焚き火じゃなくて、今日はランタンの灯り。
ランタンの灯りでお酒を飲む。新しいランタンも好調!

ぼーっと灯る小さな炎の向こうにあるのは、パック酒と錫の盃。
錫の器はいい。
割れにくいのでアウトドアで持ち運びやすい。
さらに抗菌性ももあるとか。まさにアウトドアにうってつけの器!
なにより!

このいぶし銀!

魅惑的な色に雰囲気がいいのもお気に入りのポイント!

器はお気に入り。そしてこだわりの器!
でもこう思う方も多いのかも。

「器こだわってるけどパック酒って・・・(笑)」

ふっ!これもこだわりなのだよ!

というのも先日訪れた造り酒屋さん。
色々お話をさせていただき、帰る時に「御社で熱燗におススメなのはどれですか?」と聞きました。
その取締役さんが迷わず答えたのが「パック酒ですね。贈答用って感じはないですがいい味ですよ」
お土産にと考えていた自分。
一応便の物を選んだもののこの自信をもってパック酒を推してくるあたり。

かっこいい

そう思いましたね。
勝手なイメージですが、パック酒は安いお酒で味をあまり期待しない物という感覚でした。

しかし!

そうではない!
なんせもっとも手に取られる価格帯で販売されているお酒です。
そこが「美味しい」と言える姿!

惚れましたね。

外遊び屋のグルメのバイブル漫画「美味しんぼ」ではまるでパック酒は作り手の心の無い物のように扱っていました。

そうじゃないんだ!

思えば当時そう心から叫んだ作り手は多かったのかもしれません。
そして・・・

確かにウマイ!!

先入観とか思い込みとか、そんなのを外して飲む。

やっぱうまいな~!

それから地酒のパック酒に俄然興味を持つようになりました。
「自分たちが日本酒文化を支えている」
パック酒にはそんな意気込みを感じるようになったんです。
無論量を飲まないからパック酒は飲みきれないって人もいますから、みんなに「これがいいよ~」っていう気はありません。

でも!
このパックに込められた想いに想像をめぐらした時、この一杯がキラキラした味に思えるんです。

まるで焚火の向こうの闇の中に思いを馳せるかのように。
アウトドアのお酒。
自然にも、酒にも思いを傾ける時間・・・。

今宵も酒がすすむ(笑)

 



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