暑い日々が続きますが、気づけば秋はもうすぐそこ。
少し肌寒くなってきた夜に楽しみたいのが「熱燗」と「おつまみ」。そんな贅沢な時間をより楽しくしてくれるギアが、テンマクデザインから登場しました。

その名も NOKANROMAN(ノカンロマン)。名前からしてワクワクしますよね。今回は、野燗炉という文化と、この新作ギアの魅力をじっくり見ていきます。

1 野燗炉とは?

 

「野燗炉(のかんろ)」とは、外で燗酒を楽しむための道具。
炭火を使い、上ではおつまみを焼きながら、下ではお湯を温めて日本酒を燗するというスタイルです。
江戸時代から松ぼっくりで使われたりする伝統的なアウトドアギアです。

キャンプの焚火やバーナーでお酒を温めるのとは違い、炭火のじんわりとした熱でお酒を育てるように温められるのが特徴。昔ながらの酒飲みの知恵ともいえる道具です。

「焚火を前に、熱燗と焼き物を同時に楽しむ」。これこそ秋冬キャンプの醍醐味ではないでしょうか。

スポンサーリンク

2 テンマクデザイン「NOKANROMAN」の魅力

今回発売されたNOKANROMANは、現代版野燗炉ともいえるキャンプギア。見た目はコンパクトながら、ステンレス製で高級感があり、使い勝手にもこだわりがあります。

主な特徴

  • 炭を下に入れて水を温める

    本体に水を入れれば、炭火の熱でじっくり温められ、お燗が可能。

  • 網の上でおつまみを焼ける

    焼き鳥やスルメを炙りながら、同時進行で熱燗ができる。

  • 高品質ステンレス(SUS304)使用

    錆びにくく、長く愛用できる。

水温上昇の目安

  • エコココロゴス・ダッチチャコール6使用時

    • 約15〜20分で水温60℃

    • 約30分で90℃

日本酒にベストなお燗温度(40〜50℃)にするのにちょうどいい時間感覚。待っている間につまみを焼けば、最高の時間が完成します。

3 今使っている野燗炉:B-6君プラス燗グリル

実は私自身も野燗炉スタイルを楽しんでいて、今愛用しているのが 笑’sのB-6君カン(燗)グリル

折りたたみ式でコンパクト。B-6君の拡張パーツとして楽しめるのも魅力。

正直これで十分満足しているのですが…テンマクの新作はデザイン性や質感が圧倒的に違うんですよね。

4 比較表

 

項目NOKANROMAN(テンマク)B-6君燗グリル(笑’s)
材質ステンレスSUS304ステンレス
特徴おつまみ焼き+熱燗専用コンパクトで汎用性高い
温度調整炭火でじっくり(60〜90℃目安)炭火、バーナー併用可
デザイン高級感ありミニ焚火台の拡張感
価格帯やや高め比較的手頃

5 まとめ

 

結論として、手軽さ重視ならB-6君、雰囲気と所有欲ならNOKANROMANという印象です。

テンマクデザインのギアはやっぱり「キャンプの時間をちょっと特別にしてくれる」魅力がありますね。

秋の夜長、焚火のそばでおつまみを焼きつつ、熱燗を片手に過ごす…。想像しただけで欲しくなってしまうのは私だけじゃないはず。

「これは欲しいかも!」と心をくすぐるギアでした。


Q&A

Q. バーナーでも使えますか?

→ 基本は炭火前提ですが、小さめの固形燃料でも使えます。

Q. 日本酒以外でも楽しめますか?

→ 焼酎のお湯割り用のお湯を作るのにも最適です。

Q. 手入れは面倒?

→ ステンレス製なので洗いやすく、錆びにくいです。

 



スポンサーリンク