か!」って腑に落ちるのを感じるんですよね。
学問をやっていた時もこういった感覚が楽しかったな~って思いだしましたよ。
炎幕DXEVOについては色々気付いたところもあるので後日専用にレビューを書きます。
まだまだ夜は寒いのでしばらく焚火キャンプが楽しめますよ(^^

 

 



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