外遊び屋です。
キャンプ歴が長いといろいろなキャンプギアの栄枯盛衰を見ます。
な~んてことはありません!
この数年のキャンプブームが凄かっただけで基本的に栄枯盛衰を感じさせるほどキャンプギアは手軽に作られていません。
作り込まれたキャンパーの結晶!
それこそがキャンプギアなのです。
しかしキャンプブームの凄かったところが転売ですね。
その一つにトランギアのメスティンがあります。
今でこそ色々なメーカーそしてDaisoなどからもメスティンが出ていますが、当時はトランギアだけに近い状態でした。
その値段が1万円を超えていましたね。ちなみに2,000円ほどのギアです。
凄かった。
今メスティンを使っていると「今更?」なんて目で見られることもありますが、メスティンはいいクッカーなんですよ。
正直ブームに乗って買って使わなくなった人に言われたくない優秀なギアです!
そんなメスティン。
やはり人気は衰えなのか形を変えてちょっと魅力的な物があります。
それがパーゴワークスさんのトレイルポットS900!売り切れ続出のクッカーの様です。
見てみると「メスティンが進化した?」
そんなクッカーです。本日はこのパーゴワークス トレイルポットS900を詳しく見ていきたいと思います。
【外遊び屋】
自然体験施設やキャンプ場勤務を経たシーカヤックガイド。
小豆島を一泊二日で漕破するカヤッカー!
雑誌「カヌーワールド」取材協力。
キャンプブログは2017年8月より毎日更新。
500記事を超えるキャンプギア使用レビュー作成と使用経験を持つライター。
1 メスティンって固有名詞じゃないよ。
キャンプギアでたまに問題になるのがギアの真贋問題!
確かにコピー商品で意匠登録などに抵触している物もあるようです。
でもこの見分けって難しいですよね。
その商品の意匠登録が切れているかどうかて見ないですやん(;^_^A
因みに「メスティン」はいわゆるお米を炊くギアで商品の固有名詞ではないそうです。
「トランギア以外は偽物だ!」
という訳ではないようです。
今回のパーゴワークスのトレイルポットS900もメスティンの偽物ってわけじゃありません。
いや見た目もかなり違うのでメスティンと言っていいかも微妙なところです。
でも第一印象はメスティンかな。次項で詳しく見ていきます。
2 パーゴワークス トレイルポットS900とは?
それでは全貌を詳しく見ていきましょう!
ビジュアルを確認してみよう!
こちらが商品画像!
メスティンみたいでしょ?(笑)
ただ丸みがある事、そして色味が違う事、この二点でかなりイメージが変わってきます。
なかなか楽しい機能美!
ハンドルが開き式なので安定も良さそうですね。
このタイプのメスティンも発売されています。
また蓋にはリングが付いていて取り外しがし易いという事があります。
調理中熱くても手袋や火ばさみで開けやすくなっています。
そしてもっとも魅力を感じるのがこちら!
OD缶が中に入る深さがあります。
メスティンってOD缶が入るイメージが無いのですがこちらはしっかり収まります。
ここがね~。今回いいな~って思ったポイントです。
スタッキングが綺麗にできるってなんか心に残るんですよね。
ぱっと見はメスティンですが細かい機能美が追加されています。
3 基本スペックと最大の問題!
最後の数字的スペックを確認します。
【スペック】
■サイズ:156×107×80mm
■素材:アルミニウム
■重量:225g
■容量:満水容量900ml
■付属品:メッシュバッグ
■内面加工:フッ素樹脂塗膜処理
■外面加工:アルマイト
サイズ感がいいんですよね。900mlと扱いやすい大きさだし。
ソロ用のクッカーとしていいサイズです。かっこいいですしね。
しかし最大の問題があります。
お値段7,000円越え!
くぅ!いいものだとはわかるのですが、ちょっと勇気が要りますね(;^_^A
ちなみにちょっと大きくスタッキングできる1200も販売中!
いやいいものなのは分かるんですよ。そして魅力的です。
しかしこれをセットで揃えるとなると17,000円になるわけでちょっと気合のいる値段です。
ううむ!欲しいけども・・・・
4 総括!
高いと思うかもしれませんが、理由のあるお値段です。
なので自分の価値観とどうかというところですね。
ううむ。確かに欲しい・・・。
でもちょっと外遊び屋の価格帯ではないかな~。
ガス缶が入るとこなんてかなりポイント高いんですけどね~。